| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

Element Magic Trinity

作者:緋色の空
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

Data15:血塗れの欲望


血塗れの欲望(ブラッティデザイア)とは】
バラム同盟の一角を担う闇ギルド。マスターはシグリット・イレイザー。ギルドマスター直属部隊、暗黒の蝶(ダークネスファルファーラ)―――別名“十二宮”からなるギルドで、現在“十二宮”以外のメンバーは確認されていない。
“十二宮”はそれぞれが黄道十二門の名を冠し、現在“白羊宮”、“獅子宮”、“天蝎宮”、“宝瓶宮”を除く“十二宮”が登場している。



【名前】シグリット・イレイザー
【一人称】私

【魔法】?
作中で魔法を使用するシーンはないが、評議院でさえ開発に失敗している完全自律型の魔導式兵器を開発し、死人を蘇生させる禁忌の術まで編み出す。かつて魔法開発局にいた事も含め、魔法に関する知識は膨大だと言える。

【備考】
血塗れの欲望(ブラッティデザイア)のギルドマスターにして、アルカの母親。作中では裏方に徹した。
シャロンに命じられてティアを狙うが、彼女の本当の目的は“ティアを捕える事で妖精の尻尾(フェアリーテイル)とカトレーンを敵対させ、カトレーンを滅ぼす”事にあった。カトレーンが滅んでからは自由に行動しており、自らが抱える憎悪のままに動いている。
どうやら憎くて憎くてたまらない相手がいるらしく、何らかの復讐を考えているようだが…?



【名前】エスト・イレイザー
【異名】星の長
【一人称】私

【魔法】
夢を描く者(ドリーム・ぺインター)
頭の中で想像したものを魔力で構築する魔法。万能ではあるが、何でもかんでも“描ける”訳ではなく、術者の魔力によって描けるものは変わってくる。
エストの場合は属性そのものを扱うが、巨大遺跡を描いて相手を閉じ込めて爆発させる、無数の武器を描いて相手を追い詰める、といった戦い方をする者もいる。

【作中登場の魔法】

正式名称は不明。魔力の鎖で相手を拘束する。

落雷
相手の頭上から雷を落とす。

水流
杖の先から水を放つ。

光滅(こうめつ)
作中に名称は登場していない。
魔力の鎖で相手を縛り、足元の魔法陣から一気に魔力を解き放つ。

轟雷
杖から雷を放つ。落雷との違いは、頭上からか杖からか。威力も大分違い、轟雷の方が強い分魔力消費が多い。

疾風
杖から風を放つ。広範囲での攻撃が可能。

旋風
疾風が広範囲なのに対し、こちらは竜巻を放つ。一か所にまとまっている分威力はこちらの方が高いが、1人しか狙えない。

雷撃
エストが扱う雷系魔法では1番威力が低い。そのため、相手に直接攻撃する為のというよりは軽い防御のような魔法。

模写
術者が知る魔法と同等の効果を齎す。作中では大空回復(アリエスリカバリー)を模写した。

【備考】
ギルドマスター直属部隊を率いるリーダーであり、アルカの父親。ルーの父、エリアルドとは古くからの友人。
幼いアルカを置いて家を出た事を悔やんでおり、息子の幸せを強く願ういい父親だが、その思いを息子に伝える事はしない。男同士の親子喧嘩をするのが夢だった。
常に黒いコートを着ており、アルカが黒いジャケットを愛用するのは父親の背中に憧れた為である。
名前の由来はスペイン語で“星”を意味する単語“エストレジャ”。



【名前】キャトル
【該当する十二宮】金牛宮
【一人称】私

【魔法】
魔法籠手(ガントレット)
装備している籠手の形状を変えたり、威力を増幅する魔法。
実はライアーやスバル、ヒルダが扱う武器魔法(アームズマジック)の一種。

【作中登場の魔法】
魔法籠手(ガントレット)剣形態(ソードモード)
籠手の先端部分を剣のように変換する。

魔法籠手(ガントレット)砲撃形態(キャノンモード)
右手の籠手の形状を変化させ、砲撃を放つ。

バーストブリッド
精神を集中して一撃撃ち出す。作中ではスバルも使用した。

威力増幅(パワーアップ)
一撃の威力を上げる、シンプルな補助魔法。ただし自分にしか使えない。

金牛宮の拳(タウロスナックル)
“金牛宮”の名に恥じぬ威力を込めた拳を叩き付ける。

グランバースト
暴風を圧縮し目標に撃ち込む。作中ではスバルも使用した。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“金牛宮”。焦げ茶のボブヘアの少女。
塔の中でアランと交戦、ジェメリィと共に2対1の優位な立場で戦うが、魔の滅神魔法を取り戻した彼に敗北する。
“統帥”と呼ぶエストを慕っており、彼を傷つける者は全て敵と見なす。肉弾戦の勝率はギルド1。砲撃もそれなりにだが扱える為、近距離も遠距離も戦えるオールラウンダー。
名前の由来は英語で“牛”。



