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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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俺達の家(ギルド)

◇ヤマト

妖精の尻尾に行った翌日、俺とウェンディちゃんは妖精の尻尾のギルドマスターのマカロフと魔法評議院に向かいギルドの名前やマークなどの書類を作り正式に魔導士ギルドを立ち上げられることになった。
問題は場所だったのだが、評議院のヤジマさんがマグノリアの土地を安く売ってくれたりマカロフさんが祝として建物を建ててくれるそうだ。
さすがにそこまでしてくれるのにタダとは不味いので俺は一週間ほど、妖精の尻尾の料理人として腕をふるう事にした。

────────
それから一週間
────────

マカロフさんが建ててくれた(正確にはマカロフさんが頼んでくれた)家が完成したらしいので俺やなのは達はそこに向かっていた。

「どんな家になったか楽しみだねヤマト?」

「そうだな、俺も早く見てみたいなぁ」

ここにいる全員は土地の場所は知っているがこの一週間は誰も近くまではきていない、さらにマカロフさんに頼んで建物も見えなくしているので遠くからも見えなくしている。

「パパ!なのはママ!見てみて!」

「どうしたのヴィヴィオ…………」

なのはの言葉が止まる、その理由はヴィヴィオが見てと叫んだ方には俺たちのギルドがある場所だったからだ。

「ここまですごいとは思わなかったな……」

俺達の前には俺達のギルドマークがついている門と門を優に越える大きさの建物が建てられていた。

「家って言うか城だなこれは……」

「そうやな、城やな…」

妖精の尻尾の建物とあんまり変わらない大きさの建物だがら驚きだ。それを立てる場所を売ってくれたヤジマさんと建ててくれたマカロフさんに感謝しか無いな

「取り敢えず入ろうか……」

「う、うん。そうだね」

軽く動揺しながらも建物の中に入っていく。

「まって、おったぞ!」

中には妖精の尻尾のギルドマスターのマカロフさんがいた。

「マカロフさん、こんな、大きな建物を建ててくれてありがとうございます」

「気にするでない、ギルド立ち上げの前祝いじゃ」

今前祝いって言いましたよね?他にも何かする気なのか?

「さてと、これから、うちのギルドに向かうぞ。ギルド立ち上げの祝いじゃ!」

これは、あれだは。宴の口実にしたな絶対

俺達は妖精の尻尾に連れて行かれ中では、俺達の到着を待っていたかのように中に入った瞬間喜びの声などが聞こえた。

「若きギルドマスターと新しいギルド『〈放蕩者の茶会(デボーチェリ・ティーパーティー)〉』に乾杯じゃ!」

『乾杯!』

マカロフさんの一言で宴が始まる。はっきり言ってかなり、居心地が悪い。宴はうれしいけどめったにこんなことをしないから緊張している。スバル、ヴィヴィオをのぞいてだが。スバルとヴィヴィオはすでに食事に食らいついている。

「さすが、スバルとヴィヴィオだな……」

「そうね、さすが、スバルだわ」

スバルが食らいつき始めたおかげで少し緊張がとけ、みんな食事をし始める。俺はウェンディちゃんを横で見ながら前の席のティアナと話している。

「ねぇ、ヤマト。お願いがあるの………」

「なんだ?」

ティアナからのお願いはかなり珍しい

「あたしに魔法無しの近距離戦闘術を教えてほしいの」

魔法無