| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ココア時空録

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

ココア時空録 1部ーcoexist in peaceー
第1章
  3話「Competition game」

ココア「14年ぶりだな……”レイン”」
レイン「フ……まさかここで会うとはね…奇遇ですね。」
ココア「嘘をつくな、何か目的があるんだろうが……」
ココア「その目的は今日で終わりを迎える、貴様の死でな!」
レイン「ほう…昔はガタガタ震えていたと言うのに、変わりましたね、矢張り貴方は狂っている、身体的にも、精神的にも……」
ココア「そんな事は関係ない」
ココアは静かに刀を構える……
レイン「おや、おやおや、おやおやおやおやおやおやおやおやおやおや!?この私に立ち向かうと言うのですか!まだこんなにも愚かな者がこの国に居たとは……いいだろう、叩き潰してやる、そして貴様の霊力も私の物にさせて貰おう!」
ココア「他人の霊力を奪い取り、なにが愚かだ、お前は…この世の”人”の悪の象徴そのものだ……!」
レイン「フ……死ぬがいい、我が”能力”の前に!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイン・クレオスペード
体力C
戦闘力B
瞬発力C
知力A
話術A
器用C
『幻想壊し』の第一部隊隊長。
能力は『雨(レイン)』を操る能力。
人間が産まれるときに稀に持ち合わせる力を霊力をと言う、レインは元々持ってはいなかったが、他人の霊力を奪い取り力を手にした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイン「我が能力は『雨』!さあ、押し潰されるがいい!」
突然ココアの上空に輝く雲が出現し、高圧力の雨が降り出した!
ココア「『極光晶壁』」
ココアは光を操り、真上に壁を形成した。
ココア「俺の能力は『光(シャイ二ング)』この壁は割れはしない!」
レイン「これ程の圧力の霊力……!矢張り貴様の霊力は私が……ハッ⁉︎」
ココア「今頃気がついたか、雨は水、勿論光の屈折を起こす、お前のこの大粒の雨なら尚更だ、そして食らえ!『屈折光弾』‼︎」
ココアは自由に光を作り出す事も可能だ、だが、光の反射や屈折を利用する事で霊力も少なく、即座に発動する事が可能だ。
レイン「ぬあッ!!貴様……!だが時間は整った…貴様は罠にはまったのだ。」
ココア「……こいつら…」
レイン「増援、そして部下の飛行機の準備、これはその時間稼ぎに過ぎん」
ココア「飛行機……?まさか」
レイン「貴様、妹の能力は知っているな?」
ココア「焔(フレイマー)、だったはず。」
レイン「貴様は知らんと思うが、妹は今不安定な精神になっている、そこに両親の事情を説明すれば……?」
ココア「……能力の暴走!」
レイン「フ……じゃあな……」
ココア「お前の目的は……⁉︎」
レイン「やれ」
集団が一斉にココアに襲いかかる、
……と同時か否か、集団に向かって雨が降り注ぐ。
レイン「……⁉︎これは私の眠雨(ねむりあめ)⁉︎」
コブラ「全く……突っ走るなよ……」
ココア「……コブラ、今のはお前か?」
コブラ「俺の能力は『真似る(ミミック)』完璧に真似る能力だ。」
ココア「…奴を追うぞ、必ず奴より先にたどり着く!」
コブラ「……ああ、俺も協力する…どうやら、この世には事象を元に戻そうとする引力があるようだな……」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