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転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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交渉・・・そして

 
前書き
色々とありますが なんとか書き上げました。 

 
外は段々と雪が積もりだしている・・・ 元々は一時的にユニコーンガンダムのビームマグナムの威力によって雪雲や雪がなくなっていたが・・・

それでも自然はやはり強大であった、 黒い戦術機が一機で先ほどまで戦場であった場所に堂々と武装もなしにユニコーンガンダムに近づいて、外に向かって通信を開始し始めたのだ。


「やはり人が乗っているようね私は東ドイツ所属の武装警察軍の戦術機大隊「ヴェアヴォルフ(人狼)」を率いる大隊長、ベアトリクス・ブレーメ少佐よ そちらはだれかしらね?」


実際に誰でも拾える通信で返事をしていたのだ、


すると白い機体から音声通信のみで返事が返ってきた、これは仕方がない 幾ら通信が拾えるからといって 相手と直接通信は避けたいのだ、

『実際にウイルス系を通信の電波に乗せて送られてくると・・・しゃれにならないし 交渉というか相手も名乗っているから、名乗るか・・・それにこれは』


「こちらは火星軍所属、地球圏先行偵察隊所属しているサトシ・アイズ・アルセイフだ」


流石にMSの音声通信だけでは何かと今後に問題があるので、この通信と映像はすでに上に待機中のべクトラ級5隻が同時に録音・録画を開始している。


それにも気づかないが・・・なによりも一番相手が驚いたのは・・・

「か・・・か・・・火星軍・・・それはなに・・・あなたはあの火星からやってきた?」

ベアトリクス・ブレーメも流石に驚いたが・・・この会話自体も戦場の全てに流れていた・・・

無理も無いベアトリクス・ブレーメも流石に自分の想像を超える・・・場所からやってきたという人間がいるなんて思わないし、なによりも向こう側と通信するにはこちら側が通信を常にオープン回線で話さないといけないのだから。


実際に前回の接触の時の戦闘データからももしかしたらこちら側の通信装置や能力が違っているために
この戦いでは相手が通信を返さなかった可能性も高いという予想が実際に有った。


特に兵器の実験をするならば、実際にソ連側かもしくは国連ルートで依頼をすればいいだけである。

だがそれができなかった極秘部隊ならばここまで戦場に大々的に姿を見せないだろうという結論に至っていたからだ。


実際にMSと戦術機は姿形は多少は似ているが性能も違えば通信機器も違って当たり前なのだ、事前に登録した通信番号さえ知らないのであれば、通信ができるわけではない。



「そうだ・・・実際に火星に存在していた全てのハイヴは攻略している、残る月とここ地球と呼ばれる惑星に存在している、ハイヴのみだが」



これには戦場に存在している全ての兵士がいや後方に存在している基地司令部の兵士達もこの通信は伝わっていた、元々サトシにしてもこの通信が何処まで向こうが側が拾えているか?

それが謎である以上、どうしても5隻のべクトラ級のスペックをフルに活用しながらこの話をしているのだ、


そのためにこの会話は東ドイツ・西ドイツ・国連軍・ソ連・フランス・イギリス・中国・日本・アメリカ・エジプトまで普通に五隻もあれば通信力と通信そのものはカバーできる出力は十分にあった。



「ばかな・・・そんな話は・・・聞いたことがない・・・仮にだそうだとしてもだ、なぜ我々を助けるような行動を取った、本来の貴官の任務であれば偵察が主目的のはずだ・・・だとすれば地球の情勢や勢力を騒がせるようなことは普通は起こさないはずではないか?」


ベアトリクスの言っていることはなにも間違いではない、実際にガンダムが戦場に出たことで、さまざまな機関が情報収集の為に動き出したのだ。


はっきりといえば偵察の域を普通は超えているとこの通信を聞いている人間達が、誰もが思っていたが。

次の瞬間それは見事に砕かれた、


「確かに地球の情勢をしるだけであれば。ここまでの強大な兵器など必要ではないが、自分の主な目的は二つあるので」



「それはなんだ?サトシ殿」

会話をして数分程度ではあるがベアトリクス・ブレーメ少佐は十分に慎重に言葉を選びながら話していた、


実際に彼らのデータによると前回の戦いではこちら側の戦術機全てを破壊することも出来たが・・・それを全くしないで戦闘不能にするだけ能力を持った戦術機もどきの機体と粒子兵器・・・


