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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第十三話 似非カリバーVS最強の魔剣

 
前書き
お待たせしました!更新再開です!!今回遂にアイツとアレが登場します!! 

 
-イリナ達との模擬戦の翌日-

放課後、帰りのスーパーのタイムセール争奪戦で目的の商品を全て手に入れて満足気味なイッセーは道中で物乞いに耽っているイリナ達を発見した。曰くイリナが胡散臭い絵画に所持金全てを使ってしまったそうだ

「全く、そういうのは疑わないと駄目だろイリナ?」

「ゴメンねイッセー君。」

「・・・・・あのオレンジの化物はいないのか?」

「首領パッチか?その辺で戯れてんじゃね?てかゼノヴィアだっけ?何睨んでんの?」

「イッセー君、ゼノヴィアの持ってた破壊の聖剣破壊したの忘れたの?」

「ゴメンゴメン。お詫びに寿司奢るからさ。」

「良いのイッセー君!!!?」

「いや、幾らなんでもそこまでしてもらうのは・・・・」

「遠慮するなよ。すぐそこに行きつけの店あるからさ。」

「だが君は荷物を持ってるだろ?」

「大丈夫。“どこでもドア”~。」

「「どっから出したのそれ!!!?」」

「マイハウスの玄関へ。」

そう言ってあけるとイッセーの家がありちょうどアーシアが入るところだった

「あ、イッセーさん。」

「ちょうどよかった。アーシア悪いけどこれ持ってってグレイフィア達に今日は急用が出来て帰り遅くなるって言ってくれる?」

「わかりました。」

そんなやり取りの後荷物をアーシアに渡したイッセーはドアを閉じ“ズボンのポケット”にしまうのだった

「さぁ、行こうか。」

「・・・・・・イリナ、君の幼馴染はどうなっているんだ?」

「・・・・・・私にも何が何だか・・・・・・」








そんなこんなでイッセー達は一件の寿司屋に到着するのであった

ガララッ

「へいらっしゃい!!・・・ってイッセーじゃねえか!久しぶりだな!!」

「おう、3人だけど大丈夫か?」

「問題無いぜ!」

「・・・・・ねぇイッセー君、私目がどうかしたのかな?目の前に人外にしか見えないのがいるんだけど。」

イリナの言う通り、イッセー達の目の前にはどう考えても人間には見えない何かがいるのだった

「ああ、彼はメトロン星人。この寿司屋の大将兼板前やってるんだよ。」

「宇宙人!?彼は宇宙人なのか!!!?というかあの手で寿司が握れるのか!!!?」

そんなツッコミをするゼノヴィア。無理も無い、誰だってそう突っ込むはずだから・・・・

「ん?イッセーじゃねえか!久しぶりだなおい!!」

するとカウンター席で寿司を食べていた全身真っ黒の凄まじい威圧感を放つモンスターがイッセーに声をかける

「〝ゴジラ”さんじゃないですか!!久しぶりですね!!何時駒王に?」

「昨日だよ。」

「何か用でもあるんですか?」

「いんや、ブラブラしてたら偶々此処に来ただけだよ。」

呆然とするイリナ達を放置して1人と1匹は何気ない会話をする

「お、もうこんな時間か。そんじゃ俺はホテルに戻るとするか。じゃあなイッセー!」

「はいゴジラさん。」

そしてゴジラは店を出るのであった

「・・・・・・イ、イッセー君?今のってもしかして・・・・・・〝怪獣王”ゴジラじゃない?」

「そうだけどそれがどうかしたかイリナ?」

「どうかしたかじゃないだろ!!!!あの怪獣王と知り合いなのか君は!!!!?」

「ああ、ネトゲ友達の1人だよ。たまにサーフィンしたり登山したりする事もあるよ。」

「・・・・・・・・イリナ、君の幼馴染は一体何なんだ?」

「わからないよゼノヴィア・・・・・・私の幼馴染のイッセー君に何があったの?」

そんなこんなで楽しく食事してたら白音と裕奈誠治が来て聖剣破壊を共同でやることになったイッセー。ちなみに裕奈はイリナ達から聖剣計画の首謀者がパルパー・ガリレイだときかされたそうな

















-その夜-

「う~ん、こんだけ探しても見つかんないっておかしくね?」

「イッセー先輩、そう簡単に見つかったら苦労しませんよ?」

あれから捜索に専念していたイッセー達だったが一向に発見できずにいた

「仕方ない、今日は此処までにして帰るか。」

「ちょっと待ってくれ!!いくら何でも早すぎだろう!!!?」

「だって明日も学校あるs」ドゴォオオオオオンッ「・・・・・向こうみたいだな。」

そう言ってイッセー達は爆音がした方へ向かった









「ゴフッ!!まさか・・・・・〝ぬのハンカチガード”が通じないとは!!!」

「何なんすか・・・・・何なんすかお前ぇえええええ!!!!!?プルプルしたゼリー状の生物何て聞いた事無いんすけどぉおおおおおお!!!!!!!?」

「・・・・・・何アレ?」

現場についたイッセー達が見たモノ・・・・・・それは似非カリバーの1本と思われるモノを持ったフリードが水色のプルプルした何かと戦っているのであった

「ん?おお!イッセーじゃねえか!!!」

「〝天の助”、久しぶりだな!!」

イッセーを目視した〝天の助”と呼ばれたプルプルした何かはイッセーとそんなやり取りをした

「・・・・・・イッセー先輩、アレが何か知ってるんですか?」

「ああ、紹介するよ。アイツの名前は〝ところ天の助”。肉体の殆どがところてんで出来てるんだよ。」

「「「「「「ところてん!!!?あの食べ物のところてんなの!!!!!!?」」」」」」

イッセーの説明に思わずツッコむ面々

「・・・・・ってかアンタあん時のとんでも人間じゃないですかぁあああああ!!!!!!!!!?」

「そう言う君は・・・・・・誰だっけ?」

ズコォッ

イッセーの言葉にズッコケるフリード

「まぁどうでも良いとして・・・・・それ似非カリバーの1つだよな?」

「ハッ、そうだ・・・・・今の今の俺なら負ける気がしねえ!この天閃の聖剣にはついて来れやしないだろうからな!!!でもその前に・・・・・・このプルプル野郎の息の根を止めないとなぁあああああああ!!!!!!!」

