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ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ

作者:天の道
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第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
   AwakeningⅡ:熾鏡龍神との夢逅/リアスの実家

「あれここは…どこだ?」

気が付くと俺は曇天の空、刺々しい無数の岩、所々紅色をした水たまりが
そして白く輝く満月あるところにいた。
俺自身にもここがどこかわからない。前にいた世界でも
ここの世界でもこんなところには見覚えがないからだ。

翔一は立ち止まっても仕方ないので歩き回っていた。
しかし見たもの以外に何もなく翔一は困り果てていた

『ここが何処か知りたいか?我を生み出し戦士よ』

突然声が聞こえてきた。声の方向を見ると
上空から何かが飛んでくるのがわかった、いや龍が飛んできた

「お前は一体誰なんだ?」

俺は声の方向絵と質問した。しかしなぜか声の主の龍の形が
朧げであった。そしてこちらにゆっくり飛行しながら語りかけてきた

『ここは最果ての地…汝が自然に生み出した鏡の世界。』

最果ての地……俺が自然に生み出した鏡の世界?なんだ一体
俺はいつからこんな世界を作ったんだ…しかもなんでこの世界に来たんだ?

『ここでは時間の概念が存在しない、そしてここはすべての鏡とつながっている世界
そしてこの世界に来れる資格を持つ者は、我と汝、無限のを関するもの。
そして汝と深い絆を築きし者だけが入れる世界』

時間の概念が存在しないか…しかもすべての鏡とつながっているか…
よく見るとここの紅色の水たまり、を見たらいろいろな風景が見える
だが一体なんでこんなところに、しかもあの龍は一体…俺が生み出したとか…

そして朧気だった龍のシルエットが明確になった

鏡のように輝く鱗と龍翼、深い紫の体、
絶対強を彷彿とさせる様な耀く紅の瞳
そしてアギトの角が展開したような六本の角をした巨大な龍が俺の目の前に降り立った

「お前は一体…」

『我の名は、熾鏡龍神(ミラージュ・オブ・Ð・アギト)ミラーフィロアなり
汝と汝が持つ力によって生み出された龍なり』

俺と俺が持ち力が生み出した龍?
とゆうか俺が龍なんて生み出した覚えがないんだが

とりあえず質問しよう

「俺はお前を生み出した覚えはないんだが…」

『知らぬのなら教えてしんぜよう。汝が前の戦い…あの悪魔との戦いで
新しい力が覚醒したであろう』

「ああ、|覚醒の爆炎神龍《アウェイキング・バーニング・Ð(ドラゴン)・アギト》だな』

『そう。汝があの力に覚醒したとき我が生まれた。
そしてその時から汝を見てきた。』

まさかあの時の力の覚醒で龍を作るとは…
アギトの力って恐ろしいもんだ。
これなら、テオスがアギトの覚醒者と覚醒の予兆がある人間を
襲うわけだな。

『しかし汝よ。汝が至ったその力は、我の誕生によって完全なものでは
なくなってしまった』

「どうゆうことだ?」

『本来汝が宿す力は、あの覚醒した力ではなく太陽の力に至るはずだった力
その太陽の力への進化は、われを生み出し先の力に覚醒したことにより
太陽の力とは別の進化…そう我の力を行使できる進化の道になったのだ』

そんなこと急に言われてもな…本来の力ではなく別の力の進化にたどっていて
そして、今目の前にいるこの龍の力を行使することができる進化の道になったのか。

「一体どんな力だ?」

『それは汝が鍛錬しそして、我の力を覚醒させることができれば解る…
だがこれだけは覚えてもらいたい。どんな力にも必ず闇があると…
そして決して汝の心の闇に支配されてはならぬ…』

力の闇か…これによって俺の有り方が決まってくるのか…

「まあ、わかった。頑張ってみる。ありがとうなミラーフィロア」

『礼などいらぬ。我はただ汝に可能性を示したまでだが、礼を言われるのも悪くはない。
ではまた再び会おうぞ、我を生み出し汝』

そう言い放つと熾鏡龍神(ミラージュ・オブ・Ð・アギト)ミラーフィロアは虚空と消えた
そしてその声を最後に、俺がいた空間が霧に覆われ、俺の意識は遠ざかっていった。




「翔一?起きて、翔一」

「ん…… あ、オーフィスかどうした?」

目が覚めるとそこは元の列車だった。

「?…… あれ…いつの間に…」

「ははっ、寝ぼけているのかい? 翔一君?」

「無理もない、私も昨日は楽しみで眠れなかったからな」

そんなことはないが、とゆうかゼノヴィアとだけは一緒にされたくない。

「…… 大丈夫?翔一? 魘されていた、」

「…… 俺は何か言っていたか」

「ああ、確か『鏡』とか『最果ての地』とか…」

あの世界でのことがどうやら寝言になっていたらしいな…
しかしあの龍の力か…一体どうすればいいんだ…しかも
あの龍が言っていた力が本当にあるか怪しいが、まあ修行することには変わりないしな

