| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

機動戦士ガンダムMSV-エクリチュールの囁き-

作者:桃豚(21)
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

プロロゴス

 
前書き


 その愛を汝は知性によって見よ、肉眼を開けたまま呆然として座っていてはならぬ。

                                 断片17  

 
 

 何故一体、私は存在するのか? 何故私は、無ではなしに存在するのか?
 夢幻なる無限の大地が果てまで啓け、天上では瑠璃と茜が交接している

 何故一体私は存在する、のか? 何故私は無では、なしに存在するのか?
 太陽から閃光が降り注ぐ。大気には奇妙な何かが夥しくも当然に存在し、息をするたびに体の中に何か存在が浸潤していく

何故一体私は存在するの、か? 何故私は無ではなしに、存在するのか?
 緩やかな傾斜の円丘の上、私は独り存在者として存在する。大地は赤茶けに焼けただれ、ぶすぶすと音の熱を吹き上げている

 何故一体私は存在するのか何故私は無ではなしに存在するのか
 何かを探している。失われたガイアを求めて、私は何か誰かどれかどこか何故かどのようにしてか探している

 何故、一体、私、は、存在。する。のか、何故、わたし、は。無、では、なしに、存在、する、のか
 長い髪の存在を、永遠の処女の微笑を、少女の胎盤を、かつてあるであろうはずのないものを

 何、故、一、体、わたし、は、存、在、す、る、の、か、?









 
 

 
後書き
今更ですが誤字脱字なんかありましたら報告していただけると助かります。

結構節操無く書いてしまい、誤字脱字塗れになってしまったようですので……。
 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