| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

歌集「春雪花」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

108




 咲きにける

  秋の初めの

   鏡草

 夏の名残に

    君を重ねし



 ひっそりとした秋の始まりの雨雲の下…未だ美しく朝顔が咲いている…。

 夏を惜しむかのように咲いた朝顔は、雲に覆われた日々に色を差して…まるで私の人生に色を差してくれた彼のようだと思った…。



 溢れ出す

  想いぞ紙に

    綴れども

 時雨し空に

    意味ぞ求めし



 消せない想い…諦められない気持ち…彼を欲する心…そんな溢れ出る感情を紙に書き続ける…。

 そうしていると、ふと…これには全く意味などないのではないのかと思った…。
 外は降ったり止んだりの雨模様…。そんなどっち付かずの空に私の意味を見出だそうとしても…全く詮ないことだ…。

 では、自分でも分からぬことを、一体…誰に問うべき…?



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