| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『AND』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『Beautiful』



綺麗な声は好き。
綺麗な言葉は好き。
綺麗な心は好き。
綺麗な想いは好き。

だって綺麗なモノ全部、僕には無いものだから憧れる。

その綺麗なモノ、貴女はいっぱい持ってた。

だから、貴女を汚してくモノは全部排除したかった。

綺麗な侭の貴女で居て欲しかった。

貴女は純粋無垢で、汚い醜いモノなんか聞いて欲しくも見て欲しくも無かった。

其の侭の貴女で居て欲しかった。

幼い侭の、綺麗な侭の、其の貴女で...
永遠に...。

手遊びに深紅を流すなんて...

貴女には、傷ひとつさえ付いて欲しく無かったのに...。

でも其れは僕のエゴ。
そう此は僕の夢の中。


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