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『茉莉花-マリカ-』

作者:零那
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『久々の登校』



朝5時。
学校到着。
校庭、中庭の掃除、勉強、全力疾走。
いつも通りシャッター開く迄の時間潰し。

茉莉花先輩が起きる頃に公衆電話に向かう。
スグ出たから逆にビックリ。
何回か学校に連絡したらしい。
登校してるかどうか...
心配してくれてたんやってのがホンマすっごいすっごい嬉しかった。

先生に、零の家庭の事必死で話してくれたらしい。
学年違う先生や、問題起こして欲しくない先生とかで、まともに取り合ってくれんかったらしいけど...
零の名前出したら嫌がるよ先生達。
腹黒い猫被りの姉と違って、零は問題児やったし。
『お姉ちゃんは真面目やのに』って、ことあるごとに必ず先生に言われる。
零のが根は真面目やし。
姉は真面目なフリしてるだけやん。
解ってないくせに。

零の校則違反は当たり前。
怒られても直さん。
禁止、規則等、理由すら言えん先生ばっかり。
規則規則って馬鹿のヒトツ覚えみたいに言う先生を馬鹿にしてた。

茉莉花先輩も、そんな零の一面を知ってた。
でも、それとこれは違うやろって先生にブチ切れたらしい。

『おどれら年くっとるくせに悪さしよる奴は家庭に大概問題あるって、んなことも解っとらんのんかっ!!』って。

いつも冷静やのに...。

報復しに行くとき以外は...。

学校終わる頃、来てくれた。
連絡つかんかった間、監禁されて、やられたコト全部話してって、顔が怖かった。

零がレィプ受ける日が遠くないと解ってたからやろうな。
それだけは避けたかったらしい。
零が、あの時の茉莉花先輩の気持ちや反応を理解出来てなかったから。
手遅れやったけど...。
茉莉花先輩は、今にも養父を殺しに行きそうな勢いやったから必死で止めた。
ここで茉莉花先輩を殺人犯なんかにしたら零も生きていけん。


 
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