【名前】ジェメリィ・ヤークト
【該当する十二宮】双子宮
【一人称】ボク

【魔法】
幻術魔法(ミラージュマジック)
相手に幻を見せる魔法。その幻を実体化させる事も出来、更に実体化した幻に対する攻撃は通じないという厄介な特性を持つ。

【作中登場の魔法】
幻術弾丸(ミラージュガンズ)
無数の幻の弾丸を生み出す。

幻術模写(ミラージュコピー)
作中に名称は登場していない。
人の姿を取る幻を生み出す。作中では幻術のグレイが登場した。

幻術剣舞(ミラージュソード)
幻術の剣達を実体化させ、相手に放つ。

究極幻術・ドラゴン
幻のドラゴンを生み出し、実体化させる。魔力の消費が激しい為、連発は不可能。

幻術狼群(ミラージュウルフ)
幻の狼の群れを実体化させて相手に嗾ける。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“双子宮”。オレンジ色のショートカットの少女。
アランとは同郷で、彼のトラウマの原因でもある。塔の中で再会し、キャトルと共に2対1の優位な立場で戦うが、魔の滅神魔法を取り戻した彼に敗北する。
いつもニコニコとした活発そうな印象が強いが、相手を可能な限り苦しめて騙して殺す事を何よりも好む。アランの情報を流したのも、ただ単に彼の苦しむ顔を見てみたいと思ったからでしかない。挑発に弱く、作中でもティアの態度に激昂した。
名前の由来はイタリア語で“双子”を意味する単語“ジェメッリ”。



【名前】クラッベ
【該当する十二宮】巨蟹宮
【一人称】アタシ

【魔法】
製菓職人(パティシエール)
料理用ボウルの中身を泡立て器で混ぜる事で発動する魔法。その名の通り全ての攻撃がお菓子であり、勿論食べられる(物にもよるが)。
因みにこの魔法、男性が使う場合の名称は製菓職人(パティシエ)である。

【作中登場の魔法】
飴玉の銃弾(キャンディ・ショット)
泡立て器の先に展開した魔法陣から色とりどりの飴を飛ばす。見た目はただの飴だが、スバルの魔法弾を相殺するほどの威力を持つ。

ホイップ・ド・クリーム
相手の足元にホイップクリームを放ち、動きを鈍らせる。

透明菓子の盾(ゼリー・シールド)
巨大なゼリーで攻撃を防ぐ。

焼き菓子の円盤(クッキー・ソーサー)
掌サイズのクッキーを飛ばす。見た感じは手裏剣っぽい。

棒菓子の槍(ポッキー・ランス)
鋭く尖ったポッキーで相手を貫く。

小球型菓子の密室(マカロン・ロックドルーム)
ピンク色のマカロンで相手を閉じ込める。閉じ込めた中には毒の霧が充満する。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“巨蟹宮”。東雲色の髪をふわふわとしたポニーテールに結わえた少女。
明るく無邪気な年相応の少女らしい性格。無邪気故か人を傷つけたり苦しめる事に対しても素直で、躊躇いを全く見せない。敵に対してはどこまでも無邪気に残酷になれるが、ギルドのメンバーの事は大切に思っており、気弱なところがあるポワソンなどを励ましたりもしている。
フレシュと共にスバルと戦う。2対1の優位な立場で戦い、1度は追いつめたが、スバルを助けに来たヒルダとの連携を前に敗北する。
名前の由来はドイツ語で“蟹”。



【名前】フラウ
【該当する十二宮】処女宮
【一人称】私

【魔法】
三日月曲馬団(クレセント・サーカス)
召喚魔法の一種。グレードは4。獣や曲芸道具を召喚する。

獣の使い手(ビースト・テイマー)

不思議の国の召喚者(ワンダーランド・サモナー)

魔なる曲芸師(マジック・アクロバット)

星空の舞台(スターリースカイ・ステージ)

