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英雄伝説~光と闇の軌跡~(SC篇)

作者:sorano
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第124話

~アクシスピラー・屋上~



「むんっ! 受けてみよ、剣帝の一撃を………はああああっ!!」

戦闘開始早々レーヴェはSクラフト――鬼炎斬を放った!

「きゃっ!?」

「くはっ!?」

「かはっ!?」

「ぐっ!?」

「うっ!?」

レーヴェのSクラフトが命中したエステル達は大ダメージを喰らって、悲鳴を上げたが

「今だ………光よその輝きで傷つきし翼達を癒せ………リヒトクライス!!」

クローゼがSクラフトを放って全員を全回復すると共に防御力を上げた!

「「…………」」

そこに人形兵器達がクラフト――プラズマボールをオリビエとアガットに放った!

「うぉっ!?」

「ぐっ!?」

人形兵器の攻撃を受けたオリビエとアガットは防御力は上がっていたが、それでもダメージを受けた。

「癒しの闇よ………闇の息吹!!」

「癒しの光よ…………癒しの息吹!!」

しかしエステルとティアより治癒魔術を取得したクローゼが魔術を使って、2人を回復した!

「銀の楔よ………我が敵を滅せよ!………シルバーソーン!!」

そこにレーヴェのアーツが放たれた!

「!!みんな、散って!」

レーヴェのアーツに気付いたエステル達は散開して、エステル、クローゼ、オリビエは人形兵器達に、ヨシュアとアガットはレーヴェに向かった。



「はっ!!」

「やあっ!!」

エステルとクローゼはそれぞれ攻撃をしてダメージを与えたが、敵達は怯まず敵に突進するクラフト――ライアットチャージを放った!

「うっ!?」

「うぁっ!?」

敵が放った技に命中したエステルとクローゼはダメージを受けたが

「んっふふ~、愛と真心を君たちに!それっ!」

オリビエがクラフト――ハッピトリガーを放って回復した。

「はぁぁぁぁぁぁ!」

そしてエステルはクラフト――真・旋風輪を放ってダメージを与え

「ブルーアセンション!!」

「シャドウスピア!!」

クローゼとオリビエはそれぞれアーツを放って、ダメージを与えた!

「「………………」」

一方敵はその場で留まり足元から光を出し始めたが

「はぁぁ、せいっ!!」

エステルが放ったクラフト――真・剛震撃が命中し、行動が中断されると同時にダメージを受けた!



「クロックダウン!!」

さらにオリビエが放ったアーツによって敵の動きは遅くなった!

「「……………」」

対する敵は飛び上がって敵を踏みつぶすクラフト――ライアットプレスをエステルとクローゼに放ったが

「っと!」

「!!」

敵の動きは遅かった為、エステルとクローゼは回避に成功し

「せいっ!!」

「えい、やあ、はあ!」

エステルはクラフト――真・捻糸棍、クローゼはクラフト――シュトゥルムⅡを放ってダメージを与えた。

「そぉれっ!クイックドロウ!!」

そこにオリビエがクラフトを放って、敵に行動をさせない為に足止めをしていた!そしてオリビエがクラフトを放って足止めをしている間にエステルとクローゼは詠唱を開始し、そして魔術を放った!

「流砂旋刃!!」

「凍結!!」

2人が放った魔術によって、敵の足の一部が破壊されて、敵は地面に崩れ落ち、そして

「この曲は君たちに捧げるレクイエムさっ!ふっ、これは避けられまい!そぉれ、おまけだっ!!」

オリビエがSクラフト――レクイエムハーツを放って止めを刺した!



「そこだぁ!!」

「行くよ!ハアッ!!」

エステル達が人形兵器と戦っている一方アガットはクラフト――ドラグナーエッジⅡを、ヨシュアはクラフト――紅燐剣をレーヴェに放ったが

「甘いっ!!」

レーヴェはクラフト――零ストームを放って相殺し

「せいっ!!」

アーツ――スパイラルフレアを2人に放った!