「大丈夫だ、ちょっと変な夢を見ただけだ」

俺はそのままオーフィスたちとトランプをしたりして時間をつぶした

そして時間が過ぎ

「リアスお嬢様、間もなく到着でございます」

グレモリー家専属の車掌、レイナルドさんが到着を知らせてきた。

「あら? もうそんな時間なの?」

「どうやら着いたようだな、ふあ~」

その言葉を聞き、皆は降りる為の準備を始めた。
あと今まで寝ていたアザゼル先生も起きた

「……」

それにしてもあの夢といいいたいいなんなんだ?
まあ、一応期には止めておくか…

俺は荷物をまとめ列車を降りる準備をした






グレモリー領に到着し、列車から降りてまず感じたのは違和感だった。

それもそうだろう。ここは冥界もともと自分がいた空間とは全く違う処だ
しかも空が全面紫色…まさに冥界だな

「ここが…… 冥界か…すげぇな」

「お嬢様、お帰りなさいませ。お早いお着きでしたね」

駅で俺達を迎えてくれたのはグレイフィアさんと、グレモリー家の使用人達だった。
俺達は使用人達に自分の荷物を預け、用意されていた馬車で、グレモリー邸へ向かった。

そしてしばらく馬車に乗っていると、巨大なお城が見えてきた。
これ某夢の国のテーマパークにある白の二倍はあるぞ
まさかと思うが……

「なあ、翔一…この城ってもしかして…」

「おそらくあっているぞイッセー、この異様にでかい城…
部長の実家だろう…ほんと悪魔の金銭感覚はわからん」

「合っているよ翔一君。あれが部長の実家だよ。
あれでも数ある家の内の一つだね」

部長って本当にすごい人なんだな…でもこれが数あるうちの一つって…
もう自分が持っている常識が薄れそうだ…

そうしてグレモリー邸に着いた俺達を迎えてくれたのは、
先程俺達を出迎えてくれた使用人達だった。
早いな…悪魔って本当にすごいな…

『お帰りなさいませ!! お嬢様!!』

「ありがとう。ただいま皆」

「リアス姉様ー!」

すると、紅髪の男の子が城の中から駆け足やって来る。
部長やサーゼクス様の面影を感じる子だな

「リアス姉様!! お帰りなさい!!」

「ええ、ただいま。ミリキャス」

男の子、ミリキャスは部長に飛び付いた。

「あ、あの部長……この子は?」

イッセーはリアスに抱きついている子の事を聞いた。

「この子はミリキャス・グレモリー。お兄様の子供よ」

「えっ!?」

「やはりそうか」

イッセーは驚き、翔一は納得していた。

しかしすごいなサーゼクス様のお子さんは、
こんなほんわかな雰囲気を出しているのにすごい力を感じるな

「初めまして、ミリキャス・グレモリーです!!」

「は、初めまして。俺、僕は兵藤一誠です」

イッセーは緊張していた。

イッセー、さすがにもう少し緊張を解いたらどうだ?
下級悪魔とはいえお前は赤龍帝なんだろう?…まったく…
しかし、サーゼクス様のご子息か…母親話誰なんだ?

「あ、あの?」

「あ、もう俺の番か、すみません」

俺は背筋を改めて伸ばし、そして執事が挨拶するような
体制で挨拶をする。

「先ほどは失礼致しました。魔王サーゼクス・ルシファーのご子息
ミキャリス・グレモリー殿。私はリアス・グレモリーの眷属、龍華翔一です。」

「あ、はい!よろしくお願いします!」

あれ?緊張させたか…なるべくそれっぽい挨拶はしてみたんだが…
するとここにいるみんなが

「翔一、あなた今何かすごい執事オーラ未定なものが出てたわよ…」

「あらあら、翔一君にこんな才能が隠れてたのですね」

「翔一君、すごいよまるで本物の執事に見えたよ…」

「翔一先輩、さすがです。イッセー先輩とは大違いです」

「小猫ちゃんの鋭い突っ込みが痛い…でもお前すごいな!」

「翔一、よく、わからないけど、すごい」

なぜかみんなにすごくいい評価をされた…なぜだろう…

翔一は自覚がなかった

「とりあえず、屋敷に入りましょう」

部長の一言で俺達はグレモリー邸の中へ、足を踏み入れた。

「あら、リアス。帰っていたの?」

屋敷に入るとまずその声が聞こえた。
すると、ホールに部長によく似た風貌の女性が立っていた。
若いな… 部長のお姉さんか、それとも双子だろうか…
そう考えていると、意外な事実が突きつけられた。

