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『魔法の薬』

作者:零那
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『覚醒剤』



覚醒剤だと基本は注射らしい。
でも、血管がとりづらい少女は打つのが面倒になった。
いちいち煙を吸うのも面倒だった。
少女はかなり面倒臭がりやだった。
結局、酒に入れて飲むのが殆どだった。

覚醒剤は、神経を興奮させる。
眠気、疲労感がなくなる。
頭の中がキレイでスッキリする感じ。

でも、時間が経つと共にクスリは抜け、激しい脱力感や疲労感、倦怠感に襲われる。

覚醒剤は依存性が強い。
壁の染み等が顔に見えたり、誰かに追われたり、殺される等...
幻覚と妄想が現れる。
錯乱状態にもなる。
誰かを殺したりする事も有る。

長期間、覚醒剤をしていれば、やめたとしても症状は残る事が殆ど。
覚醒剤を沢山すると、急性中毒で全身痙攣で意識が無くなったり、脳出血で死ぬ事も有る。


 
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