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混沌の魔術師と天空の巫女

作者:白鋼
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第7章 大魔闘演武編
  海合宿

天狼島にて・・・


「キュー?」

「うふふ。おはよう。」

天狼島に生息する生物、キューリィに挨拶をするメイビス。

「ここも随分静かにったね。」

「キュ?」

「でも静かすぎて物足りない。
 前はこの静寂心地よかったけれど、
 彼の修行の時や三代目が来た時の賑やかさを知ってしまったら・・・。」

メイビスはそう言い、ある事を思いついた。

「私も賑やかに備忘です。遊びに行っちゃいましょ!」

メイビスはそう言い、天狼島へ出たのだった。
海の上を歩いてるかのようにしていったのだった。

「あははははは。」







































少しして港に着き・・・

「今夜いっぱい行くか?かみさんに内緒で。」

1人の男性がそう言う。すると、メイビスはその男の顔の前で手を振った。
しかし男はまるでメイビスに気付いていない様だった。

「(うふふ。誰にも見えないのは便利ですね。
 邪魔される事なく、妖精の尻尾(フェアリーテイル)に行けますから。)」

メイビスは心の中でそう思い、妖精の尻尾(フェアリーテイル)のギルドまで行った。

「(ちょっぴり懐かしくって、それでいって新しくって。
 これこれ!こういう活気のある場所が私にあってるんですよ。)」

メイビスは久しぶりの町の様子を見て心の中でそう言う。


















妖精の尻尾(フェアリーテイル)ギルド前にて・・・


「まさしくギルドの匂い!三代目はしっかりやってるかしら?」

メイビスはそう言った。

「あ!他のみんなには私が見えるから、身だしなみはちゃんとしないとね!」

メイビスはそう言い、鏡を出して髪を整え、服もしわがない様に伸ばした。

「よし!」

メイビスはドアの所まで行き、開けようとした。

「あっ・・・。」

だがすぐにある事に気がつく。

「「「「「いっやっほーーー!!!」」」」」

ナツ達が出て来たのだからだ。

「まず何する?」

「そりゃ当然泳ぐ!」

「あいさー!」

ルーシィの質問にナツは答えハッピーは返事をした。

「私温泉に入りたいな~。」

「悪くないな。」

「温泉・・・!」

レビィの言葉にエルザはそう言い、ジュビアは頬が少し赤くなっていた。

「うまいものは?」

「俺等がチェック済みだ。」

「お、用意いいな。」

ドロイとジェットの言葉にグレイがそう言う。

「「「「あはははは!」」」」

「っ?」

「ん?」

「?」

「あっ!!」

メイビスはすぐに隠れた。

「はて・・・?」

今、初代の魔力を感じた様な・・・まさかな・・・。

「ねえ、コージ・・・何か感じた?」

「え・・・あ・・・。」

「何?」

「どうしたの?」

シャルルとミントが俺とウェンディ、シャンディーにそう聞いてきた。

「お兄ちゃん、シャンディー・・・何か感じた?」

「まぁ・・・な・・・。」

「誰かいた気がする・・・」

「シャルル達は?」

「私は何も。」

「私も。」

「そうか。」

ま、初代がここにいる訳ないか。

「ほ。」

メイビスは一安心する。

「4人とも、どうしたの?」

ルーシィさんが俺達はそう言ってきた。

「あっ!すみません!」

「すぐ行きます。」

俺達は急いでルーシィさん達の元へ行き、一緒に歩くのだった。

「・・・・・・。」

しかしシャンディーが何かを見ていた。

「ま・・・いっか!海行こう!!!!」

シャンディーがこっちに走ってくる。

「早く行こう!!泳ごう!!!」

「やれやれ。」

俺は呆れてそう言う。

「・・・・・・。」

隠れていたメイビスは、シャンディーの方を見る。

「(新しい子かしら・・・・・・見た目からは思えない高い魔力を感じる・・・
 でも、今は・・・・・・)海・・・・・・面白そう!」

メイビスはそう言うのだった。

































海にて・・・


「いいか!この合宿の目的は7年間の凍結封印によるブランクを克服し、
 3ヶ月後に控えた大魔道演武を勝ち抜き、優勝する為に力をつける事だ!
 妖精の尻尾(フェアリーテイル)こそ最強のギルドとなるべく、
 各自、この合宿によって魔力の向上を測るべし。」

