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『吐瀉物』

作者:零那
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『メールⅡ』



僕は解ろうと努力した。
憎しみながら、それでも何回も何回も...
解ろうとした。

それなりに答えも出た。
解ってくれない理由、なんとなく解った。

貴女自身が子供過ぎるからだと...

貴女自身が幼少期のトラウマを抱えたままだからだと...

我が子より、貴女は、貴女自身が大事で仕方ないからだと...

何より、相手の立場になって物事を考えれない性質だからだと...

虚しい現実が脳髄を撃つ。


 
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