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『魔法の薬』

作者:零那
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『ケタミン』



ケタミンは、今現在では、麻薬及び向精神薬取締法で、麻薬として指定されてます。

でも、当時は市販されていたらしく最も手に入りやすいクスリだったらしい。

ケタミンは、麻酔や鎮痛。
幻覚作用や呼吸抑制など。

此も少女には効果抜群とは程遠い感じだった。
知ってる子は此にハマっていて、キマると変なテンションで何か叫んでた。
幻覚が激しかったらしい。
無い物を其処に在るかのように訴えていた。

幻覚を見るだけなら少女の思うアッチの景色では無い。
少女が求めてるのは、脳内が真っ白になる様なスッキリ感。
心から笑える楽しさ。

やっぱり、客観的に見るとクスリでおかしくなってる姿は恥ずかしいと思った。
冷静になれば誰もがそう思うだろう。

正常な躰や神経を、わざわざクスリで狂わせて壊していく。
其の行為に対する疑問さえ感じてくる。

短期間の間に数種類のクスリを試しては結構な量を服用した。
少女の躰や神経は至って変化なし。
其れもおかしい事ではあるけれど、不幸中の幸いとゆうのに似ている感じなのか?


 
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