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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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二人の救世主の章
  第四十三話 マグノリア襲撃

 
前書き
章の名前はそのままですけど勘弁してください 

 
第四十三話 マグノリア襲撃

とある日のフェアリーテイル。だがいつもとは少し違った。最近になって有名な魔導士たちが相次いで殺害されている、というものだ

「最近に物騒ねぇ」

ルーシィが新聞を読みながらそう呟く

「だよねえ。有名な魔導士ばっかり狙われてるなんてね」

「心配すんなってレビィ!!」

「オレたちが守ってやるからよ!!!」

そう息巻くのはドロイとジェット。レビィに片思いしている二人組である

「でも何で有名な魔導士ばかり狙うんでしょう?」

そう疑問を抱くウェンディ

「さあな。なんか理由でもあるんじゃねえのか?」

「私が調べたところによると、殺された魔導士たちには一つの共通点がある」

エルザが皆に説明を始めた

「共通点?」

「ああ。皆、魔法の中でもかなり珍しい魔法を使う事だ」

「珍しい魔法?もしかして滅竜魔法とかか!?」

ナツが興味津々にエルザに聞く

「それはわからん。例えばこの『やぐら』という少年。この少年はこの歳でギルドマスターをしていたという。水の魔法を使うらしいが」

「ジュビアと同じですね!!」

「それが少し違うらしいが、詳しくは私にも分からん」

「でも皆気をつけてね。いつ襲われるか‥‥」

「なーに言ってんだよハッピー。オレたちは大丈夫だ。心配すんなって」

心配そうにするハッピー。しかしナツが慰めた

「私も怖いです‥‥」

「ま、愛しのキョウが今いないからねぇ‥‥ね、ウェンディ?」

怖がるウェンディを煽るカナ

「そ、そうじゃないですよぉ〜」










日も沈み辺りが暗くなった頃。ルーシィは聖霊のプルーとともに帰路についていた

「ホント、物騒ねぇ。私も有名になっちゃったから気を付けないと!!!」

プルーが小首を傾げた。そしてルーシィの自宅に着き、扉を開ける

「たっだいーーーー」

そこにはナツ、グレイ、ハッピー、エルザ、ウェンディ、シャルル、レビィ、ジュビアが居座っていた

「まぁーーー!!!!?」

「ここがルーちゃんの家かぁ」

「恋敵‥‥」

「多い!!多すぎるわっ!!」









ルーシィのツッコミもひと段落した。そしてエルザがこの状況について説明した

「なるほどねえ。それで私の家」

「ルーシィ。前の小説の続き読ませてくれよ」

グレイがルーシィの書きかけの原稿を手に取ると

「ダメェーー!!!読者第一号はレビィちゃんなの!!」

グレイは少し不安げな顔をした

「って、そういえばキョウって今どこにいるの?」

「なんだかヒイラギの街で調べ物があるって昨日から出掛けてます」

「ヒイラギねえ。なんでかしら?」






ーーーーーーーーーーーーーーーー

日が昇り街が日光に照らされる。いつも通りの朝が来た。店を構える店主はあくびをしながら眠たそうに店の準備をしたり、ギルドではミラジェーンがテーブルを拭いたり掃除をしたりしていた。そしてギルドのメンバーが次々とやってきて仕事に行く。いつも通りの日だと誰もがそう思っていた。だがーーーーーーー






街の外れの高台。辺りにはここらを警備していた評議員の亡骸が転がっていた

「へえー。ここがマグノリアかぁ。以外とでっかい街だねー」

「久しぶりに来たけど、随分とデカくなったねえマグノリアも、そしてフェアリーテイルも」

マグノリアの風景を見てそう言うのはライラとフレンダという女性は大人びて常にマスクをしている。フレンダは言葉を聞いたとおりにまだ少しばかりお転婆である。ピンクの髪にツインテールという髪型

