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やはり俺が俳優なのはまちがっている?

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プロローグ

 
前書き
アニマス15話の生っすか!?サンデーの回から始まります。
この15話の時期がわからなかったので10月位をイメージしております。
あと俺ガイル側も修学旅行前日の時系列となっております。


それでは駄文ですが、暇つぶし程度にどうぞ。 

 

 巨大ロボットの肩に乗っている二人の少女が対する巨大ロボットの肩に乗っている男と対峙している。

 「なんで!どうして!」

 悲しげな表情を浮かべた少女『アミ』が問いかけると、男は一瞬ハッとした表情を見せ、すぐに邪悪な笑みを浮かべる。

 「俺が忠誠を誓うのはハルシュタイン閣下ただ一人。閣下がいたからこそ、この俺がいる。覚悟しろ!キサラギ!」

 そう言うと男『アハト』は自身のロボットに乗り込むと、いまだ棒立ちのキサラギへこぶしを放つ。

 『……くっ』

 胸部へダメージを受け、苦悶の声を上げるキサラギ。
 アミは隣で歯を食いしばって振り落とされまいとする『マミ』の方へ顔を向けると大きな声で呼びかけた。

 「マミ!やるしかないよ!地球の平和の為に!」
 「うん!アミ!」

 二人の意思の高まりとともにキサラギのパワーもどんどんと上昇していく。

 「「行くよ!」」
 「行くぞ!」

 三人の叫びと共に激しい攻撃が飛び交う。
 そして、アハトのロボットがひるんだ隙にキサラギのこぶしが胴体を貫く。

 「ぐっ!み、見事…。申し訳ありません、閣下」

 大爆発を起こすアハトのロボット。

 「絶対に!」
 「私たちは!」
 「負けない!」

 勝利のポーズと共に空を見上げるアミとマミ。
 その表情はどこか曇っていた。



 「そう、〝彼〟が負けたのね」
 「ええ」

 中央の玉座に座る少女『ハルシュタイン』は玉座の後ろに立つ男装の麗人『マコト』の言葉を反芻する。

 「彼が負けたとなると、そろそろ私も本腰を上げなくてはならないわね」
 「お供致します」

 二人の声は聞こえなくなった。



 そうして、始まるキサラギ達の激しい戦い!

 「嘘!アズサイズの鎌が…あぁ!」

 「穴掘って、埋めて差し上げます!」

 「あなた達に……この、地球の運命は、託した、の……」

 「お前たち!もういい…どくんだーーッ!!」

 そして、現れる最強の敵『ハルシュタイン』

 「怖れ、ひれ伏し、崇め奉りなさい!」

 ピンチに陥るキサラギ。
 だが、諦めなかった。

 「行くよ、マミ」
 「行こう、アミ」

 「「オーバーマスターしかない!」」

 現れるキサラギ最強の姿。
 地球の命運はどうなる!


 『劇場版 無尽合体キサラギ ~宇宙の果てまでイッテきM@S~』

 今年度夏公開





 -生っすか!?サンデー収録スタジオ―

 司会席に三人の少女が座っている。
 向かって左側から『如月千早』『天海春香』『星井美希』である。
 口火を切ったのは真ん中の春香である。

 「はい!ただいまの映像は今年の夏に公開される映画『劇場版 無尽合体キサラギ ~宇宙の果てまでイッテきM@S~』の予告でした!」

 春香の後に口を開いたのは千早だった。

 「この劇場版には特別ゲストが出演されております」
 「今見た人はわかってると思うけど、俳優の『|檜谷八≪ひたにはち≫』さんなの!」

 最後に口を開いた美希の言葉に観客席からどよめきが起こる。

 「みんなもすごいと思うでしょー?美希たちも初めて聞いたときはびっくりしたのー」
 「うんうん、皆半信半疑だったもんね」

 美希と春香の二人が仲良く話をしていると、カメラ付近にカンペが現れ、次の展開を指示する。

 「えー、ここでスペシャルゲストをお呼びしたいと思います!」
 「なんとなんと!スペシャルゲストは今の美希と春香の会話で何となく予想がついたと思うけど、檜谷八さんなの!」

 その瞬間、会場のどよめきが先ほどよりも大きくなる。

 「それでは檜谷さん、どうぞ」

 いつもと変わらない(表面上は)千早がそう声をかけると、舞台袖から件の青年が現れ、観客に一礼すると千早と春香の間に用意された席に座る。

 「こんにちわ、檜谷八です」
 「「「こんにちわ(なの)」」」

 四人が挨拶を交わすとトークが始まり、キリのいいところで次のコーナーが始まる。





~番組終了後~

 「お疲れ様でした」
 「あ、檜谷さん、お疲れ様です」

 眼鏡をかけたアホ毛の少年『檜谷八』は番組スタッフに挨拶をしながら、通路を進む。
 そして、出口に向かう通路に差し掛かった時、後ろからパタパタと走る音が聞こえ、後ろを向き、目を見開いた。

 「八君」
 「ちーちゃ……千早…」

 後ろから走ってきたのは千早だった。

 「えっと、どうしたんだ?」
 「あの……えっと…これ、渡してなかったと思って」

 そう言うと千早はポケットから小さく折りたたんだメモ用紙を取り出した。

 「私の携帯番号。映画の撮影の時はいろいろ忙しくて渡せなかったから…」
 「あ、ああ。ありがとう」

 そう言って、八は千早からメモ用紙を受け取ると、それを自分の胸ポケットに入れ、後ろを向こうとした。

 「また共演出来て嬉しかったわ。また、共演しましょう」
 「ああ、俺も共演出来て良かったよ」

 そして、八は「じゃあな」と軽く手を振ると、出口に向かう通路へと消えていった。
 千早はその後姿を見送り、楽屋に戻るべく足を踏み出した。





 『檜谷八』こと『比企谷八幡』がテレビ局の正面玄関を出ると、空は真っ暗になっていた。

 (さて、修学旅行の依頼…どうするかなぁ…)

 八幡の脳裏に浮かぶのは、自身が所属する部活『奉仕部』に持ち込まれた依頼。
 とある女生徒への告白の成功。
 そして、とある女生徒からの告白阻止の依頼。
 この二律背反の依頼こそが八幡の頭を悩ませる原因だった。
 頭を悩ませながら八幡は東京の街中へ歩き出した。 
 

 
後書き
誤字脱字などがありましたら… 
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