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英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~(閃Ⅰ篇)

作者:sorano
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外伝~”剣聖”カシウス・ブライト~

~マルーダ城・訓練所~



「みんな、一気に行くぞっ!」

「気を逃すな……一斉にかかれっ!」

戦闘開始早々、リィンとユーシスは号令をかけて仲間達の闘志を高め

「アークス、駆動……」

「行くよ……!」

エマとエリオットはそれぞれオーブメントを駆動させ始めた。



「フッ!!」

しかしその瞬間、カシウスは一瞬で二人の目の前に現れ

「エリオット!」

「エマさん!」

それぞれのアークスで戦術リンクを結んでいたガイウスとツーヤは二人の前に現れて防御の態勢になったが

「―――金剛撃!!」

「グッ!?」

「うわあっ!?」

「ッ!?」

「キャアッ!?」

カシウスの大地をも揺るがす程の強烈な一撃によって4人纏めて吹っ飛ばされ、オーブメントの駆動は妨害された!



「獅子――――衝撃波!!」

「はいっ!」

そこにレーヴェが獅子の姿をした闘気を解き放ったがカシウスは棒の一振りで自分に襲い掛かった獅子を霧散させ

「せいっ!!」

「!!」

上空からのサラ教官の強襲を後ろへと跳躍して回避し

「ハアッ!!」

「まだまだだっ!」

続けて放たれた銃撃を棒を自分の目の前で回転させて全て防いだ!



「―――地烈斬!!」

そこにラウラが地を這う衝撃波を放ったが

「そこだッ!!」

「なっ!?うあっ!?」

カシウスが棒を地面に叩きつけて発生させた衝撃波――――裂甲断によって飲みこまれると共に自身もダメージを受けて怯んだ!



「火炎爆裂弾発射っ!―――バーニングフォース!!」

「炎よ、我が矢に力を!―――ブラストエッジッ!!」

「7色の矢よ!プリズミックミサイル!!」

マキアスとアリサ、セレーネはそれぞれ遠距離攻撃でカシウスを攻撃したが

「甘い!」

「なっ!?グッ!?」

「嘘っ!?キャアッ!?」

「そんなっ!?キャアッ!?」

カシウスは棒を一振りして3人が放った遠距離攻撃を纏めて無効化させた後同時にクラフト――――捻糸棍を放って3人にダメージを与えて怯ませた。



「3人共、今回復するね!―――ホーリーソング!!」

ダメージを受けた3人達に近づいたエリオットは魔導杖に込められた特殊回復魔法(アーツ)―――ホーリーソングを発動し

「氷の槍よ、全てを貫け!―――フリーズランサー!!」

エマはウィルが作った魔導杖に込められている無数の氷の槍を前方に解き放つ特殊魔法(アーツ)――――フリーズランサーを放ったが

「そこだっ!!」

「キャアッ!?」

カシウスはクラフト―――裂甲断で襲い掛かる無数の氷の槍を全て撃ち落すと共にエマに反撃した!



「行くよ―――シュッ!!」

「二の型―――疾風!!」

「喰らえ―――パワーピアス!!」

「―――瞬雷!!」

「疾風突!!」

フィー、リィン、ユーシス、プリネ、レーヴェは5人同時に攻撃をしかけたが

「とぉぉりゃああああっ!!

「ッ!?」

「うあっ!?」

「グアッ!?」

クラフト―――雷光撃でフィーとリィン、ユーシスにダメージを与えると共に吹っ飛ばし

「ッ!?」

「チッ!?」

プリネとレーヴェは防御がギリギリ間に合ったが武器越しに伝わってくる凄まじい衝撃によって吹っ飛ばされた。



「ハアッ!!」

「行くぞ――――鉄砕刃!!」

「セイッ!!」

そこにガイウス、ラウラ、サラ教官が同時に空中から強襲してきたが

「オォォォォォォォオ――――――ッ!!」

「なっ!?風が……!?グウッ!?」

「うあっ!?」

「キャアッ!?」

カシウスがその場で全身を回転させながら棒を振るって竜巻を発生させるエステルのクラフト―――”旋風輪”の究極型である”大旋風”によって3人は吹き飛ばされた!

「行くよっ!吹っ飛べ!――――ソニックストリーム!!」

その時仲間達が奮戦している間に集中してウィルが作った魔導杖の力を解放したエリオットは魔導杖を掲げた。するとエリオットの目の前から爆音の衝撃波がカシウスに向かい

「これで決めますっ!―――元始にて清浄なる炎!立ちはだかる全てを焼き尽くせ!!」

更にエマもエリオットのようにウィルが作った魔導杖に秘められる力を解放し、カシウスの周囲に無数の魔法陣を発生させ

「オリジネイトブレイズ!!」

そして魔法陣から次々とレーザーを発射させてエリオットが放った衝撃波が命中する瞬間、爆発させた!



