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英雄伝説~光と闇の軌跡~(3rd篇)

作者:sorano
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第79話

~絆の城・頂上~



「”ファクトの眼”よ………その秘めたる力を思い知らせてやれ!!」

ケビン達との戦闘を開始したユーゴは”ファクトの眼”と杖から無数の魔力弾を放った!

「「!!」」

攻撃に気づいたケビンとリースはそれぞれ横に跳んで回避をして、魔術の詠唱を始めたが

「させるか!!」

ユーゴは”ファクトの眼”を分散させて、詠唱している2人にそれぞれ”ファクトの眼”から無数の魔力弾を連続で放った!

「チッ………!なんちゅう弾幕や………!」

魔力弾を受けて、詠唱を中断したケビンは”ファクトの眼”から放たれる魔力弾の嵐に表情を歪めながら必死で回避をし

「……だったら、まずあの厄介な”眼”を撃ち落すだけ………!セイッ!!」

リースは魔力弾の嵐を掻い潜って自分を攻撃する”ファクトの眼”に近づき、武器を振るった!

「爆ぜろ!!」

しかしその時、ユーゴの操作によって”ファクトの眼”は自爆した!

「うっ!?」

自爆に巻き込まれたリースはダメージを受け、吹っ飛ばされ

「まだ終わらないぞ!!」

「キャッ!?」

さらに新たに現した”ファクトの眼”と共に放ったユーゴの魔力弾を受けて、怯んだ!

「そこやっ!はぁっ!」

その時、ケビンがクラフト―――クロスギアレイジで接近して攻撃を仕掛けた!

「!!」

攻撃に気づいたユーゴは体をわずかにずらして回避し

「そらっ!これでもくらえやっ!!」

「風の結界よ!!」

上空から放ったケビンの矢を自分の周囲に風の力による結界を自分に纏わせて攻撃を無効化し、さらに!

「炎の力に呑まれろ!!」

”ファクトの眼”に炎を纏わせ、炎のレーザーをケビンに放った!



「んなっ!?」

攻撃に気づいたケビンが驚き、焦ったその時

「アースガード!!」

リースが放った絶対防壁のアーツによって防がれ、ケビンは無事着地した。

「あ、危な~……危うく黒焦げになる所やったわ………助かったで、リース。」

「ケビンを守るのが私の役目だから気にしないで。それより………思った以上に厄介。あの”眼”。」

「ああ……しかも無限に湧いてくるみたいやし……なっ!!」

ケビンはリースと会話しながら自分達を襲う魔力弾や炎のレーザーを回避していた。

「………リース。時間稼ぎを頼めるか?こうなったら”ロアの魔槍”で一気に片をつける。」

「……了解。行け!………インフィニティスパロー!!」

ユーゴの攻撃を回避した後提案したケビンの作戦に頷いたリースはオーブメントを駆動させた後クラフトを放って、連接剣の刃を飛び回らせた!

「クッ……!?鬱陶しい………!!」

自分を次々と襲う刃にダメージを受け続けたユーゴは表情を歪めた後”ファクトの眼”と共に刃の撃墜を始めた。そして刃は全てリースの剣に戻り

「エアリアル!!」

「チッ……!?」

オーブメントの駆動を終わらせたリースはユーゴの周囲にアーツによる竜巻を発生させて、怯ませた!

「千の棘をもってその身に絶望を刻み、塵となって無明の闇に消えるがいい………リース、離れろ!!」

一方自分の背後に無数の魔槍を現したケビンは詠唱を終えた後、リースに警告し

「!!」

警告を聞いたリースは大きく横に跳んで魔槍の攻撃範囲から離れ

「砕け、時の魔槍!!」

リースが離れると同時に無数の魔槍達がユーゴを襲った!



「……ファクトの奥義をとくと知れっ!シールド!!」

その時ユーゴは自分の前に魔術による絶対防壁の壁を発生させ、魔槍達は絶対防壁の壁にぶつかり、爆発した!そして煙が晴れるとそこには……!

「フン………………その程度か?」

「なっ……!?」

「んなっ!?”ロアの魔槍”を防いだやと!?」

無事のユーゴがケビン達を嘲笑し、それを見たリースは驚き、ケビンは信じられない表情をした。

「………”ファクトの眼”よ!!我が仇名す者達を滅せろ!!」

そしてユーゴはなんと”ファクトの眼”を6つ、自分の背後に現して、怒涛の魔力弾、レーザーを放ち始めた!

