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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第十四話 真のエクスカリバーと究極の聖剣

 
前書き
今回遂に・・・・遂に〝アイツ”が登場します!!! 

 
似非カリバ―を天の助が破壊しイッセー達が家に帰ってから数十分後、ボロボロのイリナを抱えた堕天使のオッサンがイッセー邸に現れた

「誰アンタ?」

「イッセー君、アレがコカビエル様よ。」

イッセーの疑問にレイナーレが答えた直後コカビエルはイリナを放り投げる

「イリナ!!?しっかりしろ!!誰にやられたんだ!!!?」

「俺以外にいると思うのか人間?」

「ほら仙豆だ、これを食べるんだ。」

そう言いながらイリナに一粒の豆を食べさせるとあら不思議、ボロボロだったイリナの体が一瞬で治癒されたのであった

「な・・・・何をしたんだ貴様!!!?」

「仙豆食わせただけだよ・・・・さて、人の幼馴染にこんな事してただで済むと思ってないよなコカルビー13世?」

「俺の名前はコカビエルだ!!!!・・・・・小僧、サーゼクスの妹が根城にしている学校に来い、そこで貴様を血祭りにあげてくれる!!!!」

そう言ってコカビエルは去って行くのだった

「やれやれ、そんじゃ駒王学園に行くとするか。」

「おうよ!!」

「わかったぜ。」

そうしてイッセー一行とイリナは駒王学園へ向かうのであった













-駒王学園-

「あ、生徒会長。」

「・・・・・一誠君、随分早い到着でしたね。」

若干引き攣った表情でそう言うソーナ

「善は急げと言うでしょ?それじゃあ通りますね。行くぞ首領パッチ、天の助。」

「「アイアイサー!!」」

そうして我らが三バカは結界を素通りして学園内に入るのであった

「・・・・・一体何なんですか彼は?」

「私にも何が何だか・・・・・・・」
















「待たせたな諸君。」

「小僧、貴様どうやって此処まで来た?アレからまだそんなに時間たってないと思うが?」

驚きを隠せない表情でそう問うコカビエルの下では先程のバルパーとやらが首領パッチと天の助に破壊された2本を除いた4本の似非カリバーを融合させていた

「リアス先輩たちはまだか・・・・・しかしアレって・・・・・ああ、似非カリバ―か。」

「貴様!!似非カリバーとは何だ!!!これこそ砕けたエクスカリバーを再統合した真のエクスカリバーだ!!!尤も、2本は既に失われ残る1本も行方不明で完全とは言えないが。」

