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『過去への旅』

作者:零那
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『無』


終われない
乗り越えるしかない
負けてたまるか

何か在れば必ず
闘ってきた
乗り越えてきた

時には泣いて
負けそうになっても
其れでも意地で
這ってでも進んだ

何故か
貴男が居て貴女も居て
君が居て皆が居た
だから闘えた

解って欲しい
解っていたい
解り合えてる

そんな自信が在った
だから支え合えた

脆く崩れ去る
友情ごっこなんか
要らない

僕達は確実に堅く
繋がっていた

たったひとつの
確信で真実で
希望そのものだった

そんな皆を失ったら
僕には何も残らなかった

 
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