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がっこうぐらし!The world in confusion

作者:ウィング
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chapter25

 
前書き
この話からゼルガーさんの個人サイト真・ゼルガーの部屋のアニメ大好きさんの投稿小説『初音島を守る魔法使い』とのコラボが始まります。 

 
管理局襲撃から一夜が開けた。

奴等はグラウンドでうようよとさ迷っていているが何とか一階の半分を制圧することが出来たが油断を残せない状態だ。

りーさんは少しだがいつものように戻ったが、私と同じように奴等と戦ってくれている。


本当は奴等を倒すのは私だけでいいんだけど…

そして管理局の元局員だったジュード・マティス

彼は兄の死んで落ち込んでいたが「くよくよしていたら兄さんに笑われる」といって夜には立ち直って私達に色々と情報を提供してくれた。

管理局の実態、次元世界、魔法、巡ヶ丘にいる局員の人数など、その他もろもろ

その説明で昨日は夜までかかった。

そして私は朝の見回りを終えたあと部室に戻って来ると中ではりーさんが朝ご飯の支度を見ていた。

「あ、胡桃お疲れさま、もう少し待ってて、もうすぐご飯できるから」

小さい台所で調理しながら顔をこちらに向けて微笑んで私に語ってくる。

やっぱりりーさんはこうじゃないとな

「う~んりーさん、胡桃ちゃんおはよう」

そこにまだ眠い顔をしている由紀とめぐねえ、その二人をつれてきたジュードと音姉だ。

「おはよう、ちゃんと眠れたか?」

「うん、でもまだ眠りたいないかも」

「まだ寝る気か!」

「もう、丈槍さんったらちゃんと、しっかりしないと駄目ですよ」

「今のめぐねえに言われても説得力ないですよ」

りーさん、ナイスツッコミ

「めぐねえ…じゃ、ありましぇん…」

「はいはい」

完全にまだ睡魔に襲われてるな

「あれ?由紀その変な指輪なんだ?」

何故か由紀の手には変わった指輪があって昨日までにはそんなもの持ってなかったと思ったんだが

「ここに来る途中で拾ったんだ」

なんか、由紀が持つ指輪を見てるとなんか不思議な気持ちになるけど…気のせいだよな

「ご飯できたからみんな席に座って」

とりあえず、ご飯を食べますか

……

食事を済ませ音姉が食器の片付けなどをしている最中私とりーさんで少し今後のことを相談することにした。

「やっぱり、食料が心許ないわね…それに電気の方はもっと深刻かもしれない」

「そうだな、電気が使えなくなったら困るしな」

私たちの生活で電気があったからここまで生活が快適だったということもあるから何とかしたい問題なのはわかるがどうすればいいか…

「それで少しわかったんだけど、発電している電力がどこかへ流れていることがわかったの」

「本当なのか!?」

それが本当なら一刻も早く停止させて電力をこっちに回せばこの問題を解決することができる。

「それでどうすれば電力をこっちに回せるんだ!?」

「実は…」

解決策を聞こうとする私に招かれていない来客者がやってきた。

[嬢ちゃん、取り込み中だが生命反応が1つ敷地内に入り込んできたみたいだぜ]

私の手首についてる…アクセサリー…デバイスの待機モードの槍は親切なことに人が来たことを教えると私はこっそりと窓の外へと眺めた。

「いた」

グラウンドで奴等に包囲されているのは人形をした異形の人物で次々と奴等を倒していっていた。

「あいつも局員なのか?」

[いや、あんな局員は聞いたことがねえが…もしかしたら連絡がとれて後詰めで来た補充員かもしれねえな…]

断言はできないけど味方ではない確率が高いってことか

「どうするの?胡桃?」

すぐ横で既に弓を持っているりーさんが私にどうするか声をかけてきた。

「音姉は由紀達を呼んで屋上にいってくれ、あいつが中に入ってきたら、わたしとりーさんで仕掛けてみる」

昨日襲われたからな…悪いが手荒いおもてなしといかないとな

そういうと私達は部室からでて二階の階段前で待ち受けるとあまり警戒していない動きで上がってきた。

「余裕の顔してるな…それじゃあ仕掛けますか」

物陰から飛び出て先制の攻撃を仕掛ける。

「え?ちょっ!」

奇襲を仕掛けたが先制攻撃はぎりぎり避けられてその後も攻撃を何度か仕掛けるが避けられる。

「待て待て待て!まずはその物騒な槍をしまって話そう!」

「じゃあ、1つ…お前管理局の仲間か?」

「民間協力者ではあるけど…」

つまり…

「なら叩きのめす!」

「何故だ!!」

戦闘続行することで相手はツッコミを入れてきたが今はどうでもいいことだ。

「こ…のぉ!」

防戦一方だった異人は持っていた剣を使ってとんでもない早さで切り崩しそのまま抑えられた。

「ぐっ!」

「さてと、なんで俺を襲ったのか説めうぇい!!」

説明を求めようとしたとき彼の顔の横を矢が掠めそのまま矢は地面を砕いて突き刺さる。

驚いたのを好機に蹴りあげて距離をとる。

「矢が地面を砕くってどんな威力してんだよ…」

「抵抗はやめなさい、さもないと…痛い目にあってもらう」

「なんでこんなに物騒なこといわれないといけないんだ!?」

いや、管理局の行いを見れば一目瞭然だろ?

「若狭さん!大丈夫!?」

すると上の階から気になって降りてきたのか音姉が降りてきた。

「「音姉!?」え?」

言葉が重なった、私と重ねたのは予想外にも彼だ。

「何故音姉が此処に…」

音姉を知っている口振りだ…何者なんだこいつは…  
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