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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  鎮守府夏祭り❗

 
前書き
この頃、夏祭りに行きますが一人なので出店を巡った後は、やることが無くなりすぐに帰宅中することがほとんどですが、それでも夏は満喫しています。 

 
今は、私達のいる鎮守府から少し離れた所で、今日行われる鎮守府夏祭りの為の浴衣を金剛さんと買いに来ているが、金剛さんは浴衣を着るのだろうか?
「金剛さんは、浴衣を着るんですか?」
「すでに着ている物が浴衣みたいな服だから私は大丈夫デース❗それよりも、ブッキーに合う浴衣を選びまショー❗」
金剛さんは、そう言って浴衣が売っているエリアへ向かった。
「これなんてどうですか?」
「何かブッキーらしさを感じないネー」
「私らしさですか?」
「そうデース、何か足りない感じがするデース」
やはり、浴衣を選ぶには時間がかかりそうだ、こんなやりとりをしていくとすでに数十分経過し、目に止まった浴衣があり、これを金剛さんに見せた
「これでどうですか?」
「それデース❗ブッキーらしさがある浴衣デース❗」
「私らしい所って結局何処なんですか?」
「雰囲気がブッキーらしい所デース❗」
「そうですか?言われてみればそんな気がするようなしないような。」
「それじゃあ、会計に行くデース❗」
会計をしようとしたときに、この浴衣の値段を見た時かなり驚いた
「それでは、お会計5万6000円となります。」
「結構高いネー」
「まぁ、司令官からクレジットカード借りて来てるから大丈夫なんですけどね。」
「どうやって、提督からカードを借りたんデース?」
「ちょっと、色々ありまして」
「oh、それは聞かない方が正解ネ」
「お買い上げ有り難うございます。」
「これで夏祭り行けますね。」
「これからが、本番デース❗着付けとかやらなくちゃいけないデース❗」
浴衣は買ったものの着付けや、その他諸々の準備が必要な為、時間がかなり掛かってしまう。着付け等は鳳翔さんが教えてくれるらしいので、鎮守府に帰り鳳翔さんの元を訪ねた
「あの、鳳翔さん着付けの仕方を教えて下さい」
「良いですよ、他の駆逐艦の子達にも教えてましたし」
「有り難うございます。」
「それではここをああしてそこをそうして下さい」
「結構難しいですね。」
「浴衣を着るのは大変ですからね。はい、これで大丈夫です。」
「有り難うございます。鳳翔さん」
「お祭り楽しんで来てくださいね」
いつものメンバーで、お祭り会場へ向かった鎮守府夏祭りは、その名の通り鎮守府に一般人が入れる年に一度のお祭りだ。ちなみに出店は、一部の艦娘や、鎮守府内の職員がやっている。
「提督も、私達と行動する予定なのに来る気配が全然ないデース」
「仕方無いわよ、提督は焼きそば屋と焼き鳥屋をしているらしいから、来るのは難しいわね」
「私は鎮守府夏祭りが始めてなので楽しみです」
「そういえば、翔鶴さんと時雨ちゃんは何処ですかね」
「時雨は夕立達と翔鶴は瑞鶴と一緒に行動するみたいよ」
「そうですか、ではまわりましょう❗」
今年の出店は沢山の種類があり何処も賑わっている最初に金剛さんが射的をすると言うので射的屋に行った
「あのぬいぐるみ可愛いですね」
「本当にキュートなぬいぐるみを撃ってみせるデース❗」
「お嬢ちゃん達アレは少し難しいから上手く狙えよ」
「まだまだデース」
「金剛さんお金は大丈夫なんですか?」
「おっとこれは危なかったデース❗このままここで有り金全部使う所だったデース」
「それってかなり危ないわね」
「気にしないデース❗」
射的屋から少し歩くと司令官がやっている焼き鳥屋と焼きそば屋があった
「HEY提督ゥ、これないって言うから逢いにきたヨ❗」
「おっ、金剛達か焼きそば食べていくか値段は少しだけ安くしておくから」 
「焼きそばの値段は何円かしら?」
「ワンコイン100円にしておいておこう」
「有り難うございます司令官❗この先に行くと良い感じに花火を見れる穴場があるから行ってみると良いぞ。」
「それは、良いこと聞きました。皆さん私に付いてくるデース❗」
「相変わらず金剛は花火が好きなんだな。打ち上げ時間は後30分後位からかなそれまでに店は巡っておいた方がいいぞ。」
「有り難うございます。司令官も一緒に行きませんか?」
「御免な吹雪。俺店の片付けとかやらなくちゃ行けないからさ、本当にごめんな」
「いやいや、良いですよ急に誘った私もいけませんし」
「今日見れないから今度ミニ花火大会でも鎮守府でやるとするか」
「それは良いわね。だけど私達はまだ店を巡って無いから行かせて貰うわね」
「楽しんでこいよ」
少し司令官と話た後で二人に追い付く感じで合流した、他にもかき氷、わたあめ、ハンバーガー等を食べた後に司令官の言っていた花火が良く見えるエリアから、大きな花火が飛ぶのを見た
「花火はやっぱりこうじゃないと駄目デース❗」
「綺麗な色してますね」
「今日は天気が少し悪くて花火が上がるか心配だったけど上がって良かったわね」
大きく綺麗な色合いをした花火が何十分もの間打ち上がり続け最後に一番大きな花火が上がり鎮守府夏祭りは終わりを告げた。
「花火綺麗でしたね」
「最後の一発は大きくて良いフィナーレでしたネ❗」
「来年も良い花火に期待出来るわね」
今日のお祭りの花火は凄く綺麗で目を奪われるほどの美しい花火であり、来年こそは提督を誘い二人きりで花火を見たいと思った艦娘が沢山いたが提督も艦娘も知らなかった 
 

 
後書き
夏祭りってこんなテンプレ見たいな話で良かったでしょうか? 
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