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幸運E-のIS学園生活

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ヒロインって誰だっけ?

話を終わったから外に出て来たは良いものの、出来ればこいつは使いたくはなかったな。変態共と連絡なんぞ取りたくなかった。だけどこれからはクラスカード共は俺の肉体を狙ってくるだろう。残るクラスカードは6枚、特に鬼門なのはセイバーとバーサーカーだ。原作でもイリヤ達を圧倒するほどに化け物級な力を持っているしステータス的にもやばい。うん、後で絶対に連絡しなくちゃな。それより今は

「束さん、隠れてないで出てきたら如何です?」
「あはははバレてた?」
「バレバレですよ」

っというか隠れる気なかったじゃん。気配も何も隠す気無かったくせに何をおっしゃるのかこの人は。

「ねぇこっくん、やっぱり戦い続けるの?」
「俺はそうする事しか出来ませんから、それに束さんを守る為の力を付ける修行だと思えばなんとかなりますよ」
「………私の為、だったらもう戦って欲しくないかな…束さんは」

まあそういうと思ってたよ、箒嬢もたぶん同じ事を言うだろう。この人も俺に対して真実の愛を注いでくれている、愛する人を態々戦わせたくは無い。そう考えるのは当たり前だな、戦う側としても辛いものを見せる事になると思っている。でも俺が戦わなくてはいけないんだ。

「こっくんは、束さんが初めて本気で好きになった男の子なんだよ………?出来る事なら、ずっと抱きしめたまま、こうしていたいの………そんなこっくんがもう死んでしまうような戦いなら、もう戦わないで………」
「束さん………貴方の気持ちは良く分かります。でも、あのカードを放っておいたら大変な事になる」
「世界の為に戦うって言うの………?」
「いえ、俺の大好きな人を守る為に戦うんです」

そうだ、束さんのために戦っていたのも俺がこの人の事が大好きだから戦っていたんだ。恋愛感情なんて持ち合わせていないと思っていたけど俺はやっぱりこの人の事が好きなんだ。今、本当に解った。俺は好きだ、この人が大好きだ。

「大好きな人の為に世界を失う事があったとしても、世界の為に大好きな人を失う事は俺が許さない。だから俺は世界なんて如何でも良い、俺は愛する人達の為に戦います。だから信じて下さい」
「こっくん………うん、信じる。だから、キス………で証明して………」
「はい」

俺は、言われるがままに束さんと唇を重ねた。箒嬢とは違う、深く暖かみのある長いキスだった。そして俺たちは自然と離れ、もう一度唇を重ねた。

「うん、もう止めない。全力で束さんはこっくんをサポートするからね!」
「よろしくお願いします」
「んじゃ私はち~ちゃんと話してくるからね~」

いってらっしゃ~い、さてと俺は如何するかね?部屋に戻るか、これ以上外に出てたら心配されるだろうしな。



「こぉ~ころ!!大人しくしてた?」
「ちゃんと大人しくしてたって、全くもうナノマシンのお陰で全快したってちゃんと言ったじゃないの?」
「それでも私は心配なの!!もう、心は遠くに行ってほしくないんだから…あっそうだお腹空いてない?」
「うん?空いてるといえば空いてるよ?結局夕ご飯も食べられなかったからね」

あ~あ、またあのお刺身とかなんだろうなぁ~惜しい事したな。今度変装して朝の市場に乗り込んで色々と買い漁るか。

「じゃあ心が元気になるように愛を込めた酢豚を作ったんだけど食べない!?」
「おっマジで!?食べる食べる!!」
「ホント!?やった!!今すぐ持ってくるから待っててね!!」

待ってるよ~♪っていうか作ったってこの旅館で作ったって認識でいいのかな?良く厨房とか材料とか色んなものの許可をもぎ取ったな………。まあ俺の為に作ってくれたんなら食べない理由は無いな。

「持ってきたよ~!お代わりもあるからいっぱい食べてね!!」
「おお有難う!作ってくれたリーリーに感謝を込めて………頂きます!!(ガツガツガツガツッ!!)」
「ど、どう?美味しいかなぁ………?精一杯作ったんだけど……」
「う、美味い。すげぇ美味いよリーリー!こんな美味い酢豚食った事無いよ!!」

いやぁマジで美味い、何だこの味の深みは?深みの中にあっさりとした味もあってすっと溶けていって凄い食べやすい。この肉もジューシーだけどしつこさが無くてパクパク行ける!

「や、やったぁああ!!これはね、私が中国に行ってからずっと心に食べて欲しく練習して編み出した調理法で作った酢豚なの!こ、心に美味しいって言って貰いたくて………」
「いやぁ本当に美味いぜこれ!?いやぁこんな美味い酢豚を作れるんなら何処の嫁に行っても大丈夫だな!」
「なっ何言ってるのよ♪私は貴方の嫁☆だ☆よ☆」
「そうだったな、だって俺達って恋人らしい事してないから自覚が無くてさぁ。箒嬢とはそれなりにしたんだけど」

そうだよなぁ、リーリーも俺の恋人なんだよなぁ。でも箒嬢とばっかり恋人らしい事してるなぁ俺。もっとリーリーを構ってやらんとな。

「確かに………そうね」
「ングング………ぷはぁっ完食!」
「お粗末さまでした♪あっちょっと待ってねそこで汚れ落としちゃうから」

あっそれはすいません。いやぁマジでリーリーはいい嫁になると思うな。うん間違いない。あっそうだ

「お待たせきゃっ!」
「ごめん、ビックリさせた?」

こっそりと鍵をかけてから皿洗いを終えたリーリーを抱きしめる。途中で邪魔が入ったらリーリーにも悪いからね。

「こ、心!?」
「ちょっとしてみない?恋人らしい事」
「えっむうう!?」
「………ごめん、いきなりすぎた?」
「い、いきなりすぎるって!!も、もうは、恥ずかしい……(///)」

顔を真っ赤にさせながら俺の腕の中で顔を逸らそうとするリーリー、やばい凄い可愛い。んじゃちょっと力を込めて抱きしめて身体を向きを固定。

「リーリー、俺君の事も好きだ、友達としてじゃない一人の女性として好きだ」
「私も大好き……」
「俺さ、複数の女性を好きになるって駄目な事だって思ってリーリーの事を故意に見ようとしてなかったかもしれない。だから箒嬢とばっかり行動してた、でもこれからはそんな事はしないよ」
「心………きっと貴方ならそう思ってると思ったわ、結構純愛タイプだもんね。でもいいの、私を女として愛してくれるだけで私は幸せなの………」
「リーリー………」
「ねえ、もう一回キスしない………?最初はビックリしてよく解らなかったけど、きっと絶対に美味しいと思うから……」
「ああ、んっ………」
「んっ………心、大好き………」 
 

 
後書き
【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

     T
    .|O
    .|」}; ドゴォ!〉ドゴォ!〉ドゴォ!〉ドゴォ!
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自分で書いてなんだが、何だこの口の甘ったるさはっ!!!くっそう!ブラックコーヒーを私にくれ!! 
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