「「「「「「「おおー!」」」」」」」

「「はい!」」

エルザさんの言葉に俺達は返事をする。

「(とはいえ、俺の場合はそのブランクは無いのですがね・・・。)」

初代の修行をしてそのブランク埋めましたし・・・。

「ふふ。」

メイビスは気の上で飲み物を飲んでコージ達を見ていた。

「(ん?また感じたような・・・まあ、いいか・・・。)」

「ただし、今日一日はフリータイムだ。こういう時はメリハリが大切だからな。」

「「「「「「っしゃー!!」」」」」」

エルザさんの言葉に俺達みんな喜ぶ。

「そうと決まれば!」

「海が呼んでる!」

「泳ぎまくるぞ!!」

ナツさんとグレイさんはどうやら海で泳ぐみたいだな。

「俺が1番だ!おっ先!!」

ジャットさんはそう言い、ダッシュで海へ行った。

「「「おわああっ!」」」

「「「「きゃあああっ!!」」」」

その時にかなりの砂が俺達を襲った。

「やれやれあの人は・・・。」

俺はウェンディを抱え、砂をかわした。

「ありがとう、お兄ちゃん。」

ウェンディが俺にお礼を言う。

「ついでに私達も助けて欲しかったわ。」

「どうかーーーん。」

シャルルとミントがそう言う。

「すまん、忘れてた。」

謝る俺であった。ちなみに、グレイさんもジュビアさんによって助かりました。
ジュビアさんは何かを言っていた様だが、グレイさんはナツさんと共に海へ行きました。
ジュビアさん、哀れです・・・。
ちなみに、ジェットさんよりも、シャンディーが先に海に入っていた。

「俺達はどうしますか?」

俺はルーシィさんとエルザさんに向かってそう言った。

「私は少しここで寝る。」

「そうですか。」

「私とレビィちゃんはビーチバレーでもしようと思うけど、
 コージ君とウェンディもやる?」

「私はやります。お兄ちゃんは?」

「まぁ・・・いいですけど。」

「よし!じゃあ始めよう!!」


















「それぇー!」

「いくよ!ウェンディ!」

「あ、は、はい!お兄ちゃん!!」

「ん。」

「よーし!もういっちょう!それーー!」

「オーライ!オーライ!わあっ!!」

レビィさんは足を滑ってしまったのか、後ろから倒れてしまった。

「もう。」

「大丈夫ですか?」

「あははは、あははははは!」

ウェンディはレビィさんを心配にそう言い、ルーシィさんは笑っていた。

「あっ。」

「?どうしたんですか?」

「そういえば、海で合宿ってあたし達だけだよね?」

「はい。」

「そうですけど。」

ルーシィさんの言葉にウェンディと俺はそう言う。

「ミラさん達は山で合宿ですし。」

「ラクサスさん達もどこか別の場所へ行きました。」

ウェンディと俺はそう言う。

「んー・・・誰か忘れてるような・・・」

「ガジルとリリー。」

ルーシィの言葉にハッピーがそう言う。

「あっ!」

「秘密の特訓だって。私もついて行こうとしたら断られたんだよ。」

ん?レビィさん・・・それって・・・。

「ついて行こうと・・・。」

「あれ~?レビィちゃ~ん?あ~れ、あれ~?」

「ああ、そういう事ですか。」

レビィさんの言葉に俺達は大体わかった。レビィさんは・・・ガジルさんと・・・

「ちがっ!そういうのじゃないの!!」

どうでしょか・・・。

「ん?」

何か寒気が・・・

「なっ!?」

見ると、グレイさんが海を凍らせていた!!周りの人達も驚いていた。

「ちょっと!!」

「何やってんですかあんたは!!」

ルーシィさんと俺はそう言う。
俺は(エーラ)を出して、ウェンディを持ち上げて何とかなったが、他の人達が動けなくなっていた。

ズゴォォォォォォォン!!

