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東方 無気力録

作者:華鳥風月
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スカーレットなおぜう様1/2

 
前書き
4話だよ~ん……4話だyどうも華鳥風月です!!4話ですね!今回は紅魔館に行く予定です。あくまで予定です。それでは温かくみてくださいね 

 
執事服というのは少々キツいものだ。何と言う動きにくい。しかし俺はそれを何とかキレイに着て部屋を出た。今日1日は大変になるだろう、なんせレミリア・スカーレットの執事になるのだから。事の発端は射命丸の新聞記事からだった。




俺が幻想郷生活を初めてから、10日ほどがたった。
霊「奏~。お昼出来たわよ~。早く~。」
奏「はーい。今行く~。」
あれから、幻想郷生活にもずいぶん馴れたと思う。俺は博麗神社に住みながら、紫にあちらの世界の情報を教えたりしたり、掃除したりしながら何事もなく暮らしている。ちなみに今日のお昼は霊夢特製の煮物だ。うまうま。
奏「流石は霊夢、カワイイうえに料理も上手いって完璧だよな~」
霊「まっ!また、そんなこと言って!!昨日も聞いたわよ!?」
奏「そうだっけ?でもホントだよ?」
そそう言うと霊夢が顔を赤くしながらうつむいてしまった。それもまたカワイイ……。
霊「…………もう///」
と、他愛もない話をしている時だった。
?「イチャイチャしている所申し訳ございませんがよろしいですか?」
今までいなかったはずの女性の声が聞こえた。声のある方へ顔をむけると、メイド服を着た美少女が立っていた。白銀の髪に青い目、整った綺麗な顔した完璧で瀟洒なメイド……
霊「さっ咲夜!?違うから!!イチャイチャしたわけじゃないわよ!!」
咲「そんなことより、お嬢様がそこにいる外来人に紅魔館に来るよう伝言ですわ。」
さ咲夜はそう言うと軽くお辞儀をして、消えた。おそらく「時間を操る程度の能力」で時間を止めて帰ったのだろう。
霊「でも、おかしいわね……。まだ誰にも奏のことは教えて無いのに、何でレミリア達が知っているのかしら?」
奏「魔理沙が言いふらしたんじゃない?」
お俺がそう言うと、霊夢は「はぁ、全く魔理沙ったら……」と呟いた。
魔「霊夢~!!大変だぜぇ~!!」
奏「噂をすれば、なんとやら…」
霊「魔理沙!あんた奏のこと言いふらしたでしょ!」
魔理沙が博麗神社に入って来るなり、霊夢は言った。
魔「ちっ、違うぜ!私じゃ無いぜ!」
霊「じゃあ誰だって言うのよ!」
魔理沙が否定したが霊夢は聞く耳を持たななった。すると魔理沙が懐から一冊の新聞を取り出した。
魔「射命丸!射命丸の新聞だぜ!!」
魔理沙は霊夢に持っていた新聞を渡した。その新聞には
霊「博麗の巫女、外来人の奏という男性と同居。なによこれ!?」
奏「天狗の仕業か…」
魔「これじゃあ、霊夢と奏が付き合ってるみたいだな。」
魔理沙がそう言うと、霊夢は顔から湯気を出していた。
文「皆さ~ん!!お揃いで~!!」
噂をすればなんとやら(2回目)次は射命丸が空からやって来た。
霊「文!どういうことか説明してもらおうかしら!?」
文「お!早速読んで貰えましたか?だったら話は早いです!」
そう言うと射命丸は手帳とペンを取り出した。
文「霊夢さんたち二人はやはり付き合ってるんですか?」
射命丸が聞くと、霊夢は本日2度目の湯気モードになった。
魔「射命丸、残念だが霊夢と奏はそう言う仲じゃないぜ?」
文「それじゃあ、魔理沙さんと!?」
なぜそうなったのか…射命丸は魔理沙を問いただした。
魔「ちっ違うぜ!私が奏と付き合えるわけ…」
文「え!?じゃあ三角関係!?」
奏・霊・魔「違う!!」
少年、少女説明中……
文「なるほど、そうでしたか……。色恋沙汰では無かったんですか…。残念ですねぇ。」
霊「悪かったわね、色恋沙汰じゃ無くて。」
射命丸が言うと霊夢はそう言った。
霊「こっちは大変だって時に……。」
霊夢がボソッと言った愚痴を、射命丸は危機逃さ無かった。
文「いったい何が大変何ですか?」
霊「なっ、何でも無いわよ。」
霊夢が隠したが、射命丸は問いただした。
魔「何なんだぜ?私も気になるぜ。」
霊「魔理沙まで、何でもないってば!」
奏「紅魔館に行くんだよ。」
霊「!?何で言っちゃうのよ!」
奏「だって、隠しても意味ないし……。」
霊「そうだけど……。」
文「紅魔館にですか……。面白そうですね!密着してもよろしいですか!?」
魔「そんな事隠してたのか!?ヒドイぜ!!」
霊「ほらぁ、面倒くさくなったじゃない。」
霊夢は少し疲れた顔をした。ごめんちゃい。
文「いったい紅魔館で何をするんですか?」
奏「ん~。その事なんだけど、まだ聞いてn!?」
め目の前にいた文の姿がなくなり代わりに深紅色どデカイ館が目の前に広がった。
咲「奏様。大丈夫でしたか?」
奏「さっ咲夜。咲夜がこれをやったのか?」
咲「えぇ。能力を使わせて貰いましたわ。」
奏「……え?自力で俺を運んだの?」
咲「…………企業秘密ですわ。」
咲夜が自力で俺を運んだかどうかはさだかでは無くなったが、俺は紅魔館の中へと入ることにした。
館の中は高そうなものばかりで沢山ある中の1部屋に入ることになった。
奏「どうしたんだ?レミリアの所に行かなくて良いのか?」
咲「まずは、執事服を着ていただきます。」
奏「……執事服?」
咲「はい。今日の貴方は紅魔館の執事をしていただきます。」
奏「はぁ~!?」
咲「突然の事で申し訳無いのですが、お嬢様の言った事でして。」
咲夜は申し訳無さそうな顔で言った。
奏「……よし!やるよ。紅魔館の執事。」
咲「え?良いのですか?」
奏「まぁ、暇だし。」
俺がそう言うと、咲夜は嬉しそうな顔をした。可愛い。
咲「それでは、そこにある執事服を着て、部屋の外に出て下さい。」
そう言うと、咲夜は部屋を出た。





執事服を着たので、部屋を出ると咲夜が待っていた。そこで、この様なことになった経緯を聞いた。咲夜の話だと、レミリアは射命丸の新聞を読んで俺の事を知り、外来人を1日執事にしようと思い付いたという。話をしていると、レミリアのいる部屋に付いた。
咲「奏様?今の貴方は執事です。呼び捨てではなく、お嬢様と呼んでくださいね。」
咲夜は細心の注意を払うように言った。
奏「わかってるよ。そのくらい。」
咲「それでは開けますよ?」
咲夜はそう言ってレミリアのいる部屋のドアを開けた。
レミ「やっと来たの?待ちくたびれたわよ。」
レミリアはテーブルに肘を付けながらそう言った。そして微かな笑みを浮かべた。
レミ「今日1日宜しくお願いするわよ?奏。」
奏「かしこまりました。お嬢様。」
こうして俺はレミリア・スカーレットの執事をすることになった。
 
 

 
後書き
とうとう完成だ~。やったー。なぜ2回に分けてしまったのだろうか?謎は迷宮入りですね。というわけで、続きます‼ぜひ、次も見て頂けると嬉しいです。それでは、またね! 
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