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音駒高校排球部で研磨さんの誕生日をお祝いした。

作者:黒ノ双剣
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研磨side

朝、いつものようにクロにLINEテロでたたき起こされて、渋々朝練へ向かう。
登校はクロも一緒。
俺がサボると思ってるらしい。

…まぁ、そうだけど。

「おい研磨、歩きながらゲームすんなって言ってるだろ」
「クロうるさい。今いいとこだから静かにして」

中ボス戦。
昨日、装備のグレードが足りなくて一発で壊滅したから、そのリベンジ。
でも広範囲ブレスが結構厄介。中ボスのくせに無駄に強い。状態異常系の技多い。

部室につくかつかないかくらいで、決着がついた。…惨敗……。

「…はぁ……」

憂鬱な気分で部室のドアに手をかけたたら、クロがあっと声を出した。

「わりぃ研磨、俺今日日直だからちょっと職員室行ってくるわ」
「…分かった」

ドアを開ける。

いつも通りの部室の風景。
でも、何かが違った。

そう、匂い。
この甘い匂いは…!!

「アップルパイ…」
「なんでわかるんだお前…」
「アップルパイは、アップルパイだから」
「どういうことだよ…」

なんで部室にアップルパイの匂いが。
制汗剤の匂い?
いや、違う。本物のアップルパイ。

「とりあえず、ロッカー見てみ」
「ロッカー?」

言われた通り、ロッカーを開ける。
中には、

アップルパイ。

「…………」
「おー、研磨の目が輝いた」
「……これ、食べていいの?」
「おう。……それじゃ、せーのっ」

「「誕生日おめでとう!!研磨(さん)!!」」

「…あ、ありが、とう…」

さっきまで憂鬱な気分だったのに、なぜかもう平気だった。 
 

 
後書き
あー、よかった。
今日中に作成できた…。
えっと、ただ研磨さんをお祝いしたかっただけです。本当におめでとう研磨s
黒尾「ちょっとまてぇ!!」
え、何、もう締めに入ってんだけど…。
黒尾「誰が大事な人忘れてないか!?なぁ!?」
忘れてないよ。
では、あらためて本当におめでとう研磨さ
黒尾「研磨ぁぁぁあ!!おめでとぉぉぉお!!」

…クロうるさい。 
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