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ソードアート・オンライン死を喰らう者と絶対なる剣士

作者:sou×yuki
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5ギルド結成

 
前書き
今回からハーメルン様の桜篠辺 亜音様とのコラボです
ありがとうございます 

 
ギルドその名は!

フロントランナー……いつから俺達はそう呼ばれはじめだろうか
第一層のボス攻略から一ヶ月半……キリトはあの日、第二層の街に着いてから分かれてからずっと会っていない。
この一ヶ月半で俺、ユウキ、アスナは12層まで登りつめた。
必要最低限のクエストを三人でつぶしてフィールドボス、フロアボスを初見潰しを続けたらあっという間に12層まで来れた。
そして6層あたりのことだったか……俺達三人はフロントランナーと呼ばれるようになった。6層のアクティベートを済ませた俺達は直ぐに次の街に向かったんだが、それを見たプレイヤーがいて噂になったとか。
『6層最初の街を走り抜ける三人のプレイヤー、全員フード付きで少女二人と少年一人』だとかどうやって三人でボスを攻略したのかととかだ。



今は12層の貸切状態の酒場でささやかなパーティーをしていた

「俺達のギルド『西風の旅団』に乾杯!!」

「「「「「「乾杯!!」」」」」」

俺のかけ声に合わせて六人が乾杯と言ってグラスのジュースを飲む。

「マカ師匠、ソウル師匠もだけどコタにサクヤも俺なんかのギルドに入ってくれてありがとう」

数時間前、俺が《西風の旅団》を作って直ぐに、ベータからの仲間で鎌の師匠のマカとソウル、同じくベータからの仲間のコタ、コタが無理やりSAOに誘ったサクヤが入団してくれた。

「なんかって、言うなソウ。俺やマカは〝お前〟だからこそ、ギルドに入ったんだ。」

「そうだよ、ソウ。私やソウルは〝ソウ〟だから、西風の旅団に入ったんだよ?私達が認める〝最強の指揮官〟なんだからさ!」

「そうだぜ、ソウ!俺はベータの時からずっと助けてもらってたんだ。ソウがギルドを立ち上げたら迷い無く入ることにしていたんだから!」

「私は……まだ、ソウさんのことをよく知りませんけどコタがいつも言っていたんです『あの人はいつも、俺達を指揮して支えてくて俺の憧れで俺達の団長なんだ!』って」

「みんなありがとう。それと、コタ、恥ずかしいからなるべくそう言うことを言わないで欲しいんだけど」

コタ…サクヤに何てこと言ってんだよ…恥ずかしいだろ

「ご、ごめんな。でも、本当のことだからな!」

それが恥ずかしいだよ!

「それにしても、本当にお前らすごいぜ」

ソウルが俺、ユウキ、アスナを見てきた

「なにが?」

「なにが、じゃないだろ?お前達三人でここまで登って来たんだろ?凄いことだろ」

「うん。私も凄いとは思うよ……でも、言ってくれたら私達も手伝ったのになぁ~」

「あはははははは、みんなに迷惑はかけられないと思ったからね、俺《ビーター》だし」

「「「ソウ(君)!!次ビーターって言ったら怒るよ(わ)!!」」」

ユウキ、アスナ、マカが怒鳴ってきた。既に怒ってますよね?

「私も新規プレイヤーですけど、そこまでしてベータテスターを差別する意味はないと思います」

「そうだよね。」

「ボクもそう思うよ~」

新規プレイヤーのアスナ、ユウキ、サクヤは遠まわしにキバオウらの悪口を言い出す

「そう言えば、なんで《西風の旅団》なの?どっかで聞いたことあるような名前だけど?」

マカがギルドの名前について聞いてきた。

「聞いたことあるはずだよ。《西風の旅団》は昔やってたアニメ《ログ・ホライズン》に出てくるギルドの一つだからね」

「思い出したよ!確かギルドマスターが《ソウジロウ》って言う青年で後全員、女の子なんだよね」

「そうそう、ソウジロウは怒るとものすごく怖いんだよね」

俺を含めた六人はアニメの話で盛り上がる…そんななか、アスナだけ話に入ってこない

「ねぇ、ソウ君…」

「なに?」

「ログ・ホライズンってなに?」

その言葉で全員が静かになる

「そ、そういえばアスナはゲームどころか、アニメを見たこと無いんだった。えっと……ログ・ホライズンってのはね………」

そこから、俺のログ・ホライズン講座が始まった





続く 
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