「ん!?」

今度はナツさんが魔法で凍った海をを殴り、その氷が大量にビーチへ向かってきてた!!

「あの人達は・・・・・・!!!!」

しょうがない!!

「ソーラーブレス!!!」

俺はソーラーブレスを放ち、氷を溶かした。
妖精の輝き(フェアリーグリッター)を会得してから、
本来、太陽の光を食べてからじゃないと出ない魔法が一定の量、体に残り、出せれる様になった。
月も同じだし、星の光で新しい魔法も会得した!だが今は、残っている氷をどうにかしないと!!

「まったく無茶し過ぎだ!」

「丸見えですよ!!」

「心配ない、換装。天輪の鎧。」

エルザさんは天輪の鎧を身に纏った。

「ジュビア、これも特訓の一環だ。あの氷を撃墜して、ビーチを守れ!」

「あ、はい!」

繚乱の剣(ブルーメンブラット)!!」

エルザさんは無数の剣で氷を切り裂いた。

ズバズバ!ドン!

「それなジュビアも!!はぁぁぁ!!!」

ジュビアさんは水を出し、その水で氷を破壊した。

「まぁ!私も!!あ・・・。」

メイビスもやろうとするが・・・

「ダメダメ。我慢我慢・・・。」

コージ達の修行の邪魔をしない為に我慢したのだった。

「ん?またか・・・。」

また感じた様な・・・ま、今はそれより氷を何とかするか!

「おお!エルザ達か!!!」

「ちゃっかり特訓してやがる!」

一応間違っていませんが・・・あんたらのせいでビーチを守ってるんですよ!!

「俺達も負けてられねえ!」

「やろうぜ!!」

ジェットとドロイさんも氷を壊し始めた。
ジェットさんはスピードを生かし、蹴りで壊し、ドロイさんは植物を出して氷を壊した。

「私もいきます!天竜の咆哮!!」

お!ウェンディも氷を壊して修行か!!

ズドーーーーーーン!!!

「やった!!」

笑顔のウェンディ・・・やっぱりいいな。

「う、ウェンディまで・・・」

「でもみんな、休んでるより生き生きしてる。」

「うん!」

シャルル達はそう言う。

「これで最後だ!」

「いきますか!」

「火竜の鉄拳!!!!」

「ソーラーナックル!!!!」

ナツさんの火竜の鉄拳と俺のソーラーナックルで最後の氷を破壊した。

バキバキバキ!ズドォォォォォォォォォン!!!

氷は割れ、水となり、雨の様に降ってきた。

「あ。」

おまけに虹が出てきた。






























「いや~、暴れた暴れた~!」

「何だか楽しくなってきました。」

「初日のフォーミングアップとしちゃあ、こんなもんだろ。」

「ていうかグレイ。まだフルチン!」

「羞恥心ってものはないわけ?」

「グレイ様、何とも男らしい・・・!!」

何言ってるんですジュビアさん・・・。

「グレイさん・・・さっさと穿いてください。じゃないと・・・」

ゴォォォォォォ・・・!!!