「チッ!だったら!おぉぉぉぉぉっ!!」

攻撃を回避していたケビンは舌打ちをした後”聖痕”を解放し

「リース!もう一度やっ!次で決めたる!!」

同じように攻撃を回避しているリースに叫んで指示をした。

「……ケビン………………わかった。」

ケビンの指示を聞いたリースは一瞬心配そうな表情でケビンを見つめたが、すぐに表情を戻して頷いて再びユーゴの注意を惹きつけて、時間を稼ぎ、そして

「千の棘をもってその身に絶望を刻み、塵となって無明の闇に消えるがいい………リース、もうええ!離れろ!………砕け、時の魔槍!!」

「!!」

”聖痕”によって強化された無数の”ロアの魔槍”を放った!魔槍達はユーゴに向かって襲いかかったが全て絶対防壁の壁に阻まれた!

「なっ………!?”聖痕”で強化しても通じへんなんて………!グッ……!?」

攻撃が通じなかった事を見たケビンは信じられない表情をした後立て続けに”ロアの魔槍”を放った事による負担や”聖痕”を解放した際の負担が身体に伝わり、呻いて地面に蹲り

「……”力”に頼るだけではこの絶対防壁を破れない。お前はかつての僕を見ているようで不愉快だ。……消えろ。」

地面に蹲っているケビンを静かな表情で見つめて言ったユーゴは不愉快そうな表情をした後、”ファクトの眼”を全て収束させて、極太の炎のレーザーを放った!

「クッ……万事休すか………!」

自分に襲いかかるレーザーを見たケビンが諦めかけたその時

「………させない!!」

リースがケビンに勢いよく抱き付いて、勢いによってケビンをレーザーから守った。しかし

「うっ!?」

レーザーがリースの背中をかすり、かすった際に伝わって来た高熱にリースは呻いた。



「リース!大丈夫か!?今、助けたるっ!!」

リースの様子を見たケビンは慌てた後クラフト―――セイクリッドブレスでリースの傷を回復しようとしたが

「……っ……!平気。それよりケビン、今までの戦いでもう法力や魔力もそんなに残ってないでしょう?だから、無駄な消費は抑えて。」

「……リース………」

痛みに呻きながらも耐えたリースの制止の言葉に手を止めた。

「……ケビンは全部一人で背負いすぎ。私はケビンの従騎士で……それに”家族”なんだからもっと頼って。」

「……………すまん。」

そしてリースの言葉を聞いたケビンは辛そうな表情で黙り込んだ後、やがてため息を吐いて呟いた。

「………別にいい。…………はい。これで少しは法力や魔力が戻ったでしょう?」

ケビンの呟きに静かに答えたリースは両手から光を出してケビンに自分の”気力”や”魔力”を分け与えた。

「ああ。けどいつのまにこんな事もできるようになったんや?」

「……シュリさんやサリアさんに指導してもらったの。彼女達は他人に力を分け与える術を習得していたし。………もう私は姉様やケビンに置いていかれるのは嫌だったから、少しでもケビンの力になりたい為にさまざまな人達から色んな事を学んだの。」

「……………………」

リースの話を聞いたケビンは辛そうな表情でリースから目を逸らして黙り込んだが

「………立って、ケビン。この”影の国”から帰還する為に………そして姉様が歩んだ道を追う為に………!」

「…………ああ…………そうやな……………」

リースの励ましの言葉を聞き、静かに頷いた後立ち上がった。

「……フン。立ち上がった所でお前達ではこの絶対防壁を破れない。どうする気だ?」

その様子を見ていたユーゴは鼻をならした後、試すような視線でケビン達を見つめて尋ねた。

「……ケビン、”ロアの魔槍”はまだ撃てる?」

ユーゴの問いに答えず考え込んでいたリースはケビンに尋ね

「あ、ああ。けど今残っている力やと一本が限度や。」

尋ねられたケビンは戸惑いながら答えた。

「そう。――だったら、次は私も一緒に撃つ。」

「んなっ!?アホ!何考えてんねん!?何の処置もなしに”魔槍”に触れたら、どうなるかわかるやろ!?」

そしてリースの提案を聞いたケビンは驚いた後、血相を変えて叫んだ。

「勿論、”魔槍”には触れない。ケビンに直接触れて私の力を与え続けて、魔槍の力を増大させるだけだから。……早くして。今の私達にあの絶対防壁を破れる手段はそれしかないと思う。」

「……………………わかった。けど、絶対に魔槍に触れるなよ!?」

しかしリースの説明を聞いたケビンは辛そうな表情で考え込んだ後、真剣な表情で忠告した。

「ケビンは心配し過ぎ。………ボウガンを構えて、ケビン。」

「………ああ。」

”ロアの魔槍”をボウガンに装着して、魔槍をユーゴに向けて構えたケビンにリースは近づき、そしてケビンと身体を合わせ、さらに片手をケビンが持つ手に重ね、ケビンに自分の魔力や気力を流し始め、そして2人は祈り始めた!