上記4つを経由する事で習得可能。

【作中登場の魔法】
レオヴィニラ
派手に飾られたライオンを召喚する。

炎の投曲芸(ブレイズ・ジャグリング)
炎に包まれたピンやボールを召喚し、投げつける。

切り札の騎士(トランプナイト)
トランプを模した兵を召喚する。

光り輝く菱の槍を手に(ブリリアント・ダイヤスピア)
切り札の騎士(トランプナイト)のダイヤのみを召還する。

防壁の無言劇師(ウォール・パントマイマー)
ピエロメイクの青年を呼び出し、壁があるかのようなパントマイムをさせる事で攻撃を防ぐ。

凶器の投曲芸(デトリウェポン・ジャグリング)
鋭く尖ったナイフを投げつける。単体で使う場合と、切り札の騎士(トランプナイト)と合わせて使用する場合がある。

孤独な道化師(サリトゥード・ジョーカー)
身の丈を超える剣を持つ道化師を召喚する。

輝きの投曲芸(スパークル・ジャグリング)
眩い光に包まれたピンやボールを投げつける。攻撃と同時に目晦ましの効果も持つ。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“処女宮”。膝裏辺りまで伸ばしたワインレッドの髪の少女。
大人びた少女で、実年齢以上のスタイルと妖艶さを持つ。いろんな意味でパラゴーネとは真逆だが、だからといって仲が悪い訳ではなく、むしろ仲良し。友人というよりは姉妹に近い。自身の魔法がサーカスである事から、戦闘を舞台に見立てる。その為、何よりも“綺麗な戦い”を望んでおり、無駄な血は流さないし流させない。つまりは必ず一撃、血すらも流させない手段を取るという意味である。パラゴーネ曰く、単体では弱いらしい。
塔の中で同じ召喚魔導士であるサルディアと対峙し、1度はアイゼンフロウを始末し勝利したように思えたが、グレード上昇により復活したアイゼンフロウとサルディアに敗北する。
名前の由来はドイツ語で“女”。



【名前】パラゴーネ
【該当する十二宮】天秤宮
【一人称】私

【魔法】
重力の造形魔法
重力に形を与える。彼女が得意なのは“静”の造形。他に“重力操作”として重力そのものを操る。造形スピードはグレイと同等。

【作中登場の魔法】
槍騎兵(ランス)
重力の槍を飛ばす。

大槌兵(ハンマー)
重力のハンマーを造形する。ハンマーで押し潰すというよりは重力そのもので押し潰す技。

(シールド)
重力の盾を造形する。防ぐというよりは重力で攻撃を弾く。

施条銃(ライフル)
重力の銃を造形し、重力の銃弾を放つ。

三又矛(トライデント)
重力で構成する三又の矛で叩き付ける。身の丈を超える矛を振り回すパラゴーネはどことなく矛“に”振り回されているように見えるらしく、見ている側はハラハラするとか。

雷神鎚(ミョルニル)
ハンマーよりも攻撃範囲が狭い分威力を高めた一撃。

重力砲(グラビティキャノン)
巨大な砲台を生み出し、砲撃を放つ。作中では巨大な砲台を時間をかけて造形したが、もちろん即座に使えるタイプも存在する。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“天秤宮”。セミロングの桃色の髪に赤い目の少女。グレイの肘ほどまでの小柄な体型を気にしている。
「はい」を「肯定する」、「いいえ」を「否定する」など、同じ意味合いでも敢えて複雑な単語を選ぶ喋り方をする。その為大体話が通じず、現段階で問題なく話が進むのはグレイだけ。ギルドメンバーには通じていたらしい。
10年前、ウルの弟子になるべくイスバンを訪れる。が、その時には既にウルは絶対氷結(アイスドシェル)によって氷と化しており、全ての原因であるグレイを憎んでいた。その後、シグリットによって蘇生術を取得、ガルナ島へ向かう。が、またしても遅れ、ウルは融けていた。それからはリオンを憎み、彼を殺す事を目標としてきた。グレイに敗北した後は彼を「師匠」と呼び慕い、行動を共にする。全て終わった後は自首し、現在は罪を償っている。
複雑な口調とやや捻くれ気味な面で取っ付きにくさもあるが、根は素直。人見知りがちなところがある。
名前の由来はイタリア語で“比較”。



