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『AND』

作者:零那
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『Bygone』



過去を切り開き、捌き出しては調理してく。
そんな作業にも少しだけ慣れてきた。

酷く醜い、乱れ歪んだ足跡。

汚く巻き荒らした漆黒。
汚く撒き散らした深紅。

其れが、僕の生きた証だと...
素直に生きてきたねって...

そう言って笑ってた君は、もう何処にも居ないけど...

思い出のひとつになる。
沢山の記憶の中のひとつに...

其れでも、忘れてしまうよりは良い...

いつか、いつか絶対、君に笑顔で逢いに行くから。
夢の中で、記憶の中で。
いつか絶対...

だから其の時は、君も笑顔で居て欲しい。


 
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