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リリカルアドベンチャーGT~奇跡と優しさの軌跡~

作者:setuna
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ディアボロモンの逆襲2

 
前書き
ディアボロモンの逆襲その2

ディアボロモンの逆襲でのオメガモンの弱体化。

ディアボロモンの逆襲でのオメガモンの弱体化は、あれはあの時の進化じゃないからだとか色々言われてますが、私は紋章の力を失っているからではと考えています。
ウォーゲーム当時では太一達はまだ紋章を持っていました。
多分、進化の媒体となる紋章とあの奇跡の力が共鳴を起こしたからあのような爆発的な力を発揮出来たのでは?
紋章を失っているディアボロモンの逆襲では多分、チンロンモンの力の残存でもあったのかもしれません。
やっぱり四聖獣のデジコアでも進化するだけのエネルギーを与えるだけで、紋章のような力はないのかもしれませんね。 

 
ブイモンの京の頭皮という名の枯れ始めた土地発言で全員の腹筋を見事に破壊し、全員の緊張が程良く解けたために、全員がそれぞれ行動を移した。

京「全くブイモンの奴…誰が枯れ始めた土地よ!!本当に失礼しちゃうわ!!」

ヒカリ「ほ、本当ですよね…か、枯れ始めた土地とか…ぶふっ…」

京「ヒカリちゃあああああん!!!!!!」

思い出して吹き出したヒカリに京がキレて両肩を強く掴んで揺さぶるのであった。









































大輔「いやあ、久しぶりに腹を抱えて笑わせてもらったぜ。」

はやて「せやな、久しぶりに爆笑したでえ」

思い出し笑いをしているはやてとは正反対に賢は真剣な表情で上空を見上げていた。

賢「それにしても、よくもこんな大量のクラモンを現実世界に送り出してくれたものだね。それにしても進化しないならそれに越したことはないけど、どうして進化しないんだろう?」

進化をしないならこちらも好都合ではあるが、かつてディアボロモンと戦い、クラモンの進化速度を身を持って知っているこちらからすれば何故か不気味に感じた。

ブイモン[枯れ始めた土地~~いずれは枯れ果てる運命(さだめ)~~♪]

ワームモン[ブイモン止めてよ。まだ僕達の腹筋を壊し足りないの?]

明らかに悪意の籠もった歌にワームモンは吹き出しながら言う。

フェイト「チビモン、絶対にクラモンを攻撃したら駄目だよ。刺激を与えたら進化しちゃうかも…」

クラモンだから送信出来るけれど、進化してデータの容量が増えたらまずい事になる。
なるべく攻撃を与えないよう、慎重に行動していかねば。

チビモン[うん、大丈夫だよ。フェイト、心配しないで]

その時であった。
大輔達の元にルカ達からの通信が届いたのは。

大輔「スバル?一体どうした?」

スバル『大輔さーん、ごめんなさい。アグモンがクラモンを攻撃しちゃった』

大輔「何?クラモンを攻撃したのか?どうなった?クラモンは進化しちまったか?」

ギンガ『いいえ、クラモンは進化せず気絶しているだけです』

フェイト「本当に?クラモンなら防衛本能で進化しそうなものだけど」

ルカ『それについては僕達にも分かりません。たまたま進化しなかったのか…』

アリシア『分からないよね』

ティアナ『とにかく、こっちはクラモン回収を続けますから』

はやて「OK。気をつけるんやでえ?」

ルカ『了解しました』

通信が切れ、大輔達も作業を再開した。












































「やー!これあたしのー!!」

人通りの少ない住宅街で、1人の幼い少女がクラモンを抱えて走る。
その後をなるべく怖がらせないように、アリサとすずか、ユーノとなのはが追いかけた。

なのは「あのねー、それは危ないから駄目なんだよ」

アリサ「ね?いい子だから…」

コロナモン、ルナモン[[言うことを]]

ツカイモン、ガブモンX[[聞いて?]]

彼女らの背中からコロナモン達が顔を出したのを見て、少女は目を見開いた。

「お兄ちゃんとお姉ちゃんだって飼ってるー!!!」

アリサ「馬鹿!!」

ユーノ「あ、いや…これは…」

しばらくしてコロナモン達を少女に触らせることで問題は解決したのであった。








































お台場中学のパソコンルームに残った光子郎と一輝、遼は、仲間達から次々送られてくるクラモンの処理に追われていた。
画面に、ネット内の動向を見てもらっている彼らのパートナーデジモン達からだ。

テントモン『光子郎はん、クラモンの奴まだまだそっちに出て行きよりまっせ!!!』

レオルモン『こんな大量のクラモンを現実世界に送ってどうするつもりなんだろうね』

光子郎「……太一さん達は、既にネット内に侵入してます」

テントモンとレオルモンに答えると言うより、自分の考えを纏めるように光子郎は呟く。

光子郎「敵の目的は、オメガモンのはず……」

一輝「だろうな、究極体とはいえ短時間で進化したから中身は幼年期のままだ。やられたらやり返す。ガキの思考だ」

ドルモン『ディアボロモンの目的が、オメガモンへの復讐であることは間違いない。』

遼「しかしディアボロモンのやろうとしていることが分からないな。オメガモンと戦うならディアボロモンは1体でも多い方がいいと思うけどな。」

光子郎「やはり遼さんもそう思いますか?現実世界に送り込まれているクラモンは3年に増殖したディアボロモンの数を遥かに超えています。寧ろオメガモンと戦うなら1体でもディアボロモンが必要になるはずなのに……」

オメガモンへの復讐。
それがディアボロモンが復活した理由なのは間違いない。
だったら何故、クラモンの送信が止まらないのだろうか?
敵の目的は、他にあると言うのだろうか?

