| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「棘」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

傍にいたくて



響く靴音 夜の街に
さりげない日々の中
想い涸れずに溢れてる

山波の緑 一段と濃くなったよ
届かない声は ただ…優しく靡いた

限りある時は削られてゆき
後どれくらい
切なく月を見上げるの…?

傍にいたくて 星に願いを
かけては溜め息ばかり
叶わないこと知ってるから…
そっと…歌ってる…
君へと贈る 恋歌(ラブソング)


真夏の陽射し 乱反射して
嘲笑う陽炎は
胸の奥へと入り込む

ねぇ、君は今 笑えているのかな?
僕は一人で いつも…淋しく想って…

翳した記憶が なぜか冷たくて
どうしてこんな
哀しい時を過ごすのかな…?

傍にいたくて 空へ想いを
翔ばした 君へ届けと
祈っては 涙流したよ…
そっと…紡いでる…
君へと贈る 恋文(ラブレター)


傍にいたいよ 君の隣に
想っては自分を抱く
夢も希望も持てなくて…
そっと…綴ってる…
この気持ち 君への…

恋心(ワンズラブ)



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