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暗闇を照らす白き日差し【影に身を委ねた一夏】

作者:Bloo-D
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クラス対抗戦
  第16話 決戦!クラス対抗戦 Ⅵ

 
前書き
疲れる……てか頭痛てェ……なんだよ一体こりゃ……
薬飲んでも治んねぇしたく……鬱だ…神様は非情だ…………呪ってやる〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(魂の叫び) 

 
箒SIDE



箒「す…凄い……」

思わず驚いてしまった。
あのIS(所属不明IS)を倒したあの姿のあいつ(白夜)が…あの力こそが…あいつ自身の本当の力だったとは……喜びはしたが同時に恐怖も抱いた。
もしあれ程の力が何者の手によって悪用されてもすれば、間違いなくこの世は破滅の道を辿るだろうな……まあ、あいつ(白夜)だったから良いが……


マドカ「それにしても、凄まじい力だったな。兄さんの奥の手は」
簪「うん。
あんなの、アニメでの最終決戦並の凄さだったけど、それを遥かに凌駕するほどに恐ろしくて怖い。
でもかっこいい白夜、流石私のヒーロー」
セシリア「簪さんの考えてる世界、わたくし達とは全く違い過ぎててとてもついて行けませんわ」
簪「オルコットさん、私は…“簪”でいいから。
織斑さん達も」
マドカ「そうか。ならば、私達も呼び捨てでいいから」
セシリア「そうですわね、専用機持ち同士での仲ですから……
って簪さん、あなた白夜さんをあなた自身のヒーロー扱いしませんでしたか⁉︎」
マドカ「!そういえば確かに‼︎」
簪「そうだ、白夜のお見舞い行かなきゃ」≪タタッ≫
マドカ「!貴様!それとなく話を逸らしおったな⁉︎
っというより逃がすか待て〜〜〜!!!」≪ダダッ!≫
セシリア「そうですわ!幾ら同じ専用機持ちでも逃がしませんわ‼︎」≪ダダッ!≫

外野が煩いが……だが……
“経験か無いから駄目だ”、“訓練機では瞬殺されるのが良いオチだ”。千冬さんが言ったあの言葉が頭の中に浮かぶ……
そんな……私は…あいつの側に…一生立てないのか……?
イヤだ!そんなの絶対にイヤだ!何とかせねば!
でも…でもどうすれば……?姉さんに頼めば…いや、あいつの側に立ちたい為だけにあの人が専用機を用意してくれるとは到底思えん…なら……


私はその後山田先生に呼ばれるまでの間、ずっとその事だけを考えていた。
そう、ただそれだけを……

_______________


白夜SIDE



白夜「う…うう……」

俺の意識が回復したのはそれからどのくらい経ったのかわからないけど、取り敢えず言えるのは今は日が傾く夕方の時間帯であることだけだった。

千冬「気がついたな?」

目を開けてすぐ目にとまったのは雇い主の織斑先生と……

天照大御神【この様子なら至って問題は無いわね】

契約を交わした相手である“アマテラス”こと天照大御神だった。

千冬「大して損傷は無かったが、力の反動で神経に異常がある。
まあこの先数日間は地獄に見舞わられるだろうが、どうにか慣れろ」

そうか…俺は…《摩利支天》を抜いて力を使った影響を……

千冬「どっちにしても、お前が無事で何よりだ。
もとよりお前は私の仕事請負人兼義姉弟なんだからな」

白夜「フン……上手い事ばかり言って……所詮は綺麗事にしか成りませんよ?」

千冬「そうかもな。だがお前は私にとって掛け替えの無い存在なのだ。
お前には簡単に消えてもらっては困る」

白夜「そうですか……」

ヤレヤレ……それにしても、なんか丸め込まれた気すんのは気の所為か?

