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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第二章:放課後のラグナロク/太陽のSURVIVE
  MirrorⅡ:狐の警告/主神の訪問

俺は英雄派たちの構成員を捕縛し専用の機関に転送した後ティナと二人で帰っていた
他のみんなはそれぞれ用事があるらしくばらばらに別れた

「それにしてもお兄さん…世界中で暴れている英雄派の神器使い、
一体禁手化(バランスブレイカー)を集めて何をするんでしょうか?」

「俺にも正直そこまでつかめていない…それに判断材料が少なすぎる
だがおそらく世界規模で起こそうとしているのは確かだ…まぁ地道に頑張るしかない」

それにしても本当に英雄派の動き目的が一切わからない…
だが、あいつらが仲間を傷つけるなら容赦なく、迎え撃つだけだが

「それにしてもお兄さんと二人っきり…うれしいです」

「そうなのか?まあ喜んで何よりだ」

ティナは本格的に俺とイッセーの家に住み始めた、最初はあまりみんなとなじめていないが
今じゃアーシアやオーフィスと仲良くやってる

「おや、ついに異世界の戦士様も女に手を出したか…しかも幼女とは……
おぬし、ついに犯罪に手を染めおったか?」

すると久しぶりに聞いた声がした。

「また、お前か…羽衣狐。それとこいつは俺の使い魔だ」

そして目の前の電柱からいつもの服装をした羽衣狐が出てきた

「敵ッ!?」

ティナが突然現れた羽衣狐を見ると身構える

「大丈夫だティナ。こいつは敵じゃない」

俺はティナに事情を軽く説明するとティナは警戒を解いた

「それでどうじゃった?英雄派の構成員は?」

やっぱり羽衣狐だったか…まったくあの時どこかで見ていたなこいつ

「まあ、そこそこだよ…だがまだ抜けないのか?禍の団(カオスブリゲート)?」

「できれば早く脱退したいのじゃが…まだ正確な情報がつかめてないのでのう
じゃがもしかしたら脱退せざる負えない状況に近い時間なるかもしれんのう」

「一体どうゆうことだ?」

まさか、諜報活動が英雄派に気づかれたのか?

「おぬしが今考えている通り妾は今疑われておってな…正直正体がばれるのも
時間の問題になっているのじゃ…じゃがばれるまで情報をできるだけ集めるつもりじゃ」

やっぱりか…できればこれ以上危険な橋は渡ってほしくないが、

「フフッ…心配せんでもよい…妾はこれでも強いからな。
それとよく聞いておけ翔一、おそらくじゃが近いうちに北欧の勢力…
アース神族のほうで何か起きるかもしれぬ」

「爺さんのところか…どうゆうことだ?」

禍の団(カオスブリゲート)のアース神族襲撃で今は相当気が立っているのじゃ。
この状況下で、どの神が行動を起こすか分からないからのう。だから十分に気をつけるのじゃぞ?」

北欧の勢力で何かが起きる。どうしてかわからんが…俺たちのところにも
影響が来そうだな……一応警戒はしておくか…

「一応、情報提供してくれてありがとうな。だがなぜに俺にやたらと親切なんだ?」

「フフッ…それはおぬしが考えることじゃ…ではまたどこで会おうぞ…妾の英雄様」

最後の部分は聞き取れなかったが別れた音また電柱の影の闇に消えていった

「お兄さん…あのお方は一体?」

「まあ、簡単にゆうと俺たちの見方だ。あ、それとここで羽衣狐にあったことは
内緒にしてくれ……一応あいつは今は俺たちの敵ってことになっているからな」

「わかりましたお兄さん…それよりも早く帰りましょう♪」

「ああ、」

そしてティナが俺の手を握り一緒に帰った





さて数日前羽衣狐の忠告を受けて警戒していた俺だが………

「ほっほっほっ、久しいのうグレモリー眷属」

どうやら羽衣狐の忠告したシナリオがこの爺さんの訪問によって現実になりそうな気がする…
まずはなぜ日本に…そしてなぜうちに来たのかを聞こう

「で、オーディンの爺さんなぜ日本ににそしてなぜうちに来たんだ?」

「いやなに、ちょっと日本に用があっての」

まったく、テロが起こっているこの時期に勢力のトップが出歩いて良いのか…
まあ、ロスヴァイセさんとまたオーディンの爺さんの指名でラケルがいるから問題はないが…

「粗茶ですがどうぞ」

部長が笑顔で爺さんにお茶を出すが…奥のほうでイッセーが体育座りで
ぶつぶつと何か言っていた…何が起きたか一回イッセーに聞いたが、
思い出したくない…とゆう一点張りで話してはくれなかった

「構わんでいいぞい。しかし、相変わらずでかいのぅ」

この爺さん学習していないのか?また二人に


スパァァァァァァァァァァン!!!!