「「昏き深淵の闇よ………今こそ輝けし希望の光となり、我等を導く光の柱と化せ………エイドスよ、我等に力を………!」」

2人が祈りを終えると、なんと”ロアの魔槍”が光輝き、聖なる気を纏った槍になり、さらにケビンが現した背中の妖しい赤い光を放つ”聖痕”の半分は神々しい青色に輝き出し、まるで”聖”と”魔”を現すかのように対極の両翼と化した!その槍は”魔槍”でありながら、信仰深いシスターの大切な者を思う力によって”聖気”を纏った槍!その槍とは………!



「「導け…………太極の聖魔槍!!」」



リースの信仰深い聖なる祈りとケビンを大切に思う純粋な祈りにより、一時的に”ロアの魔槍”と”聖痕”の一部が浄化され、ケビンが浄化され”聖魔槍”となった槍を”聖痕”の力で強化して放つ協力技(コンビクラフト)――――――聖魔槍アイン・ソフは光と闇の軌跡を宙に残しながら、なんと絶対防壁の壁を貫いた!

「なっ………!?」

絶対防壁が貫かれた瞬間を見たユーゴが驚いたその時、聖魔槍はユーゴの足元に刺さり、さらに光と闇が混じった巨大な柱と化し、光と闇の大爆発を起こした!

「グアアアアアアッ………!?クソ………僕の負けだ…………」

大爆発に巻き込まれたユーゴは悲鳴を上げた後、悔しそうな表情で地面に膝をついて戦闘不能になった!

「ハア………ハア……」

「なんとか、勝てた………」

一方全ての力を使い果たしたケビンは息を切らせ、リースは疲労を隠せない様子で呟き、同時に地面に膝をついた!



「朧!!」

ケビン達と同時に戦闘を開始したヨシュアはクラフトを放って一瞬でトールの背後に回って攻撃を仕掛けたが

「甘い!ハァァァァァァ………!!」

「っ!?」

トールが繰り出し続けるすざましいスピードの鉤爪の攻撃により、ダメージを受け、さらに必死に捌いていた。

「セイッ!!」

その時レーヴェが側面からクラフト―――ケイオスソードを放った!

「フッ!」

攻撃に気づいたトールは神速で回避すると共になんとレーヴェの目の前に現れ、そして!

「おぉぉぉぉぉっ!!」

ヨシュアに攻撃したようにすざましいスピードで鉤爪を繰り出し

「ハァァァァァァ………!!」

トールの攻撃に対し、レーヴェもすざましいスピードで剣撃を繰り出し、互角の戦いをしていた!

「絶影!!」

「!?」

その時ヨシュアがクラフトで強襲し、ヨシュアの攻撃を受けたトールは表情を歪め

「!そこだっ!!」

その隙を狙うかのようにレーヴェはクラフト―――クロスウェイブを放ち

「絶影……舞の型!!」

さらにヨシュアも再びクラフトで強襲し、レーヴェと同時に攻撃を放った!

「フッ!!」

「っ!?」

「くはっ!?」

しかしその時トールは炎を纏いながら回転して上昇し、レーヴェとヨシュアを同時に攻撃すると共にヨシュアが放った衝撃波も打消し、そして

「見切れるか!?」

「っ!?」

風を纏いながら神速でヨシュアの横を駆け抜けると同時に攻撃し、ヨシュアを怯ませ

「ハアッ!!」

すざましい雷が宿った鉤爪でヨシュアを攻撃した!



「……させん!!」

「!!」

その時レーヴェがクラフト―――空破斬を放ち、レーヴェの攻撃に気づいたトールは攻撃を中断して回避をしたが

「そこだっ!!」

「弧武!紅燐剣!!」

「っ!?」

レーヴェのクラフト―――零ストームと同時に放ったヨシュアのクラフトは回避できずダメージを受けた。

「旋風斬!!」

そして反撃を許さないかのようにレーヴェは突進すると同時に斬りかかり

「朧……斬の型!!」

ヨシュアはトールの背後に回って、レーヴェと共に逃げ場のない同時攻撃を仕掛けた!

「ハアッ!!」

「グッ!?」

「くはっ!?」

一方トールは先ほど放った炎よりさらにすざましい炎を纏わせて回転しながら上昇し、同時攻撃を仕掛けた2人にダメージを与え

「おぉぉぉぉぉっ!!」

今度はレーヴェに連続で鉤爪による攻撃を次々と放った!

「ハァァァァァァ………!!」

対するレーヴェも再び激しい連撃を放って対抗した。

「フッ!!」

「ハアッ!!」

そして2人は連撃の最中に強烈な攻撃を同時に放ち、鍔迫り合いの状態になった!