ーーーー

千冬「それじゃあ私はここで失礼する。
こちらはこちらで事後処理があるのでな」

事後処理…例のISの件か……なら仕方ないだろな……

天照大御神【ところで、“例の件”は叶えてくれるのかしら?】

千冬「まあ不本意だが、宵闇の極秘情報を聞いた見返りは必要だから仕方ないな」

天照大御神【約束よ♪】

千冬「ああ、約束だ」

≪パシューッ≫

そう言った織斑先生は部屋から出て行った。


白夜「ところでアマテラス、一つ聞いてもいいかな?」

天照大御神【何かしら?】

白夜「織斑先生に言った“例の件”って何?」

天照大御神【それは明日になるまで秘密よ】

白夜「そう……」

秘密ね…なんか嫌な予感がするけど、まあいいか……

天照大御神【そのほうが適切かもね】

まあ…そうか…そうだよな……
それから数分、気分が良くなった俺は寮へと戻った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

寮の玄関口。そこは一種のカフェテリアみたいな所だから部屋に戻る前になんか飲み物でも買って飲もうかと思って立ち寄ったものの、その気分はある一人の人間との接触ですぐ悪くなってしまった。
それは……

箒「あー……」

こいつが居たからだ。


箒「私が言いたいのは今回の戦いについてなんだが__」

白夜「なんだテメェ、人の戦い方にケチ付けんのかこの野郎。
てか、こちとらのやり方に文句付けようとはいい度胸だな。懺悔の用意は出来てんのか貴様」

箒「違う!断じて違う!別にそんなつもりは毛程にも無い‼︎」

白夜「じゃあ何だ?
用事なら手短に言え、今疲れてんだからな」

本当なら“今すぐにでも消えろ!”って言いたいとこだが、今は要件聞くだけで勘弁しといてやるか……

ーーーー

箒「その……」≪モジモジ……≫

白夜「早くしろ。
でなきゃ容赦せんぞ」

なんだよこいつはっきりせんな……ウザったらしい……

箒「差し入れだ……」≪スッ≫

そう言って篠ノ之が出したのかチャーハンだった。
なんだよそれかよ……だったらスッと出せよたく……

白夜「まあいい。
特別に喰ってやろう」

箒「ほ…本当か⁉︎」

白夜「先に言っとくがテメェの飯を食ってやるのはタダの“残飯処理”だ。
決して勘違いすんじゃねえぞ」

箒「わ…解ってるさ、そのくらい……」

全く……まあいい。とにかく一口……

白夜「あむ」≪パクッ…モグモグ……≫

うん……まあ…言えるのは……

白夜「味しねぇ……」

これ…食材あるくらいでタダの炒めた白飯に変わんねぇ……

箒「何⁉︎そんなわけがあるか!」

白夜「なんならテメェの舌で確かめてみろよ」

箒「貸せ!」≪パッ…パクッ……≫

箒「本当だ、味がしない」

こいつ…さては作ってる最中に調味料を入れ忘れたな……

箒「こ…これは偶然…そうだ偶然入れ忘れただけで!」

んなモン理由おろか言い訳にもなんねぇよ……

箒「ええい!全部食べればいいのだろ食べれば‼︎」

ヤレヤレ……屁理屈にも程があるな……

ーーーー

それから篠ノ之が食い終えた後……

白夜「んで、用はこんで終わりか?
無いならこんで外させてもらうぞ」

箒「いや待て、まだある!」

たく……今度は何だ?


箒「今日の試合の件だが……」

ああそれか…そういやどうなったんだ試合は……?

白夜「試合はどうなんだ、無効か?」

箒「その通りだ、あんな事態になっては仕方あるまい。
って、それはさて置き……お前は一体何してるんだ!倒したからいいが、あんなの千冬さん達に任せれば良かったものを__!」

白夜「うるせェなたく、倒したんだから良いだろが。
てかこっちは時間を無駄にされてはこっちも堪忍袋が保たん」

箒「ぐっ!」

どうなんだたく、早くしろ!

