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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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数時間後、、、
PM16時ラポールタマムシにて




カタッカタッカタッ(パソコン)


サトシは外回りを済ませ、
事務室で仕事をしていた。


サトシ(うーん、、、いざ辞表出すとなると
やっぱり切り出しにくいなっ)


辞表を出すと決めたサトシだったが、
さすがに言いにくいのか、事務仕事も
手がつかない状態だった。


サトシ「、、、」チラッ


サトシの視線の先には、



”営業心得五箇条”

一、業務の為には体を張るべし


二、休みは仕事に使うべし


三、給料は人の為に使うべし


四、私情は捨てるべし


五、会社に感謝すべし

社員は以上の項目を厳守し、
尚、自主退社は会社側が
了承した適切な理由で無い限り
固く禁ずる。
又、守秘義務として
業務内容、社内状況を部外者に
漏らした場合、漏れた場合は
連帯責任として社員全員解雇とする。


”尚、自主退社は会社側が
了承した適切な理由で無い限り
固く禁ずる。”



サトシ(なんで本人の意志で
自主退社出来ないんだよっ)




サトシ:「、、、」チラッ

反対側には、、、



部長(元カラテ王):「ふぅ〜〜」

スッ
スッ
ブンッ(演武)


サトシ(くそっ)



サトシは
どうにかして辞められないものかと考え、
仕事が手につかないまま退勤時間を迎えた。










 
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