そしてなによりも現在も自分達の頭上に堂々と存在している、【超度級飛行する大型戦艦】を簡単に作れる技術力・・・誰だって敵には回したくないのだ。



「ひとつは、地球に存在しているBETAの戦闘能力ならびに火星に存在していた個体種とのどれが違うのかそれのデータ収集目的と地球での戦闘データ収集が一つ目だ」


「では二つ目は・・・地球圏の支配ではありませんよね、それだけの武力がありながら一週間も雲隠れできるほどの技術力を持っているならば・・・現状の地球圏ほど簡単に支配できるでしょうね」


確かにそうなのだが・・・実際には違うのだサトシ自身が地球に行きたかったのはこの二つ目と自身が不老不死で仮に殺されても 火星のベース基地に肉体と魂が復活・再生するのだ。


「そうですね 二つ目は・・・これは地球の方々に対しては厳しいことを言いますが、自分はリトマス試験紙のようなものです、」

「仮に交渉がうまくいき、自分が有している機動兵器ならびに機動艦隊を動かす人材を育成中に殺されても、また今から一日後に定期通信を火星本部に入れないと・・・火星政府は地球を見捨てます・・・」

「これは地球の科学技術を大きく越えている技術力と軍事力を持っている火星政府が決めたことです、
そのために自分は火星からたった一人でやってきましたからね、先日の機動兵器は全て無人機であり、上に存在している機動艦隊もやはり無人兵器です」

「それを仮に手に入れた地球人達がなにをどうしようが・・・われわれは関係ありませんということですね、実際に交渉しようとする相手を殺すか洗脳するかしりませんが・・・暴力で奪い取る・・・そんな相手だれが助ける必要があるのか・・・それが火星政府の悩みどころです」




この通信を聞いた全ての人間のうち一割程度は直ぐにこの艦隊を奪うための計画を練り始めた。

また第3計画の連中もこの通信は当然拾えるのだ、だからこそ自らの計画の方向転換するかどうか悩んでいた。

「どうする・・・やつが言うとおりならば・・・やつを消せばあの超技術力が我々ソ連が手に入れることになるぞ、どうせ両ドイツは我々の言うとおりにしなければ・・・どの道直ぐに消える国なのだ」


「だが・・・奴のいっていることが正しければ・・・仮に超技術が手に入っても、それの使い方が全くといっていいほど我々にはわからないぞ・・・しかも機械だ・・・修理の必要だってある」


「おまけに・・・火星軍と政府が我々を見捨てるとここまで堂々と言われると・・・下手すると我々の上に核兵器が大量に落ちてくるぞ・・・アメリカがやりそうなことだ」


こうして第3計画の連中も頭を抱えるしかなかった、実際に他の国々も反応は似たりよったりである。

実際にあそこまで超兵器ならびに戦術機もどきの母艦も戦闘能力があることが衛星から届いた映像からも確認が取れている。


おまけに自分を殺したら火星軍と政府からの援軍はもう二度と望めない・・・しかも洗脳や催眠も下手すると相手にばれたら・・・あのような兵器が自分達の国に降りてきて報復攻撃が開始されるかもしれないのだ。



ただでさえ人類は現在BETAの激しい攻勢をかろうじて凌ぎつつゆっくりと防衛ラインを徐々に下げているだけでさ大量の戦死者を出しているのに・・・



仮に奪ってもまた習っている最中に殺しても援軍ならびに援助がないというのは最前線国家ならびに前線国家の首脳達や軍のトップには十分すぎるほどの打撃なのだ。


しかも仮に今超技術を手に入れたとしてもだ、その所有権でまたもめるだろうし、なによりもだ

その扱い方も知れないままでは下手をすると何十年と解析に時間がかかるかも知れない。


そうだれもが思っている中で・・・


「チッ・・・ふざけるな 火星から来たなんて なんて嘘下手な奴だ、冗談にもほどがある」


それは今まで会話をしていた相手ではない、迷彩色で肩に666とドクロのマークが入った戦術機がこの戦場に後にいきなりやってきて、サトシとブレーメの間の通信をジャマしたどころか