「エレメンタルショット、リミットブレイク!うおおおおおおおっ!!」

そこに畳みかけるようにマキアスが『エレメンタルショット』に込められている真の力を解放した後次々と7属性全ての巨大なエネルギーの球体を連続で放ち

「これで決めるわ……!オーバルエネルギー……リミットブレイク!!」

アリサは魔導弓の前に魔法陣を発生させて無数の炎のエネルギーを放った後魔法陣から極太のエネルギーを放ちながら矢を番えてエネルギーを溜め込み

「終わりだっ!エレメンタル―――バスターッ!!」

マキアスは7属性が混ざった事によって虹色になった極太のエネルギー光線を放ち

「フェニックス――――アローッ!!」

アリサは不死鳥と化した矢を放った!



4つのSクラフトがカシウスを襲い、そしてそれぞれの魔法がカシウスに命中した際の爆発の煙が晴れるとなんとそこには膨大な闘気のドームを纏い、僅かな傷しか負っていないカシウスがいた!



「そ、そんなっ!?」

「今の同時攻撃を受けて……あれだけの傷しか負っていないなんて……」

「この目で見てもありえなさすぎよ……」

「め、滅茶苦茶だ……」

「”アハツェン”を生身で破壊する”ブレイサーロード”の父親だけはあるね。」

「クッ、貴様らブライト親娘はどこまで非常識なんだ!?」

最高位アーツをその身に受けたにも関わらず少しの傷しか負っていないカシウスを見たエマとエリオットは驚き、アリサとマキアスは表情を引き攣らせ、フィーはジト目で呟き、ユーシスは信じられない表情で声を上げ

「!?みんな、気を付けろ……!尋常じゃない”風”があの人に集まっている……!」

「ヤバッ!?あの態勢は……!―――全員、防御態勢に移りなさい!」

どんどん闘気を集束しているカシウスを見たガイウスは仲間達に警告し、見覚えのある動作を見てサラ教官が警告したその時!



「フッ。さぁて、そろそろ行くぞっ!おおおああぁぁぁっ!そらそらそらそらぁっ!うおりゃあぁ~っ!」

全身に凄まじい闘気のドームを纏ったカシウスは回転しながら跳躍し

「お願い、間に合って……!絢爛たる光よ、惨禍を和らぐ壁となれ!!―――フォースフィールド!!」

エマはウィルが作った魔導杖に込められている絶対防御の結界を展開する特殊魔法(アーツ)―――フォースフィールドを展開したが

「奥義―――――鳳凰烈波!!」

巨大な”鳳凰”の姿になり、リィン達を覆った絶対防壁の結界を易々と貫いて凄まじい連鎖する闘気の大爆発を起こし

「まっ、こんなところか…………さて――――今ので何人残った?」

棒を振り回して構え直したカシウスが後ろを振り向くと、そこにはⅦ組の面々のほとんどが地面に倒れて呻いていたが

「グッ!?ハア……ハア…………」

「アルゼイド流の剣士として……ここでまだ倒れる訳にはいかない……!」

強烈なダメージを受けながらもリィンとラウラはそれぞれ武器を支えにして立ち上がり

「いたた……ちょっとくらい手加減してくださいよ……」

「ッ……!?ツーヤ、レーヴェ、まだ行ける……!?」

「はい、何とか…………ッ!」

「これが”剣聖”の力か……!下手をすれば”鋼の聖女”ともまともに戦えるかもしれんな……!」

サラ教官、プリネ、ツーヤ、レーヴェもそれぞれ武器を構え直した!

「ほう、”剣聖”の奥義を受けてなお立ち上がるとは、相当鍛えているな、お前の最愛の兄は。」

「フフ、だって肝心な時はいつも守ってくれる大好きな兄様だもの。……でも、今回の場合は”不運”としか言いようがないわね……」

その様子を見守っていたリフィアは感心し、エリゼは微笑んだ後苦笑した。



「ほう。サラやプリネ姫、ツーヤと”剣帝”は予想していたが、更に二人残ったか。さてと。――――”準備運動”は終わりでここからが”本番”だ。はあぁぁぁぁーっ!ふんっ!」

リィンとラウラを見て目を丸くしたカシウスは体内の気を瞬時に爆発的に練り上げ、身体能力を大幅に上昇させる気功技――――麒麟功で自身の身体能力を上昇させた!