そう叫びながらフリードは天の助に斬りかかる

「危ない!!!!」

そう叫びながらフリードに斬りかかろうとした佑奈をイッセーが止める

「何するんだイッセー君!!!君の知り合いが危ないんだよ!!!!?」

「まぁ見てりゃわかるって。」

そんなやり取りがされてる間にフリードの天閃の聖剣が天の助目掛けて振り下ろされるのだった













ガキィイイイイイイイイイインッ





「「「「「「・・・・・・・・・は?」」」」」」

イッセー以外の全員が何が起きたか理解できなかった・・・・・・・仕方あるまい、フリードが振り下ろした天閃の聖剣が天の助がどこからか取り出した大根に防がれたのだから

「フッ、残念だったな。」

「ファ!!!!!!!!?どうなってんすかコレ!!!!!!?エクスカリバーが大根に防がれてるぅうううううう!!!!!!!!!!?」

あまりの異常事態に困惑するフリード

「おいおいおい、それでも元教会関係者かアンタ?〝魔剣大根ブレード”を知らないなんてさ。」

「「「「「「魔剣!!!!?それの何処が!!!!!?どっからどう見てもただの大根じゃん!!!!!!!!」」」」」」

イッセーの言葉にそうツッコむ一同

「やれやれ、君達の常識の無さには呆れるよ。それこそかの剣士ガリウスが魔王との戦いに用い彼が魔王と相打ちとなった後魔剣として封じられたこの世の全ての魔剣の頂点に君臨する最強の魔剣大根ブレードなんだぜ?」

「・・・・・・・んなわけねえだろうがぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!さっき防げたのはどうせまぐれだ!!!!今度こそこの天閃の聖剣の錆にしてやるっすよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

イッセーの説明を聞いてブチ切れたフリードは再び天の助に斬りかかるが

「なんの!プルプル真拳奥義〝冥空斬ぬ剣”!!!!!!!」

ドゴォオオオオオンッ

「ぎょええええええええええええええ!!!!!!!!!!!?」

天の助が放った魔剣大根ブレードによる斬撃に吹き飛ばされそして






バキィイイイイイインッ







「「「「「「・・・・・・・・・・・ハ?」」」」」」

その斬撃によって天閃の聖剣は粉々に砕け散るのであった

「アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?エエエエエエエエエエエエエエエエエエエクスカリバーが大根に負けたぁあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!?」

あまりにも理解の範疇を超え過ぎた事態に叫び声を挙げるフリード

「・・・・・・・・エクスカリバーが・・・・・・・・大根に・・・・・・・・」

自身が心の底から憎むエクスカリバーの1つが大根によって粉々になった光景を目の当たりにした佑奈は放心した表情で膝から崩れ落ちていた

「(何なんだよ・・・・・・・何で何時も何時も滅茶苦茶になるんだよ!!!!それもこれもあの屑のせいだ!!!!!)」

誠治は何時ものように逆恨みをしているのだった

「こ・・・・・・これはどうなっているんだ!!!!!!!?」

その時、新手のオッサンが姿を現した

「お前はバルパー・ガリレイ!!!!!」

「大変だバルパーの旦那!!!!エクスカリバーが大根にやられちまった!!!!!」

「馬鹿な!!!エクスカリバーが野菜などに・・・・・・そ・・・・・それは、まさか伝説の魔剣大根ブレード!!!!!!?何故こんな所に!!!!!!!!?」

「「「「「「お前もかよ!!!!!!!!」」」」」」

「と、ともかく此処は退却だ!!!!!」

「合点!!!!!」

「「「逃がすか!!!!」」」

逃げるフリード達を佑奈、ゼノヴィア、イリナが追いかけて行った

「おい3人共、深追いはやめとけって・・・・・行っちゃったよ。仕方ない、帰るか。」

そう呟いてイッセーが帰ろうとした時

「・・・・・・これはどういう事なのかしら?」

リアスとソーナが姿を現した

「リアス先輩にソーナ先輩じゃないですか。どうしたんですかこんな所に来て?」

「質問に答えてイッセー、これはどういう事なの?」

「どういう事って・・・・・成り行きで聖剣破壊する事になったんだけどそこの天の助が魔剣大根ブレードでエクスカリバーの1本を粉々にしたんですよ。」

「・・・・・・・・・・魔剣?アレが?」

イッセーの説明に困惑する2人

「さて、俺は取り敢えず帰るんでそれじゃ。」

そしてイッセーはそのまま家に帰って行くのだった 
 

 
後書き
今回は此処までです!!ようやく天の助と魔剣大根ブレードを出せましたよ・・・・・これからハジケっぷりに磨きがかかれば良いなと思います。それでは次回もどうぞお楽しみに!! 
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