逆に通信に割り込んできたのだ。


「あんたはだれだ・・・今はこのブレーメ少佐と話していたんだが?」

サトシにしてもそうだ・・・行き成り通信に横は入りしてきた男性の声もまたガンダムシリーズの主人公の声を担当していた声優さんと一緒だったからだ。 


『こんどはシン・アスカかよ・・・つまりこいつが主人公かな いや魔法少女なのはの声をしていたブレーメ少佐もいた・・・主役級が多いな・・・もしかして ヒロイン枠はむしろこいつか・・・逆パターンもあるかな』


そう考えいたら・・・また別の通信が横は入りしてきた。

「貴様!!!!ーーーー テオドール、テオドール・エーベルバッハ少尉・・・貴殿なんて事をしてくれたんだ!!!」


またまたドクロと666と書かれた戦術機が複数飛んできたが・・・そのうちの一機だけが突出してきた上に、そのテオドールと呼ばれた人間が乗っている戦術機を問答無用で捕まえた。


「すまない、折角の会話に水をさすようなまねを内の部下がしてしまった本当にすまなかった」


『また女性の声か・・・しかもこれはガルパンのナカジマの中の人かよ・・・おいおいどうなっている・・・主役級が多いぞ声の判断はもうしないほうがいいかも知れない・・・だって武はフリーダムのパイロットだからな・・・』



「いいえ・・・行き成り火星軍や火星政府なんて言われては戸惑う人がいてもおかしくはありませんが、実際にこうして・・・いいえ、なによりもちゃんとした物象がここにあるので、だれも問題にすらないですね、そしてあなたは一体誰でしょうか? 名乗りもせずに誤るのはどうか思いますよ」


「これは失礼をしていたな、私の名前はアイリスディーナ・ベルンハルト大尉だ、先ほどは本当にすまなかった、それと前回の戦場では、私の部下をそちらに救ってもらった恩が有ったのだが・・・この馬鹿が本当に申し訳ない」


実際に誤っているのだろう、申し訳ないないような声が通信で聞こえてくる中で・・・

「本当にそうよね、しかも世界の運命を握っているかも知れない人間相手にそんな言葉を放つなんて・・・本当に貴方の所・・・碌な人材はいないようね、ベルンハルト大尉」


「そうだとしてもだ・・・今の今まで後方でなにもしない大隊の隊長殿に言われたくは無いのだが、こちらは今の今までBETAの激しい攻撃を幾度と無く防いでいのだから少しは目をつぶってくれてもいいとは思わないか?ベアトリクス少佐殿」



「確かに沿うかもしれないわね、だもそれとことは話が別よベルンハルト大尉部下の手綱すら握れないようならば・・・どうなるかわかるわよね」


「・・・・・・ええ・・・わかるわ・・・ちゃんと・・・部下の手綱ぐらいは握れるわよ」


二人の会話も録音ならびに通信で世界中に発進されているのだが・・・それを知るのは少し後である。


「すまないが・・・ここで話していても埒が明かないから・・家の船に来るか? ベアトリクス少佐・アイリスディーナ大尉とテオドール少尉の三人限定ではあるが」


この提案に流石の三人も黙るしかないが、それでもやはり三人とも考えは一緒である。


「チッ仕方がない・・・隊長も行くからな護衛として付いて行くしかない」

「無論かまわないわ、でも部下に通信を入れさせてもらえるかしら、流石に私も現場を離れるとなると部隊の引継ぎとか色々とあるから」

「私も同じだ・・・私の部隊の副官に連絡を入れさせてもらってもいいだろうか?」


「問題ない、ただしだ、船に入るからには武器類は勘弁してくれ・・・無人艦隊だからイザという時為に無人のロボット兵器が艦内に動き回っているから武器類の反応があったら 蜂の巣にされるぞ」


無論こればかりは仕方がない、実際にオートマトンは優秀ではあるが、登録した人間は襲わない兵器なのだ、逆に登録されていない人間は問答無用で殺されるキルモードで艦内で動き回っている。


ゆえにサトシは今回だけはキルモードでありながら武装してない人間は殺すなと今のうちにオートマトンの命令系統にプログラム変更して命令を出している最中なのだ。


今後はこちらで用意してたゲストカードのIDによって問題なく艦内をある程度限定で動けるようにする予定ではあるが、今すぐにと言うことではない。



こうして三機とユニコーンガンダムは母艦であるべくトラに向かって飛んでいく 無論ユニコーンガンダムが先頭に立って飛ばしているのだ。














 
 

 
後書き
交渉はこんなモノでいいかな 死なないから 問題ないし 。 
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