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東方四乱録

作者:黒扇子
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~紅霧異変~
~夕弥~ 視点
  その6

 
前書き
クーラーを付けたいが扇風機と扇子で我慢している黒扇子です。

最近暑いですね。プールの時間、凄く涼しんでいるのですが、あの三人は変態と言う事を改めて認識されました。
……数回殴って置きました。


本編へどーぞ 

 
「……成功、か」

そう呟きながら俺は宙へ『飛ぶ』。
恐らく、霊夢の能力の『空を飛ぶ程度の能力』が発動して、俺にも空を飛べるようになったのだろう。
……何故俺の髪が黒に成っているかは放置して置こう。髪が伸びているのも。

「……さて、始めるぞ?」

「いや待て待て待て!?何だよそれ!?」

「能力。後で教える」

俺が何事も無かったかの様に弾幕ごっこを開始しようとするが、魔理沙がそれを止めて説明を求める。
それに対して俺は弾幕ごっこを終えてから、と伝えてから俺は戦いを始める。
霊夢自体を俺に写したので、弾幕の質や量、スペルもあるのだろう。
宣言すればスペルは出るのか?と思いつつ、俺は試しに普通に弾幕を放ってみる。
感覚で放つ。

「っ!?」

「……えっ」

俺が感覚で弾幕を放ってみた。
……刹那、かなりの量で色とりどりの弾幕が魔理沙へと向かう。
しかも、見る限りホーミング付き。
思わず俺も驚いた。

「……っ、お前ぇぇぇえ!?」

「……すまん」

悲痛な叫びを上げる魔理沙に心の中で謝りながら、合掌する。

「くそぉぉぉお!」

魔理沙は逃げようと速く飛ぶが……

時既に遅し。
辺りにピチューンと言う音がなり響いた。





「……で、説明。」

「はい」

どうやら、俺と魔理沙との弾幕ごっこは文と霊夢に見られたそうだ。
アリスは何処からか危険を察知したのか、即座に逃走した。
俺も逃げたかったが、飛び方が分からないので、逃げるのを止め、魔理沙を介抱した。
で、俺が霊夢の力を使ったのを見られて、説明を強いられている。
今度は、適当にーとかって言っても恐らく信じないだろう。

……さて、どう説明するか_____


と、その時。


刹那


空が暗くなった。
いや、紅くなった。
空を紅い霧が覆った。

「……!まさか!?」

俺はそれを見て、目を見開いて驚愕する。

空を覆う紅い霧……それに俺は心辺りが有る。
原作では、吸血鬼のレミリア・スカーレットが外に出たいが為に起こした異変………

そう、紅い霧の異変。


それを見て、俺は真面目に、冷静に霊夢に説教をしている場合では無いと指摘する。。

「おい、霊夢。説教所では無いみたいだぞ」

「……えぇ、そうみたいね」

霊夢がそう答えた刹那、霊夢は空を飛ぶ。
そして、俺達にこう言った。

「夕弥!説教は後回しにしてあげるから一緒に来なさい!魔理沙!ぐーたらして無いで行くわよ!」

そう鋭く言ってから、文にも指示を出す。

「文!アンタは情報収集!霧の出所を探しなさい!」

その指示が皆に出た瞬間、全員は行動した。

文は風の様に消え、情報収集に。
魔理沙は戦いの準備を。

そして。


「博麗 霊夢の力を自らへと『写す』!」


俺も、戦いの準備を。
 
 

 
後書き
あ、因みにある程度話(シナリオ)は変えております。
あくまで、都合を良くする為です。
其処の所を御理解して頂けると幸いです。

……さて、彼奴は何時出るのか。

シリアスな雰囲気やら真面目な雰囲気はあまり書けません……orz


ではまた。 
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