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『Face TO Face』

作者:零那
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『Punishment』



深い闇で
悲鳴を上げ続ける
此の意識の向こう側

膝を抱え覗く世界は
希望など無く
失望が広がる世界

また誰かが言う
何度も何度も
同じことばかり
ズットズット言われる

死ねなかった罰
罪を重ねた罰
生き地獄を生きる

幾つもの屍を
踏み台にしてきた
その罰は永遠

悲鳴を
上げ続けてるのは
其の屍達も同じ

信じることにも
裏切られることにも
疲れ果てたなら
もう怖いものはない

どうでもいいことに
時間をつかって
どうでもいいことに
理由を付けて
どうでもいいことで
諦めた笑いをする

受け止めたフリ
乗り越えたフリ
何でも解ったフリ
結局自分に幻滅して
ひたすら無視する

闇を飼い慣らし
矛盾を抱え
努力と幻滅を
ひたすら繰り返す

そんな僕に罰を


 
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