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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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敵の名は・・・黒乃巣会首領天海との遭遇中編

支配人室・・・


「ふう、今日の僕の仕事は終わったな。お、まだ舞台が終わってない時間だな、舞台袖にでもいってみ・・・」

ガラガラガッシャーン

「何だ凄い音がしたぞ劇場の方に行って見よう」

直哉が劇場の方に行くと、そこにはセットが倒壊し、ステージは無残な姿に変り果てていた。


「とりあえず幕を閉めよう」

直哉が、幕を閉めようとした矢先、舞台袖で言い争う声が聞こえた。

「さっくらさんこの舞台どうしてくださるの」

「・・・すみません」

「公演は明日もあるんです。さくらさん明日までに、直して下さいね」

「・・・そんなーー」

「あちゃあーさくらちゃんすみれさんに怒られてる、後でフォローしないと」

「おいおい全部さくら君に押し付ける事ないだろ」

「何ですの?少尉貴方が、さくらさんの代わりにセットのしてくださるの?」

「いい!!」

「どうなんですの?」

「・・・良いさやってやるよ」

「・・・大神さん」

「お兄ちゃん」

「隊長」

「但し直哉も、俺としてもらうからな」

「え」(嘘!!大神さんそれだけはやめてーー私の失敗なのに,直哉君に後始末をさせるなんて)

さくらの心の叫びが届いたのか、すみれとアイリスが、大神に聞いた。

「お兄ちゃん、直哉お兄ちゃんは、この件に関わってないのに、手伝わせるの酷いよ」

「そうですわ、直哉さんは、少尉と違って、かなりの量の仕事をしてるのに、徹夜までさせるなんて」

「グッ何気に、すみれ君の一言が効いたよ」


「これは、出るに出られない展開に、なって来たぞ」

そんな事を考えている直哉だった。

「少尉何故直哉支配人まで、こういう事に参加させようとするんですか?」

「それは当然、直哉も俺たちの仲間だからだ」

「それはそうですが、貴方はまだ海軍での先輩と言う気分が抜けてませんね」

「良いですか、少尉直哉支配人はここではあなたの上司です」

「部下が上司を使うなどありえませんから、それと直哉司令は海軍を辞めてここに来てるので、少尉の後輩ではなくもと後輩になりますね」

「何だと!!」

「勝手に直哉司令のこと言ってすいません司令」

「いえ良いですよマリアさん」

!!(直哉君何時の間に来たのかしら?)

「大神さん僕は海軍をやめてここにいいるのは、本当ですので、大神さんセットの修理お願いしますね」


「直哉お前も手伝えよ」

「大神さんもう先輩と後輩の関係じゃないんですからそういうのやめませんか?」


直哉はそう言うと、さくらたちを部屋に戻るように指示をした。

そして直哉も、大神の呼びかけを無視をし部屋に戻った。

結局大神は、一人で、セットの修理をする羽目になったが、それは大神にとっては運命の出会いの序章に過ぎなかった。


翌日・・・直哉を含めた花組が全員でセットの修理をしようとしたその時、黒乃巣会出現を知らせるサイレンが鳴り、全員地下司令室に集合した。





 
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