案の定おロスヴァイセさんとラケルのどこから出したかわからない
巨大なハリセンで見事にたたかれていた

「あらら、オーディン様?いい加減にしてくださいね…フフッフ♪」

「オーディン様!魔王ルシファー様の妹君なのですよ!もっと慎んでください!」

ロスヴァイセさんも毎回爺さんをさばいていてあきれていて、
ラケルも笑ってはいるが、雰囲気ではとてつもなく黒いオーラを出している

「まったく堅いのぉ。わしだって乳ぐらいまた見たくもなるわい。そっちの龍王ちゃん
のも見事じゃのう」

「一体何が見事なのだ?翔一?」

なぜだ…龍王最強であるお前がなぜセクハラ爺さんの視線に気づかないんだ…
ちょっとは気づけよ…まさか、俺がこいつをダメにしているのか……

「オーディン様!」

「分かっとるわい。こやつはわしのお付きのヴァルキリー」

「ロスヴァイセと申します。日本にいる間、お世話になります」

「で、隣にいる金髪の子は」

「どうもラケル・マルメイアと申します。前の自己紹介の通り金龍君です」

そしてお互いの自己紹介が始めるみんな
そういえばディオドラの一件の時はかなり慌てていたからな

「いまだに彼氏も作れん生娘ヴァルキリーじゃ」

爺さん…今の情報必要か?いい加減にしないと俺も鉄拳制裁するぞ?

「そ、そ、それは関係ないじゃないですかぁぁぁぁっ!私だって
彼氏作りたいですよぉぉぉぉ!でも私の好みの人はいませんし!
先の人生だって明るい男性がいいんですよぉぉぉぉぉ!
どうせ彼氏いない歴=年齢のヴァルキリーですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

ロスヴァイセさん、なぜか途中から自虐になっていますよ……
それに理想の彼氏像高望みしすぎだと思うが。

「爺さんが日本にいる間、俺達で護衛をすることになっている。
バラキエルはバックアップ要員だ。最近は忙しくてここに居られるのも限られているからな。
バラキエルは俺の代わりにお前らを見てくれる」

「よろしく頼む」

アザゼル先生の紹介で、言葉少なく挨拶したバラキエルさん。
この人が朱乃さんの父親か…・・少なくとも強いのはわかる…

「………」

だがいつも笑顔の朱乃さんが笑っていない
やっぱり深い溝見たいな物があるのかもな……むやみに詮索するのは止そう

「君か?異世界から来た戦士、龍華翔一君は?」

「は、はい」

すると不意にバラキエルさんが話しかけてきた。

「なるほど…君はいい目をしてる。それに数々の艱難を乗り越えた者しか見られない
強くそして物事をしっかりとらえる目をしている。」

「そうですか……」

なぜか褒められた……まあ悪い気はしないがな・

「にしても爺さん、来日にはまだ早いんじゃないか?予定ではもう少し先の筈だったんだが…」

「まあの。じゃが、我が国の厄介事…… というよりも厄介なもんにわしのやり方を批難されてな。
事を起こされる前に早めに行動しておこうと思ってのぉ」

なるほど…これで羽衣狐が言っていた、ひと騒動が起きることは確実になったな
それにしても英雄派が出てきて以来、この世界の各勢力たちが次々と被害にあっているな…

「それよりもアザゼル坊。どうも禍の団(カオスブリゲード)は禁手化《バランスブレイク》
できる使い手を増やしとるようじゃが…… あれは希有な現象と聞いたんじゃが?」

「ああ、レアだぜ。どっかのバカが手っ取り早く禁手化(バランスブレイク)を乱発させようとしてるのさ」

そういえば羽衣狐は例の禁手化(バランスブレイク)について何も話していなかったな…
あいつもいあそこでは今危うい立場にいるからな…まあ、またあいつからの情報を待とう

その後、爺さんはアザゼル先生と共に夜の町に向かい、
お付きのロスヴァイセさんとラケルはそれについていった。

朱乃さんとバラキエルさんも色々あるらしく、別の部屋で話し合うそうだ。

何も問題がなければいいんだが





 
 

 
後書き
どうも天の道です。

すみません…最近仕事が忙しく毎日更新するのが無理になりました…
何とか仕事の合間を縫って書いていたんですが、中々終わりません……
ですが最低でも十日に一話は更新しますので、よろしくお願いします 
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