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FAIRY TAIL 魔道を歩む忍

作者:コロナ
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日常
  第四十二話 明と止水

第四十二話 明と止水

とある日の妖精の尻尾(フェアリーテイル)。マカロフの頼みでルーシィ、レビィ、ミラジェーン、ウェンディ、シャルルのメンバーで倉庫の整理をしていた

「ごめんなさいね。手伝ってもらっちゃって」

ミラジェーンは他の四人にそう謝るが

「いいんですよミラさん。どうせ暇だったし」

ルーシィはそう言い作業を続ける。そんな中レビィは

「うわぁ。懐かしいなこの絵」

レビィが見つけた古い絵は昔リーダスが描いた皆が集合絵だった

「ナツにこんな小ちゃい時があったんだー。かわいい」

「見てみてシャルル。小さいハッピーもいるよ」

「ホントね」

その集合絵が挟んであった本から3枚の絵がヒラリと落ちた

「何だろう?これ」

ルーシィがそれを拾いその絵を見る

「うわぁ〜綺麗な人」

「え?どれどれ?」

レビィもそれを見て見とれる。その他に背中に刀を納めどこかキョウに似た青年とその二人が一緒に描かれている絵があった

「ねえ。この人キョウに似てない?」

「ホントですね」

「それにしても誰かしら?」

ミラジェーンが疑問を抱く

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士じゃないの?だって紋章があるわよ」

シャルルがギルドの紋章が刻まれているところに指を指した

「ホントだ」

「でもわかんないわね。マスターに聞いてみよう!」

ルーシィがそう意気込むが

「マスターは今出かけちゃってるわよ」

「だったらギルダーツに聞い見るってのはどう?」

一同同意し、ギルダーツにの元へいった








「と言うわけでこれが誰なのか教えてくれない?」

ミラジェーンがギルダーツに問いかける

「おおっ!!懐かしいなぁ!『アカリ』と『シスイ』の絵じゃねぇか!」

そのアカリとシスイが描かれた絵を見て懐かしむギルダーツ

「アカリ?」

「シスイ?」

ルーシィとレビィが小首を傾げ疑問を抱く

「誰だろう‥‥?」

ウェンディもまた同じだった

「一体どういう人たちなの?」

「決まってんだろうが。こいつらはなーーーーー












キョウの両親だよ」

「え?」

「えええええええっ!!!!?」

思いがけない答えに四人と一匹は大声をあげた









「今戻った」

そこにキョウが仕事を終えギルドに帰ってきた。大声をあげている五人を疑問に思う

「どうしたんだ?」

そこへレビィがキョウに駆け寄る

「ねえ!!この絵の二人がキョウの両親って本当!!?」

キョウはその絵を見て驚愕する。そこにはまぎれもない両親が描かれた絵だった

「何故この絵がオレの両親だと?」

「ギルダーツが教えてくれたんだ」

キョウはすぐさまギルダーツに駆け寄った

「オイ!おっさん。父さんと母さんの"性"は言ってないだろうな!?」

小声でギルダーツに言う

「安心しろ。言ってねえよ」

一安心するキョウだった

「しょうがねえ。二人の事を話してやる」

キョウも知らない両親の話。内心ワクワクしていた。その話に食いついてきたのが先ほどの四人と一匹


ーーーーーーーーーーーーーーー

ギルダーツside

今から15年以上前になるか。ここ妖精の尻尾(フェアリーテイル)には昔シスイとアカリっつう魔導士がいたんだ。アカリはとにかく美人でな。オレが何度言い寄ったか‥‥。それにあいつは小説好きでな。ま、ルーシィ見てえなもんだな。そんで自分の体験した事を小説にして出版したら、そりゃあもう大売れでな。それを見て魔導士を目指した者が多くいたそうだ。
それとシスイってやつはとにかく強かった。オレと互角かそれ以上だった。やつの幻術はとにかく強力だったぜ。でも、やつは病弱でな。不治の病を患ってやがった。んで、そのうちアカリと結婚してな。当時はそりゃあもうシスイは羨ましがられてたさ。あんな美人と一緒になったんだからな。しばらくしてアカリが妊娠してここを辞めてった。シスイはそのまま残った。アカリを養わなきゃいけねえからな。だが無理が祟ってか奴の病気は悪化しちまってな。仕事に行く途中の森の中で死んじまってた。あの野郎、オレと決着を付けねえまま逝っちまいやがった。そんでシスイが死んじまってから10年たったある日にアカリの住む村が襲われたって聞いて駆けつけたら村は壊滅してた。言葉が出なかった。ただ一人だけ生き残ってる奴がいた。それがキョウだ。オレはしばらく修行をつけてやった。流石に魔法は教えられなかったがな。その後にキョウは旅に出て行った。どこかシスイに似ている。オレはそう思ったんだよ

ーーーーーーーーーーーーーーー

「ま、こんなとこだな。なんか重てえ話になっちまったがな」

「そうだったのか‥‥父さんと母さんが元妖精の尻尾(フェアリーテイル)‥‥」

「そうか‥キョウの両親って死んじゃってたんだね‥‥」

「ああ。この万華鏡写輪眼もあの時に開眼した。だが父さんと母さんの話が聞けてオレは良かったと思ってる」

「なんかしんみりしちまったな」

そこへーーー

「今戻ったぞい。ん?」

マカロフが帰ってきてそのしんみりした状況を見た

「どうしたんじゃ?」

「今アカリとシスイの話をしてやったんだよ」

「ほーそうじゃったのか。ところで性は言っておらんだろうな?」

「それ、キョウにも言われたよ。言ってねっての」

キョウと同じく一安心したマカロフそこに仕事から帰ってきたナツ、グレイ、ハッピー、エルザ。ナツとグレイは帰ってくるや否や喧嘩をしそれをキョウが止めに入るが巻き込まれ最終的には三人で喧嘩していた

「じゃが、キョウが忍び一族だということがバレるのは時間の問題かもしれんな」

「バレたトコであいつらの態度が変わるとは思えねえけどな、オレは」

「ま、そうじゃろうな」

第四十二話 完 
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