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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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二人の救世主の章
  第四十八話 最後のメッセージ

第四十八話 最後のメッセージ

(こいつ‥‥一体どういうことだ‥‥?オレの写輪眼はどんなに速い魔法だろうと見切る。しかしこいつの魔法は全く見切れない。速すぎる。写輪眼が片目になったから力が半減したのか‥‥?いや、こいつの魔法は一体なんなんだ!!?)

フレンダのパンチ、蹴りを写輪眼で見切り避けていくキョウ。予想以上に苦戦を強いられていた

(よ‥かっ‥た‥‥キョウが‥‥来て‥くれた‥‥フレンダの‥魔法の秘密を‥‥伝えなくちゃ‥‥だめ‥‥最後の力を‥振り絞っても‥‥立て‥‥ない‥‥ここまでなの‥‥)

次第に眼の輝きもなくなり、意識を失いかけるミラジェーン









私は失敗ばかりしてきた。村の悪魔を倒しても化物呼ばわり。S級魔導士になったから浮かれてリサーナとエルフマンをS級の仕事に連れて行ってしまい、エルフマンを暴走させちゃったし、リサーナも失った。ファントムロードの時も私は何もできなかった。今もエルフマンを見殺しにしてしまい、リサーナとキョウを危機に晒してしまった‥‥私なんて‥‥


『そんなことないよミラ姉』

『リサーナ』

『だってミラ姉、強くて優しいからみんなに自慢できるよ!!』

『ま、こんなこと言うのはガラじゃねえけど、オレも姉ちゃんのこと誇りに思ってるよ。こうやってリサーナも帰ってきてくれた。姉ちゃんは失敗なんかしちゃいねえよ!!』

『エルフマン‥‥』

「「がんばれ!!自慢の姉ちゃん!!!!」」

エルフマンとリサーナ。二人の笑顔がミラジェーンの脳裏をよぎった







(そうだ‥‥そうだった‥‥私はエルフマンと‥‥リサーナの自慢の‥‥お姉ちゃんだもんね‥‥ここで諦めるわけには‥‥いかないわよね‥‥!!)

ミラジェーンは今にも倒れそうだ。息も荒く血がダラダラと流れている。普通の人間なら等に死んでいるであろう状態だった

「ミラ姉!!」

(気力で吹き返したのか!?)

「あら?心の臓は止まっていたはずだけれど?しぶといわね」

ミラジェーンに今度こそトドメを刺すために向かっていくフレンダ。それに少し遅れてキョウが追いかける

(諦めない‥‥それが私の取るべき本当の選択だった‥‥!!)

ミラジェーンは手のひらに最後の魔力を集中させた

「無駄無駄!!そんなチンケな魔力じゃあこの私を倒すことなど不可能よ!!!」

ミラジェーンはバッと振り返り近くにあった"時計屋"を破壊した

(メ‥ッセージ‥‥よ‥‥これが‥せい‥いっぱい‥キョウ‥‥受け取って‥‥伝わって‥‥)

そしてミラジェーンは最後のメッセージを残し人生の幕を閉じた

(なぜ時計屋を!?)

「何無意味なことやってんのよ。バッカみたい。キャハハ!!」

一見無意味な行動に見えたミラジェーンの最後の行動。しかしキョウは疑問を抱く

(いや‥‥ミラジェーンは無意味なことなど決してやらない。時計屋を破壊‥‥時間‥‥時計が壊れれば時間が止まる‥‥まさかっ!!!)

キョウの抱いていた疑問が確信に変わった

「ミラ。確かに、お前のメッセージ。受け取った!!!」

キョウは揺動のための影分身を三体作る。オリジナルは静かに目を閉じ集中する。揺動はひたすら攻撃をし続けオリジナルから完全に注意を逸らした

「ああ!!もう!!鬱陶しい!!!」

フレンダは魔法を発動する。すると色の付いていた景色が一変し、全て灰色の世界へと変わった

「全く手間取らせるわ!!」

一気に三体の影分身を消しオリジナルのキョウのところへ足を進める

「これで九尾捕獲完了ね」

と次の瞬間、キョウが動き出しフレンダを思い切り殴り飛ばした

「なぜ!!!?なぜ、動けるの!!?」

「ミラが残した最後のメッセージ。あれはお前の魔法の正体だった。時を止める魔法だったとな」

「わかったからといってどうにかなると思ってるの?」

「ああ‥‥お前の負けだ‥‥」

「!!?」

フレンダが気づいた時には遅かった。飛雷神の術ですでに背後に回りこまれていたのだ。そして時が動き出し、灰色だった世界は色鮮やかな世界へと戻る

「私は負けない!!!」

「いや負けだ」

既にキョウは風遁・螺旋手裏剣を発動しておりゼロ距離でぶつけるつもりなのだ

「くそぉぉ!!!時よ止まーーー」

だが紙一重のところで時間停止は間に合わずゼロ距離で螺旋手裏剣をくらった

「アアァァァァアアッ!!!!!」

悲鳴をあげながら螺旋手裏剣とともに空中へ飛ばされるフレンダ。そして螺旋丸の形に展開されナノサイズの風の刃がフレンダを切り刻む。攻撃が終わるとそのままフレンダは落下した

「ぐ‥うぅぅ‥‥そ‥‥そんなはずは‥‥このフレンダが‥‥ここまで‥‥」

地べたを這いつくばりキョウから逃れようとするフレンダ。しかしキョウがそれを許すはずがなかった

「普通はほんの少しだけかわいそうと思うが、今回はお前を全くかわいそうとは思わん。お前への慈悲の気持ちは全くない。なぜだろうな?」

「ゆ‥‥許し‥‥」

キョウの左目が万華鏡写輪眼へと変わる。そして血が涙のように滴り落ちる

「天照ーーー!!」

突如フレンダの身体から黒炎が発生し、それにフレンダがもがき苦しむ。そしてそれがなくなった時フレンダはチリになり風に消えた

第四十八話 完 
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