【名前】フレシュ
【該当する十二宮】人馬宮
【一人称】私

【魔法】
接収(テイクオーバー)植物の魂(プラントソウル)
対象を乗っ取り、その力を自分の体に還元する魔法。フレシュの場合は触れた植物の力を得て我が物にする。植物で作られたような姿が特徴。

【作中登場の魔法】
雷花(ライカ)
雷を纏う黄色い花弁を飛ばす。

貫樹(カンジュ)
掌から鋭い枝を生やし、相手を貫く。

守リ花
桃色の花弁を飛ばし、対象を包み込む事で攻撃を防ぐ。

爆発花弁(バーストペトル)
触れると爆発する花弁を両手から放つ。

炎花(エンカ)
炎を纏う赤い花弁を飛ばす。

氷花(ヒョウカ)
冷気を纏う青い花弁を飛ばす。

光花(コウカ)
光を纏う白い花弁を飛ばす。

闇花(アンカ)
闇を纏う黒い花弁を飛ばす。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“人馬宮”。夜空のような色のフラッパーヘアの少女。
冷静沈着で冷めた発言が多く、部隊の中で自分が1番常識人であると自覚している。“十二宮”の中では最年長。突っ走りがちなジェメリィやクラッベのストッパーでもある。
クラッベと共にスバルと戦う。2対1の優位な立場から1度は追いつめたものの、駆けつけたヒルダとの連携に敗北した。魔法の出が早い為、発動に時間がかかるクラッベのフォローとしてタッグを組む事が多い。
名前の由来はフランス語で“矢”。



【名前】シェヴル
【該当する十二宮】磨羯宮
【一人称】私

【魔法】
昔時魔法
1年以内の過去を水晶に映す事で具現化する。例えば火災を具現化したとすると、その場に炎が生み出されて燃える。基本的には何でも具現化出来る為、他人の魔法を使う事も可能。
作中登場の魔法は書くのが難しい為省く。すいません。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“磨羯宮”。緩やかにウェーブした白銀の髪の少女。当初は肘ほどの長さだったが、クロスに斬られた為今は肩の少し下くらいと短くなっている。
“十二宮”の参謀。自分より立場が上だと認識した相手にはとことん忠誠心を見せるが、1度でも自分より下だと思うとどこまでも残酷になる。少々口が悪く、思った事をストレートに言うタイプ。仲間意識は薄い方で、利用する為なら嘘をついたりする事も厭わない。
塔の中でクロスと交戦する。過去を具現化し幅広い戦法で追い詰めるが、自らの寿命を代償に“命刀・月夜見ノ尊”に換装したクロスに敗北する。“十二宮”の中での実力はそこそこだが、戦いの序盤はかなり押されていた。正直1番厄介なのを相手にさせてしまった気がする。パラゴーネ曰く、単体では弱いらしい。
名前の由来はフランス語で“山羊”。



【名前】ポワソン
【該当する十二宮】双魚宮
【一人称】私

【魔法】
魔喰い
相手の魔法を奪い、自分が最後に奪った魔法を相手に与える魔法。攻撃は一切出来ないが、相手の戦力を奪った上で今自らが使える魔法が解らないという状況を作り出し追いつめて始末するのが彼女の戦法。現在はココロから奪った灰の滅竜魔法を使用している。
作中登場の魔法はココロのものを参照。

【備考】
ギルドマスター直属部隊の“双魚宮”。淡い黄緑色の髪を緩い三つ編みに結わえた少女。メンバーの間ではポワとも呼ばれる。
気が弱く常におどおどしており、自分に自信が持てない。が、戦いとなると一気に強気になり、相手を叩き潰す事を至高とする。“十二宮”の妹的ポジションであるが、年齢的には上の方。戦闘の序盤にただ逃げ続けるのは相手を油断させる為という策士な面も持つ。
ココロと戦い、彼女の魔法を奪う。圧倒的有利な立場で戦うが、グラウアッシュによって魔法に気づいたココロとの力のぶつけ合いの末敗北する。
名前の由来はフランス語で“魚”。



【名前】アロマ・トゥーラ
【一人称】私

【魔法】?
作中にて使用はない。血塗れの欲望(ブラッティデザイア)に所属している以上、何らかの魔法は使える模様。

【備考】
血塗れの欲望(ブラッティデザイア)の“十三番目”。明るい水色のボブヘアの少女。
シグリットの命により、カトレーンに仕える侍女として働いていた。クロノにナギの居場所を教えたり、ザイールに頼まれてグレイのコートを届けたりと、作中では主に裏方に徹する。
……実はこのキャラ、非会員様に頂いた「シャロンに心酔する水の魔導士」のアイデアのつもりで考えた子。結局水の魔法どころか心酔すらしてないという……ホントすいませんでした!