「どっちにしろ似非カリバーである事に違いないだろ?」

「何なんすかぁ?さっきから似非カリバー似非カリバーって、これが偽物って何で言い切れるんすかアンタ?」

隣のフリードがそう問いかけたのに対しイッセーは



















「だって本物のエクスカリバー持ってるから俺。」

そう答えるのであった














『・・・・・・・・・・ハァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!?』

その発言に対しコカビエル一行と何時の間にか到着していたオカ研メンバーとゼノヴィアの驚きの声が響くのであった

「ど・・・・・どういう事なのイッセー!!!?本物のエクスカリバーを持っているって!!!!!?」

「そんな・・・・・僕達は偽物の為に犠牲になったっていうの!!!!!?」

「馬鹿を言うな!!!!!貴様がエクスカリバーを持っている証拠が何処にあると言うのだ!!!!!!!」

口々にそう叫ぶ面々に対してイッセーは

「仕方ないな、今呼ぶからちょっと待ってくれよ。」

そう答えスマホを取り出し何処かに電話するのだった

「もしもしエクスカリバー?俺だけど今すぐ来てくれね?・・・・・・・・ずべこべ言ってねえでさっさと来やがれこの穀潰しが!!!!!」

イッセーがそう怒鳴って電話を切ったその時、彼の隣に凄まじい光の柱が出現したのであった

「な・・・・・何この強大な聖なるオーラは!!!!!?」

「何が・・・・・何が来るというのだ!!!!?」

口々に叫ぶリアス達をよそに光は収まりそこから・・・・・・シルクハットと杖を持ったショボそうな生物が姿を現すのであった

『・・・・・・・・・・・・何コレ?』

イッセー一行以外がそう言うと

「何だ貴様ら?この私を知らんのか?私こそがかの〝エクスカリバー”だぞ。」

エクスカリバーと名乗った生物の答えに唖然とする一同

「貴様が・・・・本物のエクスカリバー?」

ゼノヴィアがそう呟くと

「おいお前、好きな数字は何だ?」

唐突にエクスカリバーがそう問いかけて来た

「好きな数字?そうだな・・・・・・「ヴァかめ!!私の伝説は12世紀から始まったのだ!貴様に決定権など無い!!!!」いや、貴様が聞いてきたんじゃないか。」

「ヴァかめ!私の伝説h」

「話長えよ!!!!」

バキィッ

「ゴパァアアアアアアアアアッ!!!!!」

『えええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!?』

エクスカリバーが喋り出したまさにその時、突如イッセーがエクスカリバーを殴り飛ばすのであった

「どんだけ長話すりゃ気が済むんだよ!!!!校長かお前は!!!!!」

「お、おいイッセー、私の話は最後まで「シャラァアアアアアアアアアアップ!!!!!」グボァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」

エクスカリバーがイッセーに文句を言うよりも早くイッセーのレッグラリアットがエクスカリバーに炸裂した

「甘えてんじゃねえ!!!!!!」

『理不尽すぎる!!!!!!』

「ゴフッ、全く・・・・・〝私を使う上で守ってもらいたい1000の項目”を1つも守らないのはお前ぐらいだぞイッセー。」

「俺は厳しいからな。」

「・・・・・・・イッセー君、そのエクスカリバーとは何処で知り合ったのかな?」

意を決してイリナがそう問いかけると

「ああ、コイツとは去年の〝紅茶を優雅に飲む大会”で優勝を争ったのが出会いだよ。」

『そんな大会があるのかよ!!!!!!!?』

「決勝は大会史上熾烈を極める試合となり最終的には僅差で俺が優勝したんだ。んでそれが縁でコイツと親しくなったんだよ。」

イッセーの説明に唖然とする一同だったが

「み・・・・・認めん、そんなショボい生物がエクスカリバーなどと認めるものか!!!!!フリード、あのショボい生物をエクスカリバーで切り捨ててしまえ!!!」

「合点!!!!」

そう言ってフリードが統合似非カリバーを手に持つのだった

「ほう、そんななまくらでこの私を切ろうと言うのか?だが生憎私は今から睡眠前のティータイムの時間なので相手などしてやらんぞ。」

そう言ってエクスカリバーはティータイムの準備に取り掛かる

「生憎だがお前の相手は俺だぜキチガイ神父。」

そう言いながらイッセーは懐の何かを掴む

「ちょっと待ってイッセー君!それは僕が・・・・・」

「〝ドンパッチソード”!!!!!!!」

佑奈が言うよりも早くイッセーはドンパッチソードを取り出すのであった

『ネギだああああああああああああああああああああああああ!!!!!!』

心の中でそうツッコむリアス達だったが1人は違っていた

「ま、まさか・・・・・・・こんな所でお目に掛かれるとは・・・・・・・・伝説のドンパッチソード!!!!!!!!」

「あのネギを知ってるのかバルパー!!!!!!?」

バルパーの言葉に驚くコカビエル

「コカビエル!!!堕天使幹部の貴様が知らないとはどういう事だ!!!!アレこそエクスカリバーを含めた全ての聖剣の頂点に君臨する究極の聖剣ドンパッチソードなのだぞ!!!!!!!」

『アレが!!!!?どう見てもただのネギだろ!!!!!!!!』

バルパーの説明に突っ込むイッセー一行以外の面々

「いい加減にしやがれこのクソヤロウがぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!今度こそテメエを肉片になるまで切り刻んでやらぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

遂にブチ切れたフリードがそう叫びながらイッセーに斬りかかるが

「無駄無駄無駄無駄無駄ぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!そんななまくらで勝てるわけないだろうが間抜けがぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

正に斬りかかろうとしたフリードに対してドンパッチソードで素早く斬りかかった次の瞬間








バキィイイイイイイイイインッ

ズバァアアアアアアアアアアアアアアッ

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッス!!!!!!!!!!!」




『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハ?』

統合似非カリバーは粉々になりフリードも切り捨てられたのだった

「エ、エクスカリバーが・・・・・・・・私の研究が!!!!!!」

「エ、エクスカリバーが・・・・・・・・・ネギに負けた?」

「ハ、ハハハ・・・・・・・・・あんなものの為に僕らは・・・・・・・・・」

リアス達は信じられなかった・・・・・・・・・・彼女らが知るエクスカリバーが偽物で本物はあんなショボい生物、挙句の果てに統合された似非カリバーが今ネギに負けたのだから 
 

 
後書き
今回は此処までです!!これで支配の聖剣以外の似非カリバーは全滅となりました・・・・・・・恐るべし聖剣ドンパッチソード。それでは次回もどうぞお楽しみに!! 
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