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Muv-Luv Alternative 士魂の征く道

作者:司遼
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登場人物紹介

 登場人物

 柾 忠亮 23歳
 階級 大尉(2001年時)

 愛刀、和泉守兼定

 好きな物、甘いもの・和食・刀・花鳥風月・静かな音楽・人間
 嫌いな物、綺麗ごと・理想論・人間・マスコミ・外道・欺瞞
 属性、混沌・善・刀・虚無
 起源:有限≒無常
 大アルカナ8『力』・『正義』

 斑鳩家に養子入りした元黒の斯衛軍人。新陰流をはじめとした数々の古流剣術を収め、融合させた古流剣術の麒麟児。
 また、源頼朝の同父母兄弟、源希義が始祖とされる土佐吉良の血を引いている他、山之内家の代々騎馬を護衛する大名直下の精鋭部隊である馬回衆を排出していた久保田家の祖父を持つ。
久保田家は他にも建築家・騎馬育成など研究職の人間も代々排出してきた家系で頑固一徹でありながら論理的な傾向がある。
 剣術に関しては常軌を逸した修練を課してきたため常人の至れる最高峰の戦闘力を持っていた。また、斯衛軍ではテロ防御、要人警護、カウンターテロなどの近代戦闘術を取得しており、生身でも並みの軍人を上回る実力を持ち本人の適正から刀を用いた屋内戦闘を最も得意とする。

 その剣客特有の洞察力、分析力、鍛え上げられた身体能力から戦術機の操縦などにも高い適性を持ち、出雲奪還作戦後その洞察力を買われて戦術機開発に就くようになる。

 性格的には大胆不敵でありながら実直で誠実で論理的な性格。
 名前の忠亮の忠とはまことを意味すると同時に、心・中の合成文字であるため自らの内への真実を意味する字であり、亮とは穢れなき明かりを示す。

 総じて、自らの信念や規範を追及する在りようをそのまま形容している名である。だが、同時に真実の希望とも解釈できる名前でもある。




 篁 唯依 

 属性 秩序・善・鞘・月
 起源 二律背反

 大アルカナ10『運命の輪』

 忠亮の婚約者になった少女、譜代武家であり兵器開発や、原子炉設計など代々技術者を輩出してきた家の跡取り。
 衛士としては中学時代から軍事教練を受けていたが教練半ばでBETA日本上陸後の防衛線に駆り出される。
 その経験や、修練による戦術機操縦の腕前では一流。しかし、生身ではサバイバルに関しては経験があまりないため平均以下。

 譜代武家としての出自や、BETAとの戦いで普通の少女が普通に暮らすうちに手に入るものをすべて犠牲にしているため。凛として見えるその在りようは危ういものである。故に心の支えがなくなった場合、彼女はただの脆い少女に過ぎなくなってしまう
 忠亮にその危険性を早々に見抜かれており、それ故に彼の渇望を満たし変革をもたらした。

 また、忠亮と出会いその後見つめ続けた為、いろいろと考えるところがあり原作からは大分考え方や性格が変わっている。

 大アルカナは運命の輪、正義の隣に位置するアルカナである。
 弱さ、不安、変化、幻想、迷い、錯覚、夢、長い道程、苦難の道、夜、生理、静けさ、やさしさなどを意味する。

 彼女が忠亮に変化を齎したのは、そういう星に生まれついたから……という事もあるかもしれない。

 属性は月、他人の光で自分を照らし他者を魅了するが独力では絶対に輝けないという二律背反の宿命。
 また、鞘は本来持っていた楯の性質が変化したもので、あらゆる障害から守る守護者の属性、その代わりに決して真の自分もまた存在しない。

 メタ
 マブラヴオルタ トータル・イクリプスのもう一人の主人公、詳しくはアージュのサイトとか見て。


 祟宰 恭子(唯依より2~3歳年上とのことで、2001年次で恐らく21歳だと思われる。)

 属性:中立・善・万華鏡
 起源:太陽
 大アルカナ:法王

 篁家の主君である祟宰の女当主、唯依の母に恩があり尚且つ血縁(従妹)であるため唯依と幼少のころから親しく、京都防衛戦以降の唯依の上官でもあった女性。
 京都防衛戦では斑鳩崇継から秘密裏に武御雷を借り受け、唯依をはじめとした学徒兵らの救助を行った。

