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『様々な愛』

作者:零那
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『悲しい別れ』



君と僕の間には愛が在った。
想い遣ることができた。
理解し合うことができた。
共に闘うこともできてた。

2人で畦道を走り抜け、花韮を両手いっぱい摘んだ。
初めて此処を見た時より、増えてた事にビックリしたよね。
そして、強い花だねって話してたよね。
こんな風に強くなりたいねって...。
そんな事を、最近また思い出してる。

『悲しい別れ』って意味が在るなんて知らなかったから...
もし、知ってたら花韮なんて摘まなかったかも知れない...

そしたら、2人は悲しい別れをせずに済んだかも知れない...
なんて事も考えたりして...

そんな事、今更、どうにもならない事は解ってる。
ほんの一瞬、君の笑顔が見たかった...


 
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