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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
   MirrorⅪ:赤龍帝の激怒/赤と鏡のSTRIKE VENT

ついに…… ついにここまで来た。
神殿の最深部、ディオドラが待ち受けている場所に、ようやくたどり着いた。

「アーシアァァァァァァァ!!!!」

イッセーが叫ぶ。
アーシアは、何かの装置に張りつけにされていた。

アーシアはいる……しかし翼が見当たらない…

「ようやくご到着だね、グレモリー眷属の諸君」

装置の下のの王座みたいな椅子に座っていて
歪んだ笑顔を向けながらこっちを見ていた…

「……… イッセーさん?」

イッセーの声を聞いてアーシアがこちらに顔を向ける。

…… 酷い顔だ…… 相当泣いていたんだろう。
ディオドラめ……ん?俺は装置の左側を見るとそこには翼がいた

「翼大丈夫か!?」

「ああ、神器が封じられているが問題ないだがアーシアのほうが…」

翼は真実を聞いていても無事のようだ…だがアーシアのほうが精神的に
ダメージが大きいだろう

「お前…… アーシアと翼に全部話したのか?」

俺の問いに、ディオドラはゲスな顔でにんまりと微笑んだ。

「勿論全部話したさ。君達にも見せたかったな。
全部、僕の手のひらで動いていたと知ったときのアーシアの顔は本当に最高だった…けど
やはりお前が…あの時邪魔したおかげで翼はいい表情にならなかったけどね」

こいつ…今の状況を楽しんでいるな…

「でもまだ足りないと思うんだ。まだアーシアには君達という希望があり、
翼には龍華翔一とゆう希望がある…しかし君たちを殺せば君達のせいで大分計画は遅れたけど、
やっと僕の手元に帰ってきた。これで楽しめるよ」

「黙れ」

イッセーがこれまでにないほどの声音で言い放つ

今までに無いぐらいキレてるってことか、イッセー。

「二人ともまだ処女だよね?お古は嫌だな。あ、でも寝とるのもまた楽しいかもしれ―――」

「黙れェェェェェェッ!!」


『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!』


ここでイッセーが完全にキレた。
禁手(バランスブレイク)を発動させて赤龍帝の鎧を身に纏い、ディオドラに突撃していった。

『ディオドラァァァァァァァッ!! てめえだけは!! 絶対に許さねぇ!!』

「アハハハ!すごいね!でも僕は新たなボスからから貰った蛇があるから、君なんて瞬殺――」

ディオドラは最後まで喋る事は出来なかった。
何故なら既に殴り飛ばされていたからだ。

「……… がっ」

「部長…… 良いんですか?」

「皆で行きたいけれど…… 今のイッセーは誰にも止められないわ。そう言う翔一はどうなの?」

「俺も行きたいところですが…今回はイッセーに譲ります…恐らく
お礼状に切れていますから…」

吹き飛ばしたディオドラにイッセーは訊く。

「瞬殺がどうしたって?」

ディオドラは拳を打たれた箇所を押さえながら、余裕の無い顔で後退りしていた。

「こんな筈は無い! 僕は上級悪魔だ!現ベルゼブブの血筋だぞ!」

そのベルゼブブのアジュカ様を裏切ったのは何処のどいつだよ……!
結局裏切って、窮地になればそれか…クズが

「君の様な下等で下劣で下品な転生悪魔ごときに気高き血が負けるはずが――― がはっ!!」

更に言い募るディオドラに、イッセーは更に一撃を加え、ディオドラは地面に倒れた。

「勝負あったね」

「ああ、素晴らしい一撃だな」

そして俺たちはアーシアと翼の拘束器具を外しに行く

「アーシア!翼今開放するからな!」

そしてアーシアと翼の処に行きイッセーが拘束器具を壊そうとするが

「フン!」

「なんだ!」

突如イッセーに魔力の槍が襲うが俺は覇気を纏った腕でぎりぎり止める

「クッ…しとめそこなったか…こうゆうこともあろうかと用意した
フェニックスの涙を持っておいたが…また邪魔するか!!下級悪魔の分際で!」

どうやらあのクズはさっきの一撃じゃ足りないらしいな…

「イッセー、ちょっと相談がある」

『なんだ……翔一』

俺とイッセーは話しながらもディオドラのほうに向く

「お前の技ドラゴンショット…今から打てるか?」

『奇遇だな俺は今こいつに全力のをかましたいと思っていたところだ…』

俺はリバースアギトに変身しながらイッセーにある提案をする

『俺とお前の一撃、あいつの脳天ぎりぎり当たらないようにあられるか…』

『なんで当てないんだ?』

『さすがに殺すのはマズイ…仮にも奴は次期当主だ……
殺せば部長に少なからず迷惑がかかる……それにコイツは死すら生ぬるい
だから死よりも……それ以上の恐怖与えるためだ……』