「………やるな。初めて見た時から感じていたが………お前はどこか俺に似ている。」

「………………」

鍔迫り合いの状態で静かに呟いたトールの言葉にレーヴェは何も返さず、静かにトールを見つめた後

「……かつて俺は大切な者を失い、大切な者の犠牲が本当に値か”人”を試す為に力を求め一度”修羅”に堕ちた。」

静かな口調で語りだした。

「……!……………」

レーヴェの話を聞いたトールは一瞬驚いた後、すぐに表情を戻して黙って聞いていた。

「………だが………”力”だけを求めた先には何もないことを遺された者が教えてくれ…………その結果、俺に必要だったのは本当は何だったのかとその時にようやく気付いた。」

「………それは一体何だ?」

話を聞いていたトールは静かな笑みを浮かべて尋ね

「俺に必要だったのは力そのものではなく………あるべき未来を真剣に考え、共に力を合わせて掴もうとする強い意志と思いだ………!」

尋ねられたレーヴェは真剣な表情で叫んだ!

「レーヴェ…………」

レーヴェの言葉を聞いたヨシュアは微笑み

「………そうか………ならその意志と思いが………俺が持つ同じ意志と思いを超えられるか見せてみろ……!」

トールは静かな笑みを浮かべた後、真剣な表情で叫んだ!

「望む所だ………!」

トールの言葉に答えたレーヴェは鍔迫り合いの状態をやめて、一端下がり

「むん!聞くがいい………獅子の叫びを!おぉぉぉぉぉぉ………!!」

全身にすざましい闘気を纏わせた後、剣を地面に刺した!するとトールの身体は凍結し始めた。しかし!

「おぉぉぉぉぉっ!!」

トールは全身にすざましい闘気をさらに纏わせて凍結し始めた身体の氷を砕いた!

「せいっ!!」

「ハァァァァァァ………!!」

そしてレーヴェが放った高速の斬撃に対し、鉤爪を高速に振るって相殺した。一方レーヴェは天高くへと全身にすざましい闘気を纏わせながら跳躍した!するとレーヴェの姿は巨大な黒獅子の姿になり

「滅!獅子皇!!」

トールに突進した!

「皆………今こそ俺に力を貸してくれ………」

その時トールは異空間から白く輝く剣を取り出し

「おおおおおおおおっ!!」

剣にすざましい光を纏わせた後、剣を振るって光の衝撃波を突進して来るレーヴェに放った!するとトールの目の前まで突進して来たレーヴェに命中し大爆発が起こった!そして煙が晴れるとそこには……!

「グッ………!?」

大ダメージを負い、呻いているレーヴェが再び剣を構え直し

「クッ……………これで止めだ!おおおおおおおおおっ!!」

大爆発に巻き込まれ、大ダメージを負って吹っ飛ばされたトールが表情を歪めた後両手にすざましい闘気を収束し始めた!

「レーヴェ、大丈夫!?」

「……問題ない。それよりヨシュア……お前の力を貸してくれるか?」

「うん。………”漆黒の牙”と”剣帝”の力が合わさった時の力………彼に見せてあげよう!」

「………ああ。」

一方レーヴェはヨシュアと共に武器を再び構え

「行くぞ、ヨシュア……!」

「了解………!ハアッ!!」

レーヴェの呼びかけに頷いたヨシュアは残像を残しながら上空に跳躍し、レーヴェは分身を一人作った後左右に分かれて散開した!

「ハアアアアアアアアアアアッ!!」

ヨシュアとレーヴェが散開した瞬間、トールは収束していた闘気をすざましいエネルギーとして解き放ち

「ハァァァァァァ………!!」

「なっ………!?グッ………!?」

攻撃を回避したヨシュアは飛び回りながら無数の分身達でトールを翻弄しながら次々と攻撃を加えて行き

「オォォォォォッ!!」

「グッ………!?」

レーヴェは分身と共にトールを挟み込んで激しい剣撃によって発生した衝撃波を次々と放ってトールにダメージを与え続けた!そして分身達がなくなったヨシュアと、同じように分身がなくなったレーヴェはトールを挟み込んで同時に斬りこんで、トールを駆け抜けた!その技は”漆黒の牙”と”剣帝”の2身一体の挟撃!その技とは……!



「「絶技!幻朧閃影陣!!」」



「…………見事だ………」

ヨシュアとレーヴェが放った協力技(コンビクラフト)―――幻朧閃影陣を受けたトールは静かな笑みを浮かべて地面に膝をついて戦闘不能になった!

「ハア、ハア…………本当に手強かった………まさにかつてのレーヴェを相手にしている気分だったよ………」

一方技を放ち終わったヨシュアは今までの戦闘による疲労によって息を切らせながら呟き

「……そうだな……俺もかつての自分と戦っていた気分だった………だが……お蔭で俺自身を見つめ直すこともできた。フッ………奴との戦いは俺にとってもある意味”試練”だったな………」



そしてヨシュアの言葉に頷いたレーヴェは静かな笑みを浮かべた…………


 
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