| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

23偶然の再開


◇いのり

球技大会が終わったある日の放課後、リアスさんに呼ばれた私達四人は旧校舎に来ていた。

「教会からの使い?」

「ええ、ソーナ経由で私達に交渉を持ちかけてきたわ。もうじきくると思うわ」



私達は眷属として交渉の場に居ることとなりそれまで時間をつぶすことになった………このときまだ、私は知らなかった……葬儀社のころの仲間と再会することになるとは………




三十分後その再開は訪れる……



部室のドアがノックされ教会の使い四人が入ってくる。


「「「!?」」」

四人が入ってきたとき二人と私は目が合う、そして三人とも目を丸くしてしまう。
なぜなら、教会の使いの二人は葬儀社のメンバーだった、車椅子が特徴の篠宮 綾瀬(しのみや あやせ)と元気がよかった、ツグミ………


「ねえ、ゼノヴィア。交渉、あなたとイリナに任せてもいいかしら?」

「リアスさん。私、交渉の時にいなくてもいい?」

私と同時に綾瀬もゼノヴィアに聞いていた。

「かまわないが、どうかしたのか?」

「好きにしていいわ」

私と綾瀬、ツグミは部室を出て行く。



「本当にいのりんなんだよね?」

「うん……お化けじゃないよ?」

「いのり、あの後何があったの?あなたが悪魔なんて信じられないわ」

綾瀬が言いたいことは分かる。綾瀬とツグミは人間……私はヤマトの眷属でリアスさんの眷属悪魔…

「色々あった………涯とも戦った……」

二人はまた、目を丸くする。

「涯は生きていたの!?」

「綾ねぇ多分違うと思うよ。私達とおんなじで、あっちで死んだからこっちに転生したんじゃないかな?」

ツグミ……やっぱり頭の回転早い……

「そうよね………それで、涯は生きてるの?」

「ヤマトが殺った……」

二人は少し暗い顔をする。

「そうなんだ……それで、いのりん、ヤマトって誰?」

「僕のことだよ」

私が答える前に旧校舎の入り口からヤマトが入ってくる。

「あなたがヤマト?」

「そうだよ。改めて僕はヤマト。苗字は複数あるから覚える必要はないよ。よろしく。」

「私ツグミだよ。よろしく!」

「篠宮 綾瀬よ。なぜ、涯を殺ったのかしら?」

それは、涯が、私達を狙ったからだったかな?

「涯がいのり………真名を狙ったからだ。」

「それよりも、綾瀬とツグミはどうして教会に?どうやってこっちにきたの?」

私がいま、聞きたいことの二つ……

「教会にいたからよ。あっちではもう、六十年がたって私達は病気にかかって死んだらこっちにいたのよ」

綾瀬達も死んだの?なら……シュウも……

「残念ながら集とは会ってないわ。」

「そう…………」

私は顔を下に下げる。

その後も軽くは話し、部室に戻ると戦うことになっており、なぜか私が戦うことに………


続く 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