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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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学園祭のライオンハート
  緊急会議からの戦闘シミュレーション×グレモリー眷属からの使者と情報交換

「お父様からの情報だとどうやら事実だそうで、バアル&グレモリー眷属対黒神眷属となったそうです。若手トップであるバアルだけでは、すぐに終わってしまう為の処置を取ったとの事です」

「なるほどなー。俺っちらだけでも最強眷属に見えたからなのか、ルフェイはどうしているんだ?」

「何でもゲオルグは魔法使いとしては先輩なのか、量産型聖剣エクスカリバーを擬態による杖により魔法を発動させるよう鍛錬させているようなのだと。ジークはベルゼブブ様と剣術指南をしているらしいですよ」

「ご主人様、ソーナ様がお帰りになられました」

俺らが机にゲーム相手を駒のように置いてから、唸っていた俺達だったがソーナが帰ってきた事により増々悩んでいた事でどう攻めるか作戦立案を立てていた。ソーナが帰ってきたのも知らずに考えていたので、ソーナからの声で俺らはやっと思考の海から戻ってきたら深夜になっていた。

「お帰りソーナ。それより聞いたか?俺達の相手がリアス達も加わるそうだ」

「ただいま帰りました一誠。聞きましたが、一誠らがゲームをしている間に私とシーグヴァイラもゲームをするそうですよ」

「ああ。それは本人に聞いたが、応援に行けないからとショックを受けていた。どっちも応援しているが、今はグレモリーとバアルの情報収集をしてどう攻めるかを駒で考えていた所だ。戦術家であるシーグヴァイラもいるが、次のゲームはソーナとの相手だとしても優先事項を俺らのゲームに関して考えてくれている。ソーナも協力してくれないか?」

「ええ。シーグヴァイラも私もアガレス眷属とシトリー眷属の『王』でありますが、その前に一誠の婚約者ですよ。戦術を考えるのも私らの仕事ではありますが、今日はそろそろ寝た方が良いと思います。明日も休みですし、冥界では記者会見がありますからね」

そう言って俺らはゲーム時の作戦会議を終わらせてから、風呂と遅い食事をしてから俺達は寝た。まああちらは長期戦を予定しているが、こちらからだと短期戦へとなってしまうからだ。大勢の観客がいる中でのゲームだが、レーティングゲームはエンターテイメントでもあるからファンも大勢いる。

悪魔社会にとっての娯楽と考えた方がいいのかもしれないが、俺が寝ると歴代残留思念と話すが今回のゲームが重要だし頭を使い過ぎて疲れてしまった。起きたら、日曜日でも朝鍛錬は欠かさずやっている。

「おはようヴァーリ」

「おはよ一誠。昨日頭を使ったのかまだ頭痛がするよ」

「ヴァーリ達は軍師ではなく前線タイプだからな、俺は万能タイプだから大丈夫だよ。軍人やら会社員でよく事務やっていたからな、それより昨日イリナの帰りが遅かったようだな」

「そのようだがもしかしていつも教会での仕事を終えてから、グレモリー眷属に呼ばれたんじゃないのか?」

恐らくそうだと思いながら人間界本家の庭にて、鍛錬をしているといつもより遅く起きてきたソーナ、シーグヴァイラ、イリナ、レイヴェルだった。俺とアーサーで剣術での模擬戦をしていたが、二刀流での無駄を省くべく神速にて木刀で隙を見つけては当てるという鍛錬をしていた。ヴァーリは体力・魔力とも底上げしたが、神器での使い方をドライグとアルビオン召喚して色々とやっていた。

「おはよ~一誠君」

「おはようイリナにレイヴェル。昨日の帰りが遅かったらしいが、もしかして駒王学園の旧校舎にでも行っていたのか?」

「そうなんだよ~!一誠君達がいた夜に呼ばれたから旧校舎に行ってみると、黒神眷属の情報を教えてくれ!?と頼まれたのよ」

「私もそうなのです。悪魔稼業の見学をしていたのですが、イリナさんが来てからリアスさんから同じ事を言われました」

「やっぱりか。俺らがアザゼルと話し合いをしている時に呼ばれたらしいが、情報漏洩させてないよな?『私とレイヴェルはそんな事しないよぉ~、守秘義務があると言うと納得してくれたけど今日ここにグレモリー眷属の誰かが来るらしいのよ』なるほどな、俺らの情報を一切公開してないからな」