箒「このくらいで勘弁しといてやる……」

その方が身の為だぞ篠ノ之……

白夜「んじゃこの辺でな」

箒「あ…ああ……」

早く部屋のベッドで横になって寝たい俺はそそくさとその場を去った。

ーーーーーーーーーーーーーーー

そして部屋へ向かう途中の廊下……

鈴音「やっぱりここへ来たわね、待ってたわよ」

セシリア「白夜さん、お身体の具合はいかがですか?
宜しければわたくしが__」

白夜「綺麗事並べて言ってる暇ありゃ要件言って済ませてサッサと退け。
俺は早く部屋で休みたいんだ」

通路のど真ん中に立って道を塞ぐ凰とセシリアに不満を抱くがどうにか抑えて言いたい事だけ言う……


鈴音「あんまり怖い事言わないでよ。
聞くだけでもおっかないから」

セシリア「そうですわ。
それに白夜さんがお疲れでしたら是非ともこの__」

白夜「手短に要件言え、言わなけりゃ…解ってるだろな?」

「「……」」

黙ってねぇで早くしろ……手間掛けさねんな……

ーーーー

鈴音「いや別にアンタの戦い方にケチ付ける気は無いんだけど、明日からあたしもコーチに加わろうかと思ってね。
なんか簪って奴の特訓とかで」

セシリア「いいえ鈴さん、それはわたくしで十分足りてますわ。
鈴さんが簪さんにお教えすることは何もありませんわ」

最初に口を開いたのは凰だったが、用に入ってから急に特訓の件で揉める2人。
てかそんな話簪に言えよ……

白夜「全くしょうがねぇな。
ならばお前ら2人がコーチすんのはどうだ?凰の(IS)はパワータイプなんだから簪にとってすれば対パワータイプIS戦に備えての良い教訓になるはずだ。更にセシリアのは遠距離射撃型だから対ロングレンジIS戦に備えて経験を積むことが出来る。それなら文句は無いだろ?」

「「本当(ですか)?」」

白夜「但し!簪が同意すればの話だ。
もし強要しようモンならテメェらが代表候補生だろうが容赦しねぇからな」

鈴音「わ…解ってるわよ…そのくらい……」

セシリア「幾らわたくし達もそこまで愚かではありませんわ……」

白夜「そりゃ良かった」

これ以上通路の真ん中で揉めてもらっちゃ迷惑だからやも得ず交換条件を出して納得させた。
まあ……半ば脅しも加えてだけどな……


白夜「んで、他は?」

セシリア「あ……ありませんわ何も……」

鈴音「右に同じよ……」

そんだけかよ……まあいいや……

白夜「んじゃこの辺でな」

セシリア「お休みなさいませ」

鈴音「良い夢を……」

話を終えて道を塞ぐ2人の間を通って部屋へと急ぐ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

部屋の前で……

簪「白夜……その…今日は…大変だったね……」

楯無「白夜くん、今日の戦いを見せてもらってたけど凄かったわね。
ところで、あなたと話してたあの女性は誰かしら?お姉さんとっても気になるわ」

今度は姉妹揃い踏み、しかもアマテラスの事を聞かれてるし。


天照大御神【ほう、我が気になるか。流石は対暗部用暗部の更識家の当主、更識 楯無ね】

「「⁉︎」」

おいおい、出て来ていいのか?アマテラス……

天照大御神【心配には及ばないわ、これから世話になるのだからね】

えっ?それってどういう__

天照大御神【っというわけで、これから宜しくね。更識会長♪】

楯無「えっ、ええ……こちらこそ……」

天照大御神【それじゃあ我らはここで失礼するわ♪】

人を無視すんな〜〜〜〜!!!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーー

≪パタンッ≫

部屋に戻って……

マドカ「兄さん」

最後はマドカかぁ……


マドカ「兄さん大丈夫だった⁉︎もし兄さんに何かあったら…私……」≪グスッ≫

こりゃあ相当心配させちまったみてぇだな……

白夜「心配すんな。俺はこの通りピンピンしてるし、滅多な理由で居なくなったりはしない」

マドカ「ほ…本当?」

白夜「勿論だ、約束する」

マドカ「うん!」≪ニコッ≫

ヤレヤレ…参ったな…約束しちまったな……本当のとこは遠くないウチに消えるかもしれんのに……
まあいっか、マドカの笑顔を見れれば元気になるしな……

ーーーー

≪コンコンッ≫

真耶「織斑さんに白夜くん、2人共居ますか?」

けどそんな気分は山田先生の登場と本人からの話で崩れ去ってしまった…… 
 

 
後書き
もうそろそろ原作2巻目辺りに入ろうと思いましたが、その前にもう一話書かせて頂きます。

ヒロインに関しては次回で確定させますが、チョット気が重いです……(原作ヒロイン達からの殺気が……)

次回は…… 
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