【おまけ】

緋色の空
「特別依頼ってやるほどの事もないので短くしてみちゃったぜい」

エスト
「なるほど…手抜きな訳ではないようだね」

緋色の空
「そうそう……ってほわあっ!?」

エスト
「ん?どうしたんだい、そんなに驚いて」

緋色の空
「え、いや、ちょっ…何でいるの!?」

エスト
「何でって…呼んだのは君だろう?招待されたから来ただけだよ」

緋色の空
「確かに呼んだよ。本当はパラゴーネ呼びたかったけどダメだってクロノに言われて、だったらダメ元でってアジトに手紙送ったけどさあ…まさか来るとは思わないじゃん!?しかもギルドマスター直属部隊のリーダーたる男がだよ!?」

エスト
「そんなに意外でもないだろう?確かに私はリーダーと呼ばれているが、そんなのただの肩書きにすぎないからね。それに皆結構忙しいから」

緋色の空
「え、もしかして暇なの?」

エスト
「私のところに仕事が来る前に片付いてしまうだけ…とも言えるかな」

緋色の空
「わお、何ともよさげに聞こえる言い訳だあ」

エスト
「それより、よく私達のアジトの場所が解ったね。あちこち用意してあるから適当に狙ったのかとも思ったけど…」

緋色の空
作者権限(ひっさつわざ)を使っただけだよ?」

エスト
「ああ…なるほどね」




血塗れの欲望(ブラッティデザイア)が出来るまで】

緋色の空
「出来るまでっていうか、元ネタ?多分この先使わないから設定丸ごと晒してみる」

エスト
「大丈夫なのかい?」

緋色の空
「使い道ないしね。えーっと、ここから下が元ネタです。何か使い道あったりしたらご自由にー」



人間造形魔法(ヒューマメイク)
禁忌魔法の1つ。人間の命を犠牲に人間を作り出す、人道を外れた魔法。本編では13人が登場予定で、その為に犠牲になったのがアマリリス村、という設定だった。

【人造魔導士】
人間造形魔法(ヒューマメイク)によって作り出された人間に投薬等を行って身体能力を強化し、更に魔導士とする技術。またはその技術を施された魔導士達の総称。当然評議院によって禁止されているが、一部の魔法研究所では当たり前のように行われていたりする。
当初のティアもこれに該当しており、この設定を考えた時はクロスがまだいなかった為に決定しかけたが、後にクロスが生まれた事をはじめとするその他諸々があって白紙になった。
クロスのキャラ説で“初期は姉と生き別れた”と言ったが、その頃はこの設定に少々改良を加えた上で進める予定でした。

【人形】
人造魔導士のうち、少女である個体の総称。“十二宮”は本来ここに該当していた。ステラ(当時のエスト。正直今見ると変人かもしれない)曰く「可愛い人形達」、キャトル達曰く「バケモノ集団」。“十二宮”の名前はこの頃から変わらない。

戦闘人形(バトルドール)
戦う事に特化した人形。生粋の人形はキャトル、パラゴーネとシェヴル、ティアはハーフ。

防守人形(ディフェンスドール)
守る事に特化した人形。生粋の人形はフラウ、フレシュとポワソンはハーフ。

全知人形(ソフィアドール)
天才的な頭脳を持つ人形。生粋の人形はクラッベ、パラゴーネとフレシュはハーフ。

迅速人形(クイックドール)
超越した速度を誇る人形。生粋の人形はジェメリィ、シェヴルとポワソンはハーフ。

暗殺人形(アサシンドール)
敵を始末する能力に長けた人形。誤って“作られてしまった”存在であり、ハーフであるティアのみが存在する。ハーフ故に能力は抑えられているものの、純血の場合はかなり凶悪。
正直この「アサシンドール」という単語を使いたいが為に思いついた設定だった覚えがある。



緋色の空
「大体こんな感じ」

エスト
「…私が変人とはどういう事かな?」

緋色の空
「仕方ないじゃん、そうだったんだから。てゆーかいいなあ、アサシンドール。この単語使いたい。これだけ使いたい」

エスト
「ドラクエ9のモンスターにそんな名前のがいたような…」

緋色の空
「気にすんな!それより人造魔導士の設定がオリジナル作品のアイデアにどことなく似てるような気がしなくもない。どうやら私は人体実験とか薬品投与で身体能力強化とか好きらしい…」