そう、俺は奴に死以上の恐怖与える…この下種にはそのぐらいがちょうどいい…ッ!!

『わかった…翔一…だがどうする…あいつは完全に回復しきっているぜ?』

『大丈夫だ俺が奴の足を砕く…だから限界まで力をためておいてくれ…』

『わかった…行ってこい翔一!』

俺はディオドラの前に立つ

「何が異世界の戦士だ!!!こんなチンケな力で僕に勝てると思って――――」

『少し黙ってろ…』

俺は一言だけ返しベルトのカードデッキから一枚のカードを引き
左手の籠手に読み込ませる


『ACCELE VENT』


俺はディオドラに向かって走る

「うん?アハハハ!! あれだけ言って逃げたのか!! まったく下級の分際で――― がはっ!!」

『何か言ったか…雑魚が…』

俺はディオドラの腹に、俺は思い切り拳を放った
するとディオドラは、体をくの字に曲げながら壁に吹き飛んでいった。

騎士(ナイト)である僕でも見えないなんて!!」

『さすが俺の親友だな!それと翔一、もう限界まで溜まったぞ』

どうやらイッセーは準備完了のようだ…俺も早くこいつの
足を折らないとな

「こんな…… こんな事がッ!! たかが下級悪魔に……
この僕が、ディオドラ・アスタロトが負けるはずが無い!」

『耳障りなんだよ…黙れ…』

壁から立ち上がってふらふらと腹を押さえるディオドラの顔面に、右ストレートを放った。

「ごはぁっ!!!? 痛い!? 痛い痛い!!!!」

『痛い? てめえ今痛いって言ったか……この程度で餓鬼みたいに泣きわめくな
アーシアと翼の心の痛みこれ以上のものだぞ……ッ!!!』

喚き散らしながらゴロゴロと床を転げ回るディオドラの首を掴んで再びアッパーカット、
ディオドラはあまりの威力に、天井に激突して床に落ちた。

「うぐっ…!! 僕はアガレスに勝った!バアルの無能なんか僕の相手になる筈が無い! 情愛が深いだけのグレモリーなんか眼中にすら無いんだ!
ましてや異世界の戦士とちやほやされている奴ににィィィィィ!!!!」

ディオドラは言いたいことを言いながら、俺に魔力弾を放ってくる。

…… こんな時でも、権力だの血統だのかよ…… こいつは本当になんにもわかってない…

『下らないな、ディオドラ。お前のくだらない戯言は、ただの餓鬼わがままだ…
それに自分は魔王の血統?生粋の上級悪魔?・・・お前は自分が偉いとか言っているが
それはお前の親の力であり…お前の兄が成し遂げたことだ…お前の力でもないんだよ…ッ!』

「なんだとォォォォ!!!!―――な、なにをする!?」

俺はそのままディオドラの足をつかみ両方とも濡れた雑巾を絞るかのように
ディオドラの足を粉々にへし折る


バギッィッ!!!!