「誰が来ようとも私やシーグヴァイラも口は堅い方なので、安心して下さいね一誠」

「来たとしても何も話さないわ、私とソーナは婚約者だもの」

有難い事を言ってくれたので、とりあえず俺らの鍛錬を終えてからシャワーを浴びて朝食を頂く事となる。俺らの情報を公開する気は更々ないし、一言だとステータスが全てマックスぐらいだろうな。そんで朝食を食べ終わってから、昨日戦術や実戦形式を駒として動かしていたがそれの続きをする事になった。

現在黒神眷属で動ける者は、前四大魔王と元神と真龍・龍神以外の者達が動けるチーム。俺とソーナ、シーグヴァイラ、レイヴェル、ヴァーリチームのみソファに座っていたがルフェイのみ次元の狭間本家にいる。

「さて昨日の続きをするか。現在動けるチームは恋姫・大江戸・ISとここにいるヴァーリチームと鍛錬中の英雄チームとなっている」

「それとポケモンをパートナーとして使えるが、一人一匹でメガ進化するポケモンのみとして使う事にしている」

「ポケモンのメガ進化は最近見つかったモノですね。使えるポケモンはここに載っているので、メガ進化をしてまで使えるポケモンはこれぐらいかと」

「バアル眷属とグレモリー眷属の情報に関しては、次元の狭間本家にいるアスモデウスから調達してもらいました。しかも眷属情報に神器所有者の詳細までしてもらいましたよ。それとお父様からの情報によると、今夜冥界にて記者会見が行われるそうです。一誠さん以外の者らはスーツを仕立てた方がいいので、作戦会議は昼まで終わらせた方がよろしいかと」

「それに関しては俺がよく行くスーツ屋に行くが、費用に関しては問題ない。オーダーメイドだから、本来なら数週間掛かるが半日でやってくれる。あとでウィンターに情報感謝していると伝えといてくれないか?シーグヴァイラ」

「今夜私とソーナの記者会見もありますので、その時に言っときますよ。記者会見については問題ないとして、改めて黒神眷属の戦力を見た方が良いかと思います」

との事で黒神眷属の戦力を改めて数値化にしてから、自立支援型AIゼロとヴェーダが今まで演算してくれたお陰ですぐにデータ化となった。赤龍帝と白龍皇の力を互いに使えるから、倍加・譲渡と半減・反射を使える事で更に戦闘する為のシュミレーションをしてみた。まず俺らがバアル眷属対黒神眷属で戦闘した場合、特殊ルールでダイスフィギュアを想定してプレイした。

「うーん。普通に戦うと十割こちらが勝ってしまいますね」

「正直一誠とヴァーリチームだけでも勝ってしまいますし、更に各チーム特性を入れると全勝してしまう可能性百%となりますね」

「本来なら禁じ手とも言われるISも今回使えますからね、相手がドラゴンでも勝つ武装を持っていますわ。いくらフェニックス家でもISの武装には敵いません」

「一誠君全員が聖剣エクスカリバーを使える事で、相手側の勝率が低いわね。何度計算しても同じ事になるわ」

「そうなんだよな~。俺らは普通に戦ってもヘマさえ無ければ、こちら側が有利となってしまう。だがサイラオーグは俺らの力を全て受け止めると言われたからな『ご主人様、姫島朱乃様とアザゼル様がお越しになりました』やはり来たか、とりあえず机にある物やデータとかはパソコンに入れといて。客人をここに通せ『畏まりました』俺らは普通通りに座ってるとしようか皆」