「フッ、どうやら”白面”は”剣聖”の強さを全く推し量れてなかったようだな……!オォォォォォォ……………!!」

気功技を使って更に膨大な闘気を纏い始めているカシウスを見たレーヴェは不敵な笑みを浮かべた後空気が震えるほどの凄まじい闘気を纏い

「とてもあたし達と同じ人間とは思えないくらい強すぎよ……(いかづち)よ……あたしに力をっ!!」

サラ教官は苦笑した後雷を自らに纏って身体能力を上昇させる気功技―――雷神功で自身の身体能力を上昇させ

「ツーヤ!まだ戦闘が続行な人達の傷を回復するわよ!―――闇の息吹!!」

「はいっ!癒しの雨よ!―――ヒールレイン!!」

プリネとツーヤはそれぞれ治癒魔術で戦闘続行が可能な仲間達の傷を回復し

「せめて一太刀は浴びせてみせる……!スゥゥゥゥ……ハッ!!」

「フフ、本来の得物でもないのにこの強さ……さすがです。コォォォォ……ハッ!!」

リィンとラウラもそれぞれ闘志を高めた後それぞれの気功技で自身の身体能力を上昇させた!



多くの仲間達を戦闘不能にされたリィン達は闘志を揺るがす事無く、再びカシウスに挑み始めた!

「疾風突!―――エクスヴェングス!!」

カシウスとの戦闘を再開したレーヴェは常人には決して見えないスピードでカシウスに詰め寄った後高速剣を放ったが

「まだまだ――ッ!!」

カシウスは棒を自分の前で高速に振り回して高速剣技を全て防ぎ

「次はこちらの番だ!そら!そら!そら!」

「何……ッ!?」

目にも見えない連続突きをレーヴェに放ち、レーヴェは剣で攻撃を捌いていたがいくつかは見切れず、身体にカシウスの強烈な一撃を受けて表情を歪め

「どりゃあっ!!」

「クッ!?」

最後に放ったカシウスの薙ぎ払いを剣で防御すると剣から伝わってくる凄まじい衝撃によって後ろへと吹っ飛ばされた!



「はあっ!!」

レーヴェにクラフト―――百烈撃を放って吹っ飛ばしたカシウスはツーヤとプリネに向かってクラフト―――裂甲断を放ち

「「!!」」

襲い掛かってくる衝撃波を見た二人は左右に散開して回避した。

「ハァァァァ………!」

その時ラウラがクラフト―――洸円牙でカシウスを引き寄せて斬撃を叩きこもうとしたが

「甘い!オォォォォォォ……!」

「なっ!?クッ……!?」

カシウスのクラフト―――大旋風によって逆に引き寄せられそうになった。



「そこっ!!」

「!!」

しかしその時サラ教官がカシウスの真上から強襲し、真上からの強襲攻撃に対処したカシウスは攻撃を中断し

「これはオマケよ!」

「その技は既に見切っているぞ!」

サラ教官が放った雷が宿りし銃弾を棒を振り回して防いだ。



「暗黒の霧よ!―――崩壊のディザイア!!」

「聖なる水よ!我らに仇名す者に制裁を!B・アセンション!!」

その時プリネとツーヤの魔術が発動し、暗黒の霧と凄まじい威力の水のエネルギーがカシウスを襲ったが

「オォォォォッォォオ……!」

なんとカシウスはクラフト―――大旋風で暗黒の霧を振り払い、地面から発生する水のエネルギーも弾いた!



「二の型・改――――紅蓮剣!!」

「グッ!?」

しかし技を放ち終えた僅かな隙を狙ったリィンの炎を纏った太刀を受けて怯み

「行くわよ―――鳴神!!」

その隙を好機と見たサラ教官は雷の銃弾を次々と放った。

「フンッ!!」

放たれた銃弾をカシウスは防ぎ

「ケイオスソード!!」

「十六夜――――”燐”!!」

「ハッ!」

自分を挟み込んで解き放たれた衝撃波と風の刃を前方へと跳躍して回避した。

「爆ぜよ!イオ=ルーン!!」

「ムッ!?」

しかしその瞬間を狙っていたプリネが詠唱時間が短い魔術を発動して純粋属性の爆発をカシウスに命中させて怯ませ

「アルゼイドの秘技―――受けてみよっ!!」

「むん!受けてみろ、剣帝の一撃を!オォォォォッォォオ……!」

「焔よ……我が剣に集え!」

「聖と魔の炎よ……我が剣に集え!」

ラウラ、レーヴェ、リィン、プリネはそれぞれSクラフトの構えをしてそれぞれ力を溜め込み

「―――鬼炎斬!!」

「双破!火炎剣!!」

レーヴェは炎の斬撃波を、プリネは聖と魔の炎を放った!



「ムンッ!!」

しかしカシウスは膨大な闘気を纏った棒を一振りして襲い掛かってきた斬撃波と炎を無効化し

「ハァァァァァァ……!斬!!」

「アルゼイド流奥義――――洸刃乱舞!!」

「とおうりゃあ!」

「グッ!?」

「うあっ!?」

同時に襲い掛かってきたリィンとラウラにはクラフト―――雷光撃を叩き込んだ!