「ぐあああ!!…僕の足が僕の足がぁぁぁぁ!!!」

『お前を雑巾みたいに絞れば少しは邪悪が取れると思ったがが違ったようだ…』

俺はディオドラにそう言い放ちながらイッセーの処に戻る

『確かに動きは封じているが…俺でもあのやり方は引くぞ……』

イッセーがあきれながら俺に言う

『奴にはこれぐらいがちょうどいい・・・それより奴に恐怖を与えようじゃないか』

『ああ、俺は奴の右のすれすれを狙うから、左を頼むわ』

『わかった、俺が技を使うからそれに合わせろよ』

『いいぜ!』

俺はカードを取り出し籠手に読み込ませる


『STRIKE VENT』


そして俺は右手に天熾鏡鍔をつけ構えそして隣にミラーフィロアが現れる

『さて覚悟してもらおうか…行くぞイッセー!!』

『おうよ!』

そして俺とイッセーはそれぞれ技の構えを取り

『ドラゴン………………』

『ハアァァ………………』

構えを固定し…力をためる

そしてイッセーの右手にあり得ないほどのオーラが収束し
ミラーフィロアの口に炎と氷のエネルギーが収束する

「なんだ…… なんなんだその力はァァァァァァァ!!」

どうやら今更俺とイッセーの力量の差を実感たらしい…
だが一瞬でまた歪んだ笑顔に変わる

「ククククク…… アハハハ……」

『何が可笑しい?』

「いいのかなぁ?僕に止めを刺しても?」

『どういう事だ……』

俺は、構えたまま、ディオドラに聞く

「ククククク…… 僕が死ねば、アーシアに仕掛けた装置で皆死ぬようになっている」

『なんだと!?』

「ああ、あれは神滅具(ロンギヌス)所有者に創って貰った結界でね、
神器の能力を暴走させて反転させるんだ」

なるほどだから檻ではなくあの妙な装置につないだのか…
だが俺たちは構えを解かない

「なにを…やっているんだ!!僕が死ねば結界が発動するんだぞ!?」

『お前は何を勘違いしている…?お前は殺さない…そしてそれよりも
苦しいことを味わってもらうだけだ…』

そして俺とイッセーは同時に

『ショットォォォォォォォォォォォォォォ!!!』

『ハアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!』

技をディオドラに放ち俺とイッセーの攻撃はディオドラの
左右の頭をぎりぎり当てずに放つ


ドゴォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!


そしてディオドラの背後の景色が一瞬で焼野原となった

そしてディオドラはこれまでにない恐怖の表情をして震えていた






『さてこの装置どう壊す…俺は正直これを壊せないからな……』

ディオドラを放置して俺たちはアーシアと翼を拘束している装置を何とかしようと考えていた
俺の『CONFINE VENT』じゃ無理だ……正直どうすればいいんだろうか?

『部長俺にいい考えがあります!!』

「なぜか知らないけど…いやな予感がするわ…けどやってみて頂戴」

部長俺も同感です…なぜならイッセー乃花の下が若干伸びているからだ

そしてイッセーはアーシアと翼がつながれている装置に近づき翼とアーシアに触れながら
イッセーが真剣な顔で言い放つ

『アーシア、翼…先に謝っておく……ごめん!』

「イッセーさん?」

「いきなりどうしたのだ?イッセー」

そしてイッセー鎧のマスクを収納して高らかに叫ぶ

「高まれ、俺の性欲!!俺の煩悩、そしてスケベ魂ィィィ!!
洋服破壊(ドレスブレイク)ッ!!禁手(バランスブレイカー)ブーストバージョンッッ!」

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!!』

イッセーが技を叫ぶと俺はすぐさまカードを出し左手の籠手に読み込ませた


『GUARD VENT』


俺は盾のようなものを呼び出しすぐさま自分のの視界を封じた
恐らくこれから起きるのは…男にはイッセーにはうれしい光景だが
アーシアと翼は羞恥心に襲われるに違いない
そして視界をふさぐ前にイッセーが鼻血を出しているのが見えていたからだ


パキッ!パキッパギィィィィィン!!!バババババッ!!!


そして金属のが砕ける音と…衣服が盛大に破ける音が聞こえた

そして…

「いやんっ////」

「うくっ…!!////」

そしてアーシアと翼が恥じらう声がした










 
 

 
後書き
どうも天の道です。

さてまず謝罪ばならないことがある…
協力シーンはないと返答したがあれは嘘だ

とゆうことで…今回話九割シリアスで一割シリアル(ギャグ)になりました
まあ、この展開は私は絶対にやる予定の一つですから。

まあ、これからも私の書くイッセーのスケベ魂に寛大な心を持っていただけると幸いです

そして次回…翔一の事実が一部明らかに!!!一体どうなるか予想してみてください!!!


では次回の後書きで…

感想、リクエストなんでもいいので送ってください!!



 
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