メイドから客人が来たと聞いてから、各パソコンを閉じたり黒神眷属のデータを全て保存してから端末を閉じた。ゲーム機でシミュレーション使ったが、それも空間内に入れた事で外から見ても次のゲームに向けて談笑しているしか見えないようになった。ソーナ対シーグヴァイラのゲームに関してもだが、俺らのゲームは誰を出すか考えている時に朱乃とアザゼルが来た。

「こんにちは一誠さん」

「よう朱乃。アザゼルも来たという事は俺らの威力偵察でも来たのか?」

「まあそういう事さ。急遽決まったんでな、イリナやレイヴェルに聞いても守秘義務の一言で終わってしまったからな。本当ならリアスが来るはずだったが、それだと偵察の意味がないからな。一ちゃんに親しい朱乃と俺というコンビで来た感じだが、ソーナとシーグヴァイラを見ると自分らのゲームよりも黒神眷属との戦術を考えていた様子だな」

「まあそう言う事だ、ソーナとシーグヴァイラが戦う前に俺の婚約者なのでな。ゲームでは敵同士でも少しでも俺らの役に立ちたいからと言ってな、今までのデータを見て勝率や勝つ為にはどういう感じかをシミュレーションしてみていた」

「なるほど、既に私達のデータは手元にあるのですね。昨日急遽決まったので、今夜の記者会見にもバアル眷属と一緒に出る事になります。『王』『女王』『騎士』『戦車』『僧侶』『兵士』の数が多くなります。それかバアル眷属の中にグレモリー眷属を入れた感じになりますが、例えば『僧侶』としてリアスが出る事もありますわ」

そう言う事なのか?だが駒によっては変更出来ないと思うが、俺らは変更可能だ。タブレットで名前と駒名を入力してポンと出せばいい事だし、ゲーム終了後リセットボタン押せばいいしな。それに二天龍の力に聖剣エクスカリバーを持っている事で、悪魔には大ダメージを与える事となる。悪魔は魔力が主だが、グレモリーとバアルは体術・剣術・魔力での戦い方が熟知している。

「そんで?俺らの事は知っていると思うが、悪魔には大ダメージとなる聖剣エクスカリバーを全員所持しているがそれ対策はどうしているんだ?」

「それに関しては防御魔法や聖剣を避ける為に色々とやっていますが、聖なるオーラだけでも火傷状態となってしまいます。個人ではどうかと思いますが、チーム戦ならどうなるかはまだ分かりませんのよ」

「朱乃の言う通りでな、エクスカリバー対策よりも一ちゃんらが聖なるオーラを最小限にしてもらうようゲーム時に告げられる。問題は山積みだが、ゲームフィールドがどういう感じかも分からない状態だ。一ちゃんらの力を全て受け止めるとサイラオーグが言ったが、上層部の奴らも承認したし四大魔王全員もな。ただし特殊ルールがあるようだし、会場についてはシーグヴァイラに聞いているよな?」

「まあな。アガレス領にある空中都市アグレアスで行われていて、大勢の観客も呼び込むらしいから最初から長期戦をするような手筈だと聞いている。前回のゲーム時で取得した俺らのデータだけでも、不明何だろう?」

「冥界ではリアス率いるグレモリー眷属とサイラオーグ率いるバアル眷属は、プロ前の若手でありながらプロに負けない人気がある。だがそれ以前に注目を浴びているのが、一ちゃんであり連日のようにテレビで煽っているようだぜ。レーティングゲーム=エンターテイメントがあるちょっとした祭だ、ファンはリアスやサイラオーグが半々で残りのファンは創造神黒鐵である一ちゃんだからな」

と言う事で基本情報に関してはアザゼルらに渡したが、見ても役に立つか分からんデータをな。二天龍の力が互いに使用可能や、エクスカリバーの能力全て使い熟している事と愛紗達の基本情報だけを渡した。どんな武器を手にして、どの程度の距離相手が得意な事などをな。ま、今回は主に英雄チームを使うからそのデータを渡したとしても勝率が変化する事はない。 
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