「くらいやがれっ!!」

「朧!!」

しかし2人はクラフトを放つ事によって、アーツを回避すると同時に攻撃を仕掛けた!

「せいっ!」

レーヴェはまず、自分の背後から攻撃して来たヨシュアの攻撃を捌き

「させん!」

「チッ!」

さらにアガットの攻撃も剣を振るって、弾いた!

「絶影!!」

「くっ!?」

しかしそこにヨシュアが放ったクラフトが命中し、呻いた!

「ふおらあぁぁぁ!!」

「っ!?」

さらにそこにアガットがクラフト――フレイムスマッシュⅡをレーヴェに命中させ、レーヴェにダメージを与えた!



「そこだっ!!」

「っつ!?」

そしてレーヴェは反撃にクラフト――零ストームを放って、アガットにダメージを与え

「せいっ!!」

ヨシュアに斬りかかった!

「!!」

斬りかかられたヨシュアは双剣で防御して、鍔迫り合いの状態になった!

「ほう………いい双剣を使っているな。」

「………知り合いに腕のいい鍛冶職人がいるからね。その人に作ってもらったんだよ。」

鍔迫り合いの状態でレーヴェは余裕の表情で、ヨシュアは必死の表情で会話していた。

「フッ、そうか。だが、使い手が武器の強さに追いついていないようだな?」

そしてレーヴェは不敵な笑みを浮かべて剣にさらに力を入れた!その事によって、ヨシュアはだんだんと押され始めていた。しかし

「おらっ!!」

「!!」

背後からのアガットの攻撃に気付いたレーヴェは横に跳んで回避し、そして



「燃え盛る業火であろうと砕き散らすのみ…………はぁぁぁぁぁぁぁ………!」

Sクラフト――絶技・冥皇剣を放とうとした!レーヴェのSクラフトによって、2人を凍りつかせるかのように足元から氷が襲ったが

「もう、僕は逃げない………はぁぁぁぁ!」

「これで決まりだ!!らあぁぁぁぁぁぁ!ふおらぁ!」

2人はそれぞれSクラフトを放って、回避し、そして!

「うおぉぉぉぉぉぉっ!だぁぁぁぁっ!行くぜっ!ドラゴンダーーイブ!!」

「せやっ!秘技・幻影奇襲(ファントムレイド)!!」

それぞれのSクラフトをレーヴェに命中させた!

「ぐっ!?」

2人のSクラフトが命中したレーヴェは呻いて怯んだ!

「お見せしよう!美の真髄を!!ハウリングバレット!!」

さらにそこに人形兵器達との戦闘を終えたオリビエがSクラフトをレーヴェに放ったが

「させん!!」

レーヴェはクラフト――零ストームを放って相殺した。しかし!

「光よ!我に集いて魔を討つ陣となれ………サンクタスノヴァ!!」

「ガッ!?」

クローゼのSクラフトが命中し、さらに大ダメージを受けると共に怯んだ!

「はぁぁぁぁ!!いっけ~!」」

さらにそこに内に眠りし力を解放したエステルが闘気の竜巻をレーヴェに放った!

「ぐああああっ…………!」

エステルが放った竜巻を受け、ダメージを受けると共にその場に留まらせられているレーヴェは悲鳴を上げた!

「これが!”あたし達”の!とっておき!!我に眠りし命の炎よ……ここに来たれ!」

そしてエステルは鞘から剣を抜いて、片手で握り、もう片方の手には棒を握って叫んだ!すると、剣には”聖炎”が宿り、棒は”聖炎”によって刃が宿り、槍と化した!

「これで……終わりよ!」

そしてエステルは両方の武器を構えて、そのままレーヴェ目掛けて突進した!

「聖技!!」

突進したエステルは槍と化した棒と剣で、レーヴェを十字(クロス)に斬った!!

「グランドクロス!!」

エステルがレーヴェの背後まで駆け抜け、叫ぶと闘気と聖炎によってできた十字架がレーヴェに刻まれた!

「ガッ!?やるな………」



そして度重なる大ダメージによってレーヴェは地面に跪いた………!
 
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