「水よ……我が剣に力を!ハァァァァァァ……!」

その時刀に水の魔力を纏ったツーヤはカシウスに詰め寄って抜刀による無数の斬撃を放って駆け抜けたが

「そらそらそらっ!」

カシウスは全て捌き

「奥義――――青竜烈破ッ!!」

「せいっ!!」

離れた場所から解き放たれた竜の姿を纏った水の魔力をクラフト―――金剛撃で粉砕した!



「ハッ!ヤァァァァァァ……!」

「グッ!?」

しかしその瞬間を狙ったかのようにサラ教官は稲妻の如く駆け回ってカシウスに攻撃を叩き込み

「受けなさい――――オメガ―――エクレールッ!!」

「そらっ!!」

凄まじい闘気を纏いし稲妻の衝撃波をカシウスに放った!するとその時膨大な闘気を纏ったカシウスは空高くへと跳躍し

「さあて……こいつは耐えられるか!?オォォォォォォ……!!」

空中に滞空しているカシウスは空気を震わせる程の闘気をその身に纏うと共に棒には闘気によって発生した雷撃を迸らせると共に灼熱の炎を纏わせ

「絶―――――緋焔滅焦陣ッ!!」

地面に棒を叩きつけた!すると戦場全体が大地震を起こして地面から天にも昇る程の衝撃波と共に溶岩が発生し、大地の怒りを呼び覚ますカシウスの絶技―――緋焔滅焦陣を受けてしまったリィン達は耐え切れず全員大ダメージを負った様子で地面に倒れた。



「ハア………ハア……っ!」

しかしその時膨大な闘気を全て防御に回していたレーヴェが息を切らせながら立ち上がり

「ほう、あれを受けてまだ立ち上がれるとはさすがは”剣帝”と言った所か。」

レーヴェの様子を見たカシウスは感心した様子でレーヴェを見つめた。



「―――恐れ入った。”剣聖”カシウス・ブライト。まさかこれ程とは……貴殿程の者なら”結社”最強の使い手にして第七柱―――”鋼の聖女”やこの俺をも超える”執行者”No.Ⅰ―――”劫炎”すらともまともにやり合えるだろう。」

「やれやれ、お前さんを相手するだけでも苦労するのに、それの更に上がいるとはな。―――ま、俺は軍に縛られた存在だ。そいつらの相手はその者達と相対する運命がある者達に任せるさ。」

不敵な笑みを浮かべるレーヴェの称賛に疲れた表情で溜息を吐いたカシウスは口元に笑みを浮かべ

「フッ、その中にエステル・ブライトやヨシュア達も入ってると思うが?」

「な~に、エステル達ならどんな強敵が現れようと負けはせんよ。ヨシュアも”格”が圧倒的に上のお前さんの剣を弾いたと聞いているしな。」

静かな笑みを浮かべるレーヴェの推測を聞いたカシウスは笑顔で答えた。

「フフ、痛い所を突いてきたな。――――だが、今の俺をあの時の俺と思ってもらっては困るな。」

「フッ、俺もまだまだ若い者には負けんぞ?」

そして二人は互いに膨大な闘気を練り、二人の闘気によって周囲の空気は震え、地鳴りが起こった。



「獅子の叫びを聞くがいい。おぉぉぉぉぉぉ………!!」

膨大な闘気を練ったレーヴェが魔剣を地面に刺すと地面が一瞬で凍結し始め、カシウスをも凍結させようとしたが

「オォォォォォォオ……!」

膨大な闘気のドームを纏っているカシウスには全く無意味で、カシウスは闘気を練り続けていた。

「せいっ!!」

「まだまだ――ッ!!」

そして一瞬で詰め寄ったレーヴェの無数の高速剣を捌いたカシウスだったが、全ては捌けず、いくつかの斬撃を受けた。

「ハアッ!!」

「さあて……そろそろ行くぞっ!おおおああぁぁぁっ!うおりゃ~っ!!」

カシウスは膨大な闘気を解放した後レーヴェと共に天高くへと膨大な闘気をその身に纏いながら跳躍し

「滅!獅子皇!!」

膨大な闘気により巨大な黒獅子の姿になったレーヴェはカシウスに向かって突進し

「滅――――麟凰――――ッ!!」

膨大な闘気によって巨大な金色のオーラを纏う不死鳥と化したカシウスはレーヴェに向かって突進し、互いの強力な攻撃が地面に着地する瞬間ぶつかった際、大地震を起こすと共に凄まじい闘気の連鎖爆発が起こり、更には天をも貫く程の金色のオーラを纏った闘気の柱が上がった!そして爆発の煙が晴れ―――

「グッ……中々やるな……」

大ダメージを受けた様子のカシウスが一瞬怯んだが再び武器を構え直し

「見事…………”理”の真髄、とくと味合わさせてもらった…………」

レーヴェは満足げな笑みを浮かべて地面に仰向けに倒れた! 
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