「イッセー、お母さまに熱っぽい視線を投げ掛けてもなにもでないわよ?」

確かに
部長のゆう通り、部長のお母さんに……あ、そうゆうことか。

「なるほど…」

「ええぇぇぇぇぇええ!?!? お、お母さまぁぁぁぁああ!?!?」

イッセーは、絶叫し俺は納得した半信半疑ではあるが

う、嘘だろ……
あんなに若い人が…… 部長のお母さん?
そんなイッセーをみて、部長のお母さんはクスリと笑うと、俺達に自己紹介をしてくれた。

「初めまして、ヴェネラナ・グレモリーですわ」

翔一はもう驚かないことにした。





衝撃のヴェネラナさんの自己紹介から数時間後、俺達はダイニングルームで会食をしていた。
どう見ても俺には似合わない豪華な食事は、食べるのが躊躇われたが、
作ったのはグレイフィアさんだそうだ。

さすがに残すわけにはいかないと、昔の世界で学んだ一通りのテーブルマナーを
駆使して食事をしていた

周りを見ると、やはり慣れているのか、
イッセー以外のみんなはきちっとフォークとナイフを使っていた。

「うま、うま」

あのオーフィスでさえ、きれいに食べている。

因みに、この場には翼は居ない。
何でも、熾天使の護衛をしなくてはならないらしく、
アザゼル先生と共にサーゼクス様の所に行った。
どうやあらいろいろな業界のトップの人がこの冥界に集まるらしい

ふと、小猫を見ると、何時もよりも遥かに遅いペースで食事していた。

「どうかしたか?小猫ちゃん?」

「? いえ、大丈夫です」

イッセーが小猫ちゃんを心配そうに見ていた
たしか、列車に乗るときもああゆう感じだったな…

「そ、そうか。思い詰めてるみたいだったから気になったんだけどよ……
なんかあったら言えよ?いつでもいつでも相談に乗るからさ! 」

「…… イッセー先輩には関係ないです…」

それ以上イッセーは何も言えなかった。
今のは明らかな拒絶だ… 小猫ちゃん自身、触れて欲しく無いのだろう。
まあ、誰にでも触れてほしくない過去ぐらいあるだろう。

「…… そっか、でも思いつめないでね小猫ちゃん。」

この会話を聞いてるとなんだか胸が痛むな…
俺はこの会話を聞いた後普通に食事を済ませた…



次の日、俺達は若手悪魔の会合に参加するべく、冥界の首都に向かっていた。
着くまでは割愛するが、本当に酷いものだった。

道を行けば『リアス様ー!』と黄色い声援が飛び交い、
さらには、『木場様ー!』とゆう声援が飛び交っていた。
それこそ人気アイドルグループのライブ会場なのでは無いかと錯覚してしまうほどだ。
改めて、部長は人気者でありお姫様とゆう事が分かった。



そして、会場に着くと、部長が顔を引き締めていた。

「皆、上にいるのは将来の私達のライバルよ。無様な姿は見せられない」

そう言う部長の声は何時もよりも気合いが入っていて凄みがあった。
他の皆も緊張していて、心を落ち着かせたりしている。
若手悪魔たちか…しかも将来有望の。どんな人たちだろう
使用人の後に着いていくと、一角に複数の人影があった。

「サイラオーグ!」

どうやら部長の知り合いらしい。
あっちも部長を確認して此方にやって来る。
見た目は俺達と同い年位の男で短髪黒髪の野性的なイケメンだ。
しかも相当強いな…俺でも負けそうな気がするな…

「久し振りだな、リアス」

「ええ、懐かしいわ。変わりなくて何よりだわ。彼はサイラオーグ。私の従兄弟よ」

「サイラオーグ・バアル。バアル家の次期当主だ。所で噂の赤龍帝と異世界の戦士はどいつだ」

「彼らがそうよ」

すると、サイラオーグさんは俺とイッセーところにやって来て
フレンドリーに肩を叩いて笑いかけてきた。優しくていい人だな。

「そうか! お前達があの赤龍帝と異世界の戦士か!サイラオーグと呼んでくれ」

「ど、どうもリアス・グレモリー様の『兵士』の兵藤一誠ですよろしくお願いします!」

「よろしくお願いしますサイラオーグさん。同じく眷属の龍華翔一です。よろしくお願いします」

豪快な性分に少したじろいたが何とか立て直して俺達は握手を交わした。

「それで?こんな所で何をしているの?」

「ああ… あまりに下らないから抜けてきたんだ」

「他のメンバーも来ているの?」

「アガレスもアスタロトも既に来ている。
あげく、ゼファードルだ。着いた早々アガレスとやり合い始めてな」

サイラオーグさんは心底嫌そうな顔をしていた。
一体何をやっているんだ、まあおそらく喧嘩だろう…

そう思った時。


バゴォォォォォン!!!!!


