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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第五話 廃教会のハジケリスト

-翌日、イッセー邸-

「いらっしゃいレイナーレ。」

「どうも・・・・・あの後どうなったのイッセー君?」

「ああ、ヴェロキラプトル一個小隊がやられたんでこれからはジャギィとドスジャギィの二個小隊とイャンガルルガ2頭にダイミョウザザミ1匹とショウグンギザミ1匹を配置する事にしたよ。」

「過剰戦力にも程があるよ!!!!?上級悪魔や上級堕天使の1個中隊でも勝ち目無いじゃない!!!!ていうかどうやって捕獲したのよイッセー君!!!!!?」

「レイナーレさん、イッセー様に私達の常識は一切通用しないんです。彼は私達の想像の遥か上に立っているのですから。」

「・・・・・苦労しているのね貴女。」

グレイフィアにそう労いの言葉をかけるレイナーレであった

「イッセーさん!」

そんな時、ヴァレリーが大声を上げてイッセーの元に来た

「どったのヴァレリー?」

「ボロボロの女性2名が屋敷の前にいたんです!!!」

そういう彼女の後ろには傷だらけの女性2名・・・・・・昨夜レイナーレと共に来た女性堕天使2名がいた

「カラワーナにミッテルト!?どうしたの!!!?」

「ド、ドーナシークが裏切って・・・・・アーシアの神器を抜こうとしてるんです。」

「何ですって!!!?」

「何だ、アーシアの言ってた落ち合う予定の相手ってレイナーレ達だったのか。」

「アーシアを知ってるの!!!?」

「友人だからな。で、何でアーシアと接触したの?」

「彼女がレア神器の保有者だからこちら側に引き込もうと思ったのよ。」

「ふ~ん。そのドーナなんたらがアーシアの神器を抜くって言ってたな?よし、そうとわかったら助けに行くか!」

「待つっす!!敵はドーナシークだけじゃないんすよ!!」

「はぐれエクソシスト達も裏切ったんです。いくら何でも無茶が・・・・」

「大丈夫、作戦はあるから。」
























-その頃、オカ研部室-

「・・・・・・部長。」

「何かしら誠治?」

「昨夜のはぐれ悪魔討伐の時にいたあの野菜達・・・・アレは何なんですか?討伐対象だったはぐれ悪魔をリンチしてましたけど。」

「アレは関東野菜連合だよ誠治君。」

誠治の問いにリアスの代わりに答えた金髪の男子制服を着た少女は〝木場佑奈”。リアス眷属の騎士である男装女子だ

「関東野菜連合?」

「野菜を残す者は誰てあろうと容赦なくリンチする謎の集団です。」

次に答えた白髪の少女は〝搭城白音”。リアスの眷属の戦車だ

「最近ではフェニックス家の者が被害に遭ったと聞きましたわ。」

そう言う黒髪ロングの少女は〝姫島朱乃”。リアス眷属の女王である

「そ、そうなんですか・・・・・(明らかに原作が崩壊している!!!!どういう事なんだよ!!!!僕の計画が尽く潰れてるじゃないか!!!)」

誠治が内心でそう叫んでたその時

「大変だにゃ!!!!」

突如部室に入ってきた黒髪の女性は〝塔城黒歌”。白音の姉である

「どうしたの?」

「誠治の兄が堕天使共の拠点の廃教会に向かってるにゃ!!!しかも廃教会の周辺にはぐれエクソシスト共が配置されてるにゃ!!!」

「何ですって!!!!?」

「(またアイツか!!!!一体どれだけ僕の邪魔をすればいいんだ!!!!!)」






















-その頃、廃教会前-

「ねぇ、この街ってグレモリーの縄張りらしいよ。」

「うっそ~?マジで?」

「それってヤバくない?」

廃協会入り口ではぐれエクソシスト3名がカードで遊びながらそんなやり取りをしていた

「・・・・・・あのはぐれ達緊張感無さすぎじゃないんですか?」

「頭が痛くなるわね・・・・・・」

遠くから様子を伺っていたグレイフィアとレイナーレがそう呟いた時

「ん?何だ?何か来るぞ?」

「グレモリーか?」

「アレ・・・・・イッセー君よね?」

「作戦があると言ってたがどうするつもりなんだ?」

レイナーレらがそんな疑問を呟いたその時

「あ!アレは!!」

叫ぶはぐれエクソシスト達の視界に写ったのは




















『アフロ~♪アフロ~♪』

「安いよ~。」

「「「アフロ屋さんだ!!!!!!」」」

大量のアフロを積んだ屋台車を引くイッセーであった





『バレバレだぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!』







「何を考えてるんすか!!!?あんなのが通用するわけg」

「「「わ~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!!!」」」

『ええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!?』

子供の様にはしゃぎながらアフロ売りの屋台に向かうはぐれエクソシスト達を見てレイナーレ達は驚きを隠せなかった

「うわ~すっげ~!」

「最新モデルもあるよ!!」

