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詩集「棘」

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いずれ来る別れを



気付いたらいつも…自分を偽って
人を好きになっても目を閉じていたんだ

君に恋をして…感じたことは
目を開かなければ君の姿見ていられないってこと

どうしてこんなに好きなのか…
自分ですら分からない
問いは増えるばかりで
解が出せないんだ…

いずれ来る別れを少しでも先に延ばして
ここで君を待つことを 許して
溢れ降る真夏の太陽の光
戯れに君の笑顔…映しているよ


カッコ悪くたって…これが僕だから
好きになってなんて言える訳もない…

今更のことで…笑っちゃうよね?
こんなにも我儘なんて自分でも驚いてる

君への恋しさ大空へ…
舞い上がって広がってく
考えても仕方無い
僕は僕だから…

いずれ来る別れを恐れて自分が見えずに
僕はきっと自分のこと騙して
埋まらないこの君との想いの差に
苦しんで哀しくても…待ってたいんだ…

いずれ来る別れを少しでも先に延ばして
ここで君を待つことを 許して
溢れ降る真夏の太陽の光
戯れに君の笑顔…映しているよ



 
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