「うおっ!?わ、わかったよ!!」

グレイさんは急いで水着を穿いた。
とりあえず、ビーチの被害はなかったからよかったですがね。

「まったく・・・!!」

「グレイのあの脱ぎ癖何とかならないの?」

「無理だと思うよ・・・。」

ルーシィさんとレビィさんがそう言う。

「あれ?シャンディーは?」

「あっちの方まで泳いでやがる・・・。」

グレイさんが指をさした方を見ると、遠くにシャンディーがいた。

「はしゃぎ過ぎてるぞ・・・。」

俺はそう言う。

「うふふ、楽しい方達。やっぱり三代目の妖精の尻尾(フェアリーテイル)は、最高ですね!」

メイビスは笑顔でそう言う。
































「えーと・・・コレ・・・何て読むんだろ・・・?」

「どうしたウェンディ?」

俺達は個人別々で修業を開始した。
ただナツさんとグレイさんは何かまた勝負して、泳ぎ以外にも、
大食いや日焼けで勝負して、少し寝てから修業する様子でした。
エルザさんとジュビアさんは海で修業をしており、
ルーシィさんは別の場所で魔力向上の修行をしていた。
ウェンディはポーリュウシカさんからもらった2つの滅竜奥義と
治癒魔法を習得しようとしてるけど、どうも字がわからない様であった。

「ウェンディ、こういう時は専門家に頼もう。」

「え?」

「ちょっと待ってろ。」

俺はある人を探しにいた。








少しして・・・


「連れてきたぜ。」

俺が連れてきたのはレビィさんだった。

「見せて。」

レビィさんはウェンディが持っている紙を見た。

「それじゃあ、あとをお願いします。俺も修行してきますから。」

「うん。わかった。」

「また旅館でね、お兄ちゃん。」

「ああ!」

俺は(エーラ)を出して、海の方まで行き、誰にも迷惑をかけない様に修行をする事とした。


































夕方頃・・・

「ふぅ・・・。」

もうこんな時間か・・・。

「はぁ・・・。」

明日の修行・・・どうしよっか・・・

「(やってみたい事はできたが、またさ今日で終わるとは思わなかった・・・。)」

俺はとある魔法2つを合わせた魔法を作ったのだが・・・
まさか今日でそれができるとは思わなかった。

「(切り札としてはいいが・・・明日からどうするか・・・
 ()()の場合は人目に見つかるとヤバいからな・・・。)」

ま、明日になってから考えるか・・・。

「うおおおおおおおおおっ!!!!」

「ん?」

「もっと強くなる!!!」

「あいさー!!」

「もっともっと強くっ!!!」

「あいあいさー!!!」

「俺達のギルドをナメてる奴等を黙らせてやる!!!! 
 妖精の尻尾(フェアリーテイル)の力を見せてやるんだーーーーーっ!!!!」

「見せてやるぞーっ!!!」

「ナツさん・・・」

頑張ってるな・・・。

「さて、両館に戻るか。」

俺は旅館に戻る事にした。






























夜・・・


「しっかし、ボロイ民宿だなぁ。」

「ボロボロォ~。」

泊まる旅館を見て、ナツさんとシャンディーがそう言う。

「そういやあ、前にアカネビーチに来た時って、スッゲェホテルに泊ったなぁ。」

「忘れたのか?あれはロキがチケットをくれたから泊れたんだろうが。」

「まぁ、今の内のギルドじゃ、予算的にここでもいっぱいいっぱいだよ。」

「んな事より、腹減ったぞ。」

「よぉし!食いまくるぜ!!」

「はい。」

「ご飯ー!」

俺達は今日食べる食事の場所へ行った。女性の方が先にっているハズです。

しかし・・・

「「「ああぁぁ・・・!!!」」」

「「ええぇぇ・・・!!!」」

「こ、これは・・・!!」

俺達は驚き、恐れていた。それは・・・

「誰だ・・・女達に酒飲ましたのはーーーー!!!!」

女性達が酒を飲んで酔っ払っていた。

「足りん!!酒が足りんぞ!!!」

エルザさんは怒り上戸!

「うにゃー、目が回るぅぅぅぅ・・・。」

ウェンディは目を回して倒れている!!!

「ウェンディ、しっがり~!」

ジュビアさんは泣き上戸!

「ねえねえジュビア、遊ぼうよう~。」

ルーシィさんは普通に酔っぱらってる・・・。

「アハハハハ!たーのしー!!」

レビィさんは笑い上戸!

「りょ、料理が・・・!」

「全部食ったのか・・・!?」

俺達の分の料理まで食べたんですね・・・。

「信じらんねぇ、何でお前等酒飲んでんだよ!」

「女将ぃぃぃ!!何でここに酒・・・」

ガン!