エスト
「女子高生が好むものじゃないね、普通」

緋色の空
「うるさいやい。最近そんな感じなんだよ。思いつくキャラが過保護のつもりがヤンデレめいたり、仲間思いが行き過ぎて凶悪になったりするし。元々だけどさ、私普通の学園ものとか絶対書けないタイプだわ」




【質問に答えましょう】

緋色の空
「今回は…ううむ、実質1つ?エストの魔法に関する質問ですねー」

エスト
「ふむ」

緋色の空
「てゆーかヤバい。“疾走する思春期のパラベラム”いいわあ……カッコいいわP.V.F。尾褄と睦美もいたらねー…けど2人もカッコええ……ああでも一兎ぉ…」

エスト
「戻ってこようか」

緋色の空
「ううう…はよ第2のデータクリアしなきゃ……ラズワルドさんとディーアさんの嫁に行くんだ、私は…うう、ディーアさんに会いたい…休む為に働く…素敵なモットーだぜディーアさん……」

エスト
「戻ってこれか」



Q1
夢を描く者(ドリーム・ぺインター)は描ける物に制限はあるのか?
リーダスのキャンバスいらない版みたいなもの?


緋色の空
「まず1つ目ー、制限は特にないです。だってほら、夢見る分には制限ないじゃん?故に夢を形に…と言うか、望むものを形にする魔法である夢を描く者(ドリーム・ぺインター)にも制限はないかな」

エスト
「望めば巨額の富も生み出せる…まあ、所詮は人間の想像が働く範囲だけれどね」

緋色の空
「それでも凄い金額でしょうよ…」

エスト
「まあ一応ね、だけどそういう使い方は好きじゃない」

緋色の空
「使う人によってはとんでもねえですなあ。私だったら…はっ、魔法でディーアさん生み出すとか!あれ聞きたい!“ほい、俺の勝ち”が聞きたい!」

エスト
「とりあえず落ち着こうか」

緋色の空
「はーい。んで2つ目、リーダス云々ですが、魔法としてはそもそも別です。リーダスの絵画魔法(ピクトマジック)は実際に描くのに対し、こっちは想像を形にするって感じなので。かといって造形魔法とも別物です」

エスト
「私が言うのも変な話だが…ややこしいね」

緋色の空
「変身魔法と偽り姿を変える者(ディスガイズ・ライアー)くらいの違いしかないからね……」




【まとめ】

緋色の空
「祝!FEif第1データクリアー!ついでに第2のデータでレオンさんの嫁に行ったぞー!」

エスト
「ああそうかい」

緋色の空
「私の本命はディーアさんだけどね!けどその前に第3データでラズワルドさんの嫁いってー、ディーアさんはその次かな。あー、シグレ君どうしよ。ツバキさんもどうしようー!」

エスト
「…楽しそうで何よりだよ」

緋色の空
「よく言われる。まあその通りだけど」

エスト
「だろうね……それより、次回予告はいいのかい?」

緋色の空
「はっ、そうだった。えーっと、次回は災厄の道化(ミスフォーチュンクラウン)です!そしてまた多分遅れます。理由はif…しかないよなあ、今は」

エスト
「夏休みももうすぐ終わるし、それもあるだろう?」

緋色の空
「あ、それはあんまりないかも」

エスト
「……」

緋色の空
「それと、災厄の道化(ミスフォーチュンクラウン)のキャラを考えてくださった読者様方に1つ。何かキャラ説に書くべき情報があったら教えてください。なければないで構いません!あと、会員登録していらっしゃる方の場合はキャラの名前の横に作者名を載せても大丈夫かもお願いします。特に何もない場合はかつて後書きに載せたように載せるつもりでいますのでー!」







エスト
「それじゃあ私はそろそろ行くよ…アルカンジュに、よろしく」

緋色の空
「了解!」 
 

 
後書き
こんにちは、緋色の空です。
誕生日に更新したいと言ったけど無理でした。気づいたら8月6日を通り過ぎて夏休みがあと3日しかないです。夏休みを延長したい……。
てな訳で、災厄の道化(ミスフォーチュンクラウン)への質問募集しますー。

感想、批評、災厄の道化(ミスフォーチュンクラウン)への質問お待ちしてます。
うーん、次回は誰呼ぼうか…ギルマス行くか、メンバー行くか……私単独はつまらんし…。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