| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「棘」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

遠回りして帰ろう



遠回りして帰ろう
君 想う時 重ねて…


いつかは傷つくことになる
そんなこと解ってたんだ…
走ってく多くの車なんて
みんな…見知らぬ他人
君がいないんだから…どうせ同じこと

飾り立てたって虚しいだけ
欲しいものなんて分かってるけど…

遠回りして帰ろう
君のいない 小さな道を
想いは巡って心に瞬いて
いつか君の想いと重なって
輝けたら…いいな…


とても大切な人は一人
君だけが僕を苦しめる
真っ白なマーガレットの花びら
君の…心 占う
想われない僕には…無意味なことだね

宵の陰にさえ 怯えている
会いたい想いが抑えられない…

遠回りして帰ろう
君のいない 淋しい道を
夕焼けの空 一人眺めながら
ずっと君のことだけ考え
溜め息を…吐いた…

遠回りして帰ろう
君のいない小さな道を
星を従え 登りゆく月影
ここが嫌で翔び立った君に…


Bye-bye…またね…




 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