「ぐぁ!!」

「「!!?」」

空の焼酎投げてきて、グレイさんの頭に当たった。

「うるさいぞ、グレイ。お前もこっち着て酒を飲め。そして酒を注げ。てか酒を注げぇ!!!」

エルザさんが怖い顔でグレイさんに言った。

「超絶めんどくせぇ・・・」

ガァン!!

「アグッ!!」

「「うわぁ!!!」」

また空の焼酎投げてきて、グレイさんの頭に当たり、倒れた。

「ダメです~!グレイ様はジュビアのもの!!ジュビアのものなんですよぉ~!!」

「えい!離せ!!」

エルザさんを止めるジュビアさん。

「コラァ!!ちゃんと走りなさい!!あんたは馬なのよ!!!」

「いやっほー!!あははははは!!!」

シャルルやミントまで酔ってる・・・。

「オイラ猫だよ・・・。」

ハッピー哀れだ・・・。

「おいおいシャルルやミントまで・・・ん?」

「じぃー・・・。」

ルーシィさんがナツさんをじっと見ていた。

「ルーシィ!?」

「じぃー・・・。」

「な・・・何だよ・・・?」

「ああ~!ナツが2人いる~!うわぁーい!!」

「ルーちゃん!ヒック!ナツが2人もいる訳ないじゃん!!あはははは!!ははははは!!!」

「まさに・・・」

「カオスですね・・・(汗)」

俺とナツさんはそう思った。いやそうであろうな!

「コージ・・・お前の得意なもんだろ?」

「俺の魔法とこの状況とは全く違います。」

ナツさんの言葉に俺はそう言う。

「俺、ウェンディを何とかしますから・・・。」

「お、おい!」

「では、失礼しま~す!」

俺はウェンディを担ぎ、その場から逃げたのだった。

「お~~~い!!待てよぉーーーー!!!!」

ナツさんの声が聞えるが、俺は逃げる!!!




「うふふふふ。」

メイビスは上から見ていた。しかも酒を飲んでいた。





























それから数分後、女湯にて・・・

「はぁ~・・・やっと目が覚めてきました。」

ウェンディがそう言う。

「う~む・・・全然記憶がないのだが・・・何故ナツ達はあんなに怯えていたのだ・・・?
 それにコージは何で怒っていたのだ・・・?」

エルザがそう言う。ちなみにコージは怒ってこんな事を言っておいた。







「あんたら、もう絶対に酒を飲むなよ!!絶対にだぞ!!!
 特にエルザさんは絶対にダメですよ!!!!」








「う~ん・・・酒・・・ダメだ思い出せん・・・。」

「ん?ジュビア!早くぅ~!」

ルーシィはジュビアが入っていない事に気づき、
階段のあたりにいたジュビアに声をかけた。

「ジュビア・・・恥ずかしい・・・。」

何故かジュビアは恥ずかしがっていた。

ボァン

「うぉ~・・・!」

メイビスは上からジュビアの胸を見てそう言う。

「あ・・・。」

ボォーン!

「おおお・・・!!」

今度はエルザの胸を見た。

「・・・・・・。」

自分の胸を見て、少し落ち込む。

「ん?」

ボォン!チョォン・・・ペタン・・・。

「ふぅ・・・。」

ルーシィの胸を見た後、レビィとウェンディの胸を見て一安心する。



































一方、コージは・・・


「やれやれ・・・何とか飯を食べたぜ。」

俺は別の所で飯を買って食べた。ちなみに、シャンディーはもう寝た。

「ナツさん達はどっか行っちまったが・・・ま、いいや。先に温泉にでも入るか。」

俺は男湯の方へ行った。

「君、君!」

「はい?」

「そこは男湯だよ!女湯はこっちだよ!」

「俺は男だ!!!」





















「まったくさっきの人は・・・!!」

まだ俺を女見えるのかよ!!

「たく・・・ん?」

あれはナツさん達・・・?