 その凛然とした在り様から鬼姫の異名を持つ。

 本来なら出雲奪還作戦にて死亡している人間。それゆえ、その窮地を救った忠亮に関しては恩義を感じているが政敵でもある斑鳩家とつながっている為信用しきれていない。また、その精神の根幹が武家とは全く異なるモノであることも承知している。

 五摂家らしく、その在り様は太陽と万華鏡。
 多くの魅力を持ち、また周囲照らし魅了する指導者にふさわしいタイプ。ただし、それ故に自分自身は光に照らされることはなく、確固たる自信の形もない。
 摂家の人間はこうあるべき、という型に嵌った人間ともいえる。

 大アルカナは法王で直感、悟り、精神的な指導、保護者、結婚、同盟、忍耐、教え、心の昇華、愛情の深まり、権威を象徴する。

 唯依の保護者的な立場、また絆を次の世代へなどの教えなど精神的な指導・愛情の深まり、そして五摂家の持つ権威などかなりアルカナの影響を受けていると思われる。


 ―――――――――尚、忠亮より年下


 斑鳩 崇継

 属性 中立・中庸・楯
 起源 太陽
 大アルカナ 皇帝

 斯衛軍第16大隊を率いる若き斑鳩家当主、政略に優れるだけではなく本人の技量も随一、開発途中だった武御雷を十全に使いこなし試験にて三機の武御雷を一機で下したこともあるほど。
 その武御雷の開発中に忠亮と出合い、自分の意見を斜め上に投げ返されたことで興味を持つ。
 
 大体こいつのせい。
 
 起源は太陽、恭子と同じく摂家の宿命か、周囲を照らすことはできるが自分自身は最深淵の闇にいる。
 属性は楯、あらゆる障害から守る属性、しかし役割に嵌った彼自身に真実の自分を持つことは許されない。

 大アルカナは皇帝。
 支配、強さ、男性的、リーダー、戦争、臨戦態勢、父性、堅固、理性、実現を表す。TDAの活躍を見る限り、かなり影響を受けている模様。



甲斐 朔良

属性 混沌・善・盾


柔らかなな佇まいにより円滑な人間関係を周囲と築けるが、どこか壁を作っており冷めた印象を与える青年。

唯依の同級だった甲斐志摩子の義理の兄。甲斐家の養子であり幼き頃に才覚を甲斐家の当主に見いだされ養子縁組となった経緯がある。
忠亮とは訓練校から大陸派兵と共に切磋琢磨した中であり、連携技能や戦術眼を含めて忠亮の一歩先を行く秀才。

正統派の長刀二刀流を基本とした機動戦術を用い、白き雷神。道雪の再来などとも言われているが、本来は忠亮と同じく大太刀による剣戟を最も得意とする。
打ち刀ベースの74式長刀には全く満足していないのが本音。



フランク・ハイネマン

F-14、YF-23の設計主任だった男。のちにボーニングに移籍し、XFJ計画の設計主任となる。詳しくは原作みて。
数多の革新的技術を生み出し、戦術機の設計を全部独力で行えるほどの技術・知識を有するが其れを採用する機体は優れた点は多いモノの総じて高コスト化しやすく、使い勝手も微妙なものが多い。
早期退役したF-14などその最たるものである。

忠亮曰く「所詮は技術屋、戦術家ではないため戦術機の設計には不向き。確立した戦術理論を元に建造された機体の改良では目を見張るものがある」彼が手掛けた機体で成功した機体が殆どない事を顧みれば致し方ない。




デービット・S・ルイス
たぶん名前だけの登場になるキャラ(苦笑)
F-4ファントムの設計主任であり、F-15開発時はマグダエルの社長だった男。のちにゼネラル・ダイノミクスへ移籍しFー16の開発にも携わる。彼の強い要望によってF-16にF-15の跳躍ユニットの基幹部分が流用されることが決定し高い性能と冗長性が確立され、陸軍での採用を勝ちとる一因となった。

現在F-35開発に携わっている。

ハイネマンの天敵にして宿敵。 
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