「フォッフォッフォッ、坊や達もアフロが好きかい?」

「「「うん!!!!」」」

「そうかいそうかい、良かったら触ってみな。」

「お兄さん、これいくら?」

「汚い手で触るな。」

「「「え!!!?」」」







「・・・・・・・訳が分かんないっすよ。」

「イッセー君・・・・・・////」

「レイナーレ様!!!!?」

イッセーを見て頬を赤らめるレイナーレに驚愕するカラワーナだった

























「・・・・・・アイツ等、一体何してんだ?」

水晶越しに外の様子を見ていたドーナシークは呆れ果てていた

「情けない事にヤツの変装に気付けるのは俺だけのようだな。此処に来るのも時間の問題か・・・・」

「イッセーさん・・・・・・」

傍で水晶の様子を見ていたアーシアが呟いたその時

ガチャッ

「む、早速来たか。」

開くドアの方を向いたドーナシークの視界に写ったのは






ガラガラガラガラガラ







「売り切れてる!!!!!!!!!?」

売り切れの札が張られた屋台車を引くイッセーの姿だった

「また仕入れないと・・・・」

「流行ってるの!!?流行ってるのアフロ!!!!!?はぐれエクソシスト達の間で一大ブーム引き起こしちゃってるの!!!!!!?」

ドーナシークのその問いにイッセーは答えなかった

「・・・・まぁいい、此処に何の用だ人間?」

「知れた事・・・・・・俺のマイフレンドを返してもらいにきたのさ。」

そう言うイッセーの鼻からは大量の鼻毛が伸びているのだった









「・・・・・・・ええええええええええええええええええええええ!!!!!!!?鼻毛が伸びているぅううううううううううう!!!!!!!!!!!!?」

そうツッコミを入れるドーナシークに大量の鼻毛が飛来するのだった

「ええい!こんなもんぶち抜くだけだ!オラァアアアアアアアアア!!!!!!!」

ブチィッ

そしてドーナシークが抜いた鼻毛の先には・・・・・2等と書かれた紙が付いていた

「おめでとう!2等のゲームソフト『世紀末救世主伝説イッセーの拳』だ!!」

「!!!!?」

「ちなみにジャンルはヤンデレハーレム学園ラブコメディだ。」

「いらんわ!!!!しかもタイトルとジャンルが掠ってもいねえ!!!!?」

「嘘♡はい、2等のイッセー人形♡額のボタンを押すと喋るよ。」

ポチッ

『打ち首じゃ~』

「いらんつってるだろうが!!!!!てか打ち首!!!!?」

「レアなのに・・・・・・」

「死ねぇえええええええ!!!!!!!」

叫びながら光の槍を投擲するドーナシーク

「何の!鼻毛真拳奥義〝エクソシストガード”!!!!」

「グハァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

「ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!?」

それをイッセーはフリードを盾にする事で防ぐのだった

「何してんだフリード!!!!!?」

「ゴフッ!こ、この無茶苦茶な兄ちゃんに捕まって気づいたら盾にされてたぜ・・・・・・ガクッ。」

そう言って倒れるフリード。息をしてる事から死んではいないようだ

「貴様ぁああああああああああああ!!!!!!!自分の仲間に何てことしやがるんだ!!!!!」

「いやいやいやいやいやいやいや!!!!お前が盾にしたのが原因じゃねえか!!!!」

「黙れ!!!貴様の様な外道、生かしておくわけにはいかねえぜ!!!!」

「だから俺じゃねえって!!!!!!」

「喰らえ!!鼻毛真拳奥義〝マヨネーズ戦争を終結させた男その名も・・・・ケ・チャップ夫人”!!!!!」

「ギャアアアアアアアアアアアア!!!!!!てか男って言ってたのに何で夫人なんだぁああああああああああああああああ!!!!!!!?」

そうツッコミを入れながら倒されたドーナシークは一枚の羽根を残して消滅するのであった

「さて、大丈夫かアーシア?」

「イ・・・・・イッセーさぁああああああああああああああん!!!!!!!」

そう叫びながらイッセーに抱き着くアーシア。そんな時だった

「・・・・・・・・・これってどういう状況なの?」

声がした方を振り向くとそこにはリアスらオカ研メンバーがいた

「貴女は・・・・・・リアス・グレモリー先輩ですよね?〝日本お嬢様バトルロワイアル”前大会優勝者の。」

「そんな大会に参加した覚えは無いわよ!!!!?・・・・・・ンンッ!!!貴方は兵藤一誠君よね?」

「ええ、そこにいる止め刺した筈なのに生きてた誠治の兄のイッセーです。」

そう答えるイッセーを誠治は睨むのであった

「・・・・・貴方が止めを刺した?」

「ええ、レイナーレが刺した直後にハンマーで。」

「・・・・・・取り敢えず色々聞きたい事があるから一緒に来てくれるかしら?そこのシスターも一緒に。」

「良いですよ。」

そうしてイッセー達は廃教会を後にするのであった 
 

 
後書き
今回は此処までです!次回イッセーがオカ研メンバーと本格接触します!!! 
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