建物が地震に合ったかのように揺れ、ものを壊す音が聞こえてくる。
築くとちょっと先に得る扉が破壊されていた
まったくどんな喧嘩をしているんだ…
そして部長はそれが気になったのか、スタスタと扉に向かった。

「まったく、だから開始前の会合など要らないと進言したんだ」

サイラオーグさんもため息を吐きながら部長の後に続いた。
中に入ると、破壊しつくされた大広間があった。
原因ははっきりしている。
中央で睨み合っている二つの眷属だ。

「ゼファードル、こんな所で戦いを始めても仕方なくて?死ぬの?死にたいの?」

女の悪魔がクールに殺意を向ける。

「ったく、魔王眷属の女どもはどいつもこいつも処女くさくて敵わないぜ!
せっかく俺が開通式をしてやろうってのによ!」

どう見ても原因はあいつのセクハラ発言だな。
あのゼファードル手人は顔にタトゥーを入れていて、緑の髪を逆立てている。
上半身も裸に近く、更には体にもタトゥーを入れていて、
更にその上に装飾品をジャラジャラ着けていた。
どこからどう見ても現代の不良だな。

「無駄な物には関わりたく無かったのだがな…」

首を揺らしながら音を鳴らし、二つの眷属の元へと歩いていくサイラオーグさん。
そしてそれを止めようとしたイッセーを部長が止めていた。

「イッセー、彼をよく見ておきなさい」

「何でですか? 従兄弟だから?」

「彼が、若手悪魔ナンバーワンよ」

ナンバーワン、その言葉に驚くイッセーを尻目にサイラオーグさんは両陣営の間に立った。
若手悪魔ナンバーワンか…ならあの時感じた力に合点が行くな

「アガレス家のシーグヴァイラ、グラシャラボス家のゼファードル。
いきなりだが最後通告だ。次の言動しだいで俺は拳を容赦なく放つ」

「てめえには関係ねえだろ!!」

「これは私達の問題です」

サイラオーグさんの通告に一歩も引かない二人、そんな二人を見て俺は独り言のように
注意を促す。

「まったく、周りの迷惑もいいところだな…」

その言葉に反応したのは、ヤンキ不良もといゼファードルだった。

「おいてめえ… 今なんつった!!」

ゼファードルは此方に近づき、俺の胸ぐらを掴む。

「お前下級悪魔だな、しかも転生かよ、よくも俺にナメた口をきいたな!!」

「よしたほうがいいぞゼファードル、そいつは和平会談の事件の際に
前魔王の地を継いでいるカテレア・レヴィアタンを瞬殺した男だぞ」

いつの間に俺がやったことが広まってる…
なんか徐々に人気者になっているよな予感がする…

だが、この男はサイラオーグさんの忠告を無視する。
まったく忠告は素直に受けるのが長生きのコツだぞ?

「こいつが前魔王の血筋尾を倒した本人だと? ハッ!こんな弱っちい下級悪魔な訳ねえだろ。
まっ、それでもまだ倒したと言い張るなら……」

ゼファードルは拳を握って……

「俺が確かめてやるよォ!」

俺の顔面目掛けて殴り付けた。
まったく少々痛いってレベルだな。
さてある程度奴に楽しんでもらったら退場させるか、

俺はゼファードルの拳を無防備で受け続けた






「翔一(先輩) (君)!?!?」
俺イッセーは宇今の光景を見ていてもたってもいられなくなった
ゼファードルとか言うヤンキーがいきなり翔一を殴り出した。
しかも、逃げられないように胸ぐらを掴んでだ。

突然の事に、翔一は反応出来なかったのか、そのままサンドバックの様に殴られ続けている。

「部長!」

「そうね、あれは確かにやり過ぎよ!」

俺達がゼファードルを止めようとしたその時だった。
大広間を大きな悪寒が包み込んだ。

悪寒に当てられた他の悪魔達はこの異常に震えていた。
サイラオーグさんでさえ、手を少しだけ震わせていた。

「こ、これって…」

「まさか…!!」

俺達はこの殺気を知っている……!
そう翔一があの時の会談の事件で大量の魔導士を殲滅させた時と同じ感覚だ。

「さて、お楽しみの時間は終わりだ。上級悪魔さん」

今まで黙っていた翔一が少ししゃべった
そして、ゼファードルの額にに指一本近づけ

「フン」

突如としてまた悪寒が走った、そしてゼファードルは倒れるように気絶した
さらに周りのほかの処の眷属悪魔たちの一部が気絶している状態だ

「さすが、旧魔王派の幹部を一瞬で倒したことはあるな」

サイラオーグさんは、翔一に震えながらも
その目に映っているのは闘争心だった

翔一のあの力を見ても驚かずにいる
これが… 若手悪魔ナンバーワン………

俺は、生まれて初めて、歳の近い男を格好いいと思った。































 
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