「あいつら、さっきは散々舐めてくれた真似してくれたよなぁ。」

「見せてもらうぜ、スッポンポン!!」

「ま、温泉きたら、お約束ってやつだよなぁ。」

「グレイは昼間フルチンだったけどね。」

「そんな事より、俺、腹減った・・・。」

ほう・・・。

「覗きですか・・・。」

「おっ!コージか!!お前もどうだ・・・っ!?」

ゴォォォォォォ

「覗きという事は・・・あっちの女性の声を聞く限り、ルーシィさん達ですね・・・。
 そこにはウェンディがいるからねぇ・・・」

「ま、待てコージ!!」

「お、おお、落ち着いてくれ!!」

「オイラは覗きなんてしないよ!!!」

「ハッピーは特別に許すよ。猫だからな。」

「あ、あい!!!」

「ズリィぞハッピー!!!」

「さぁ・・・覚悟はできてますよね?」

「「「「ひぃぃぃぃっ!!!!」」」」


























悪魔の球(グリモアスフィア)!!!!」

「「「「ぎゃあああああああああああ!!!!!」」」」












「な、何!?」

「何事だ!コージ!!!」

ナツさん達の声にエルザさん達が驚いていた様だ。まぁ、そうでしょうね。

「いいえ・・・ただ単に覗き間を倒しただけですよ~。」

「・・・ナツ達の声がしたけど・・・。」

「気のせいじゃないですか~。
 第一に・・・俺の妹の体を見ようとする奴は誰であろうと許しませんからね~。」

「「「「「「「・・・・・・。」」」」」」」

「じゃあ、どうぞゆっくり入ってください。俺はちょっとこの人達をどうにかしますから。」

俺は4人を部屋まで運ぶ事にした。

「あ・・・ハッピー。」

「あ、あい?」

「ウェンディに夜の散歩いかないかって言ってくれ。」

「あい!」

「じゃ。」

俺は4人を掲げ、温泉を後にした。


























数分後・・・

「来たか。」

「うん。」

「行こうぜ。」

俺はウェンディの手を握り、夜の散歩へと行くのだった。




























「お兄ちゃん。」

「ん?」

「いくらナツさん達が覗きをしようとしたのはわかるけど。
 悪魔三大魔法はやりすぎじゃあ・・・」

「妹で恋人の裸を他の奴に見せたくない。それだけだ。」

「お、お兄ちゃん//////!!!」

「違うか?」

「う・・・ううん・・・////」

顔を赤くして・・・可愛い奴。

「ここにでも座ろう。」

「うん・・・。」

俺とウェンディは砂浜に座った。

「星が綺麗だな、今日は。」

「本当だ・・・!」

俺とウェンディは空を見上げて言う。

「他の皆さんも修行頑張ってるかな?」

「俺達と一緒に星を見ているかもな。」

俺とウェンディはそう言う。

「明日も頑張ろうな。」

「・・・うん。」

「ウェンディ・・・。」

「お兄ちゃん・・・。」

ちゅ

「・・・・・・。」

「・・・・・・/////」

「帰ろうか。」

「うん。」

俺達は旅館へ戻る事とした。明日も頑張るぞ・・・!!































女湯にて・・・


「うふふふふふ・・・三代目の妖精の尻尾(フェアリーテイル)は、賑やかでホント、幸せ。」

メイビスは服を脱ぎ、仰向けの姿勢で温泉に入っていた。

「そうだ!いい事思いついた!!」

メイビスが何かを思いついた様だった。それは・・・

「大魔闘演武、私も応援に行きましょう!」

ザパァン!

「そうと決まれば、準備準備!うふふふ。」

メイビスは笑ってそう言ったのであった。 
 

 
後書き
どうも、白鋼です。今回はメイビスも入れました。
いかがでしたでしょうか?次回も頑張って早く出したいですが、
最近パソコンのキーボードの調子が悪くなっているので、
遅くなったり、書きミスがあったりするかもしれません。
お許し下さい。次回もお楽しみ!! 
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