光子郎「……何故だ」

嫌な予感が、光子郎の頭から離れない。

一輝「そんなに不安になるのなら、大輔達にも行かせれば良かっただろ。少なくともインペリアルドラモンは今のオメガモンより強い。」

光子郎「そ、それは……大丈夫だと思います…オメガモンなら…3年前の時は倒せたんですから……」

一輝「そうか、なら俺は何も言わねえよ」

作業を再開する一輝。
遼もそれを見て、作業を再開した。








































スバル「一体何匹捕まえればいいの~?」

ティアナ「知らないわよ。あの2人がディアボロモンを倒すまででしょ?」

渋谷に向かう電車の中でスバルがぼやいた。
正直、かなり心配なのだが。
まあ、ここのディアボロモンは自分達が倒したわけではないので部外者の自分達は雑用に務めなければ。

ギンガ「ん?着信音……?まさか……」

会社帰りの人も多く、電車の中は結構混み合っている。
中には携帯を弄っている者もいる。

アリシア「げっ!!?」

ルカ「おやまあ?」

携帯からクラモンがポンポンと出現した。

スバル「電車の中で携帯を使わないでよおおおおおおおっっっ!!!!!!」

スバルのごもっともな叫びが電車内に響き渡った。
因みにアグモンXは先程の反省からか虫取り用の網で奮戦していた。








































一輝「そろそろ、奴らがディアボロモンの…マザーの所に着くんじゃないのか?」

テントモン『光子郎はん、太一はん達もうすぐマザーに接触しはります!!!』

一輝の言う通り、電脳世界にダイブした太一とヤマトはディアボロモンのいるエリアに到着しようとしていた。








































アグモン[うわっ!!]

ネット内で、アグモンの悲鳴が上がった。
電脳世界の通路を移動するアグモンの顔面に、クラモンの1匹が衝突したのだった。

ガブモン[アグモン、気をつけて!!]

アグモン[ああ、びっくりした……]

ガブモンがアグモンに注意を促し、アグモンが泳ぎながら(犬掻きで)元の位置に戻ると太一が現実世界を目指すクラモンの群れを振り向き呟く。

太一「こいつら、俺達無視して何しようってんだ?」

ヤマト「現実世界は大輔達に任せたんだろ。俺達は大元を倒すだけだ。……いつまでも甘えっぱなしじゃいられないだろ」

太一「……ああ」

太一は掲示板のようなものを見上げた。
現実世界で、光子郎達がディアボロモンの元に誘導してくれているのだ。

遼『そろそろディアボロモンのいるエリアに到着するぞ』

遼からの通信で太一とヤマトが表情を引き締めた。

太一「よし……行くぞ!!」

デジヴァイスから進化の光が放たれ、アグモンとガブモンを包んでいく。

アグモン[アグモンワープ進化!ウォーグレイモン!!]

ガブモン[ガブモンワープ進化!メタルガルルモン!!]

一応ゲンナイから与えられた四聖獣の一角、チンロンモンの力の残存のせいか、選ばれし子供達のデジモンは昔のように究極体や完全体まで進化できるようになった。
しかも究極体に進化出来るアグモンとガブモンは、ディアボロモンに立ち向かった時と同じ奇跡の合体進化が出来た。
そう、オメガモンである。
ウォーグレイモンとメタルガルルモンの身体が頭部のみを残して消えた。
太一とヤマトはパートナーの頭部に捕まると、ウォーグレイモンとメタルガルルモンは一気にディアボロモンの元に突き進む。












































光子郎「よし、太一さん達がディアボロモンの元に辿り着いた。これで…」

一輝「どうかな?今のオメガモンは、勇気と友情の紋章の力を失っちまってる。今のオメガモンはチンロンモンのデジコアのエネルギーとあの時の奇跡の力で強引に進化している。紋章の力抜きでどこまでやり合えるかな?」

勝利を確信している光子郎に対して、一輝はどこまでも冷静である。
いくら中身が幼年期相当とは言え、オメガモンがディアボロモンを倒してから3年も経っている。
恐らくディアボロモンは3年前のオメガモンとの再戦を前提にしているために、何らかの策を隠しているだろう。










































そして、一方の電脳世界では再び降臨した聖騎士・オメガモンの肩に騎乗し、2人はディアボロモンの潜む場所に飛び出した。
3年前にディアボロモンと戦った場所とはまるで正反対の広い場所だった。
かつてのように先制攻撃を仕掛けられるかと思ったのだがそんな事はなかった。
進んだ先には数えきれないほどのクラモン、そしてディアボロモンがいた。
オメガモンの姿を認識すると、大量のクラモンがオメガモンに纏わりつく。
オメガモンとディアボロモンの再戦が始まった。 
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