「話はそこまでだ。ライラ、フレンダ」

彼女らを読んだのはコウガ。赤い髪型特徴な男性

「作戦を決行する。すでにアレスとレイは街には入っている。ゼツ」

「はぁ〜い」

ゼツと呼ばれた者は見た目からして人間ではない。体の半分が白でもう半分が黒く、顔の周りにハエトリ草のようなものがあるからだ

「お前は通信係だ。何かあったらオレに連絡しろ」

「わかった」

するとそこに

「事はうまく運んでいるか?コウガ」

グルグルと渦を巻き現れたのはヒイラギの街でキョウたちを襲撃した仮面の男

「心配するな。九尾は確実に捕る。あんたは残る『尾獣』を狩ったらどうだ?」

「相変わらずな奴だな。成功を願うぞ」

そして再び渦を巻き消え去った

「ああ言う男はどうも好きになれないねえ」

「ライラ。やってくれ」

「はいよ」

ライラは全身に力を込めると背中から全身が黒く仮面をつけた人型の化け物が四体出現した。

「さぁ。作戦開始だ!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

ライラの背中から飛び出した黒い四体の化け物はそれぞれ火、水、土、雷、風の性質を持つ。一つ一つがとても強力である

その化け物たちは飛行し街へと散らばる。口をカパッと開きそれぞれの属性の魔法を繰り出す。火遁で辺りの建物を燃やし、風遁でカルディア大聖堂を粉々にし、土遁で地面を盛り上げ人々を奈落へと落とし、雷遁で辺りに雷を発生させ街を破壊していき、水遁で街の住人たちを溺死させていく。そんな残虐行為が当たり前のように起こった。無論マグノリアにいた人々たちは逃げ惑う。所々で恐怖からの悲鳴が聞こえる。子供が持っていたであろうぬいぐるみが地面に落ちるが人々はそれを気に止めずにそれを踏み潰しながら逃げ惑う

無論妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士たちも気が付かないわけがない

「な‥なに!?」

「見ろ!!街が襲われてる!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

街から爆音と悲鳴が交錯する。街の至る所から煙が上がりこの街唯一の魔導士ギルドである妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士たちは立ち上がる

「マスターがいない今、私が指揮をとらせてもらう」

指揮をとるのはエルザ。みんなはそれに納得しエルザの指示に従った

「マグノリアを好きにさせてたまるかよ!!」

その時だったーーー皆が気合を入れギルドを出ようといた瞬間に突如爆発が起こったのだ

「な‥なんだ‥‥一体?」

幸いにも怪我人はいなかったが皆は困惑している

「ここが妖精の尻尾(フェアリーテイル)か‥‥以外とデカイな」

「そんな事よりアレス。今はマスターマカロフが不在のようだ」

「ほう。そいつは重畳」

背中に包帯を巻いた大刀を背負った男と少し小柄な青年

「お前たちが街をおそっているのか!?」

エルザがギロっと二人を睨みつけ問う

「その通りだ妖精女王(ティターニア)のエルザ」

それをレイが受け答えた

「それとーーーー」

レイを見た途端にとある人物の身体がガタガタと震え出した地に膝をついた

「久しぶりじゃないか」













「ジュビア」

いつものジュビアとは違う。そこにいた者全てがそう感じた

「な‥なぜ‥‥なぜ‥兄さんが!!?」

レイ。それはジュビアの兄だった。しかし兄弟の再開だというのにジュビアは膝をついてしまうほど恐怖していた。これは何かあると踏んだグレイは氷の造形魔法の構えをしジュビアを守るように前にたった

「ジュビアのアニキだかなんだか知らねえが、街を襲ってるってのは事実だ。おい、ジュビア!!しっかりしろ!!」

グレイの呼びかけにもジュビアは自分を抱き身体をガタガタと震わせていた

「火竜の鉄拳!!!」

ナツが突如としてレイに突っ込んでいった

「くだらん」

ナツの攻撃を難なく受け止め投げ飛ばした

「おわっ!!」

「そこのガキ()滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のようだな」

「ア!?」

「アレス。もう変化の術とやらは解いていいだろう」

アレスはニヤッと笑う。アレスが白い煙で覆われ、それが晴れると全く別の人物になっていた

「アレス。というのは偽名でしてねぇ。本当の名は『干柿鬼鮫』と言います。あなた方魔導士が毛嫌いする"忍び一族"の生き残りです。以後お見知りおきを」

「干柿鬼鮫だと!?」

「エルザ知ってんのか?」

「ああ。前にヒイラギの街での一件の後に忍び一族について少し調べてみたんだ。そうしたらどうやら奴は『忍刀七人衆』の一人で怪人と恐れられた奴らしい」

「おやおや。私のことを知って頂けているなんて光栄ですよ妖精女王(ティターニア)

鬼鮫とエルザの会話をレイが遮った

「そんなに喋っていていいのか?こうしている間にも街は壊され、人々は殺されていっているぞ」

「そうだ!!行くぞみんな!!!」

「「「「おおおおおおおっ!!!」」」」

「オレたちが」

「ここを通すとでも?」

街へ出るための通路をレイと鬼鮫が立ちはだかる

「お前の相手はこのオレだーっ!!」

「干柿鬼鮫!!貴様は私が仕留める!!!」

ナツとエルザが二人の前に立ちはだかる

「お前たちは街で暴れているやつを止めるんだ!!」

メンバーは街を救うため、ギルドを飛び出していった





「相手になりましょう。エルザ・スカーレット」

「望むところだ!!換装!!黒羽の鎧!!」

エルザは羽のついた黒を基調とした鎧、黒羽の鎧を換装し剣を構えた。鬼鮫も背中の刀を構えエルザに向けた







レイとナツ。二人が睨み合い対峙していた

「火竜か。ならオマエはオレには勝てない。決してな」

「そんなのやってみなくちゃ分かんねえだろ」

「わかるさ。オマエは火竜。そしてオレはーーーーーーーー






火竜をも消し去る水竜だからだ!!」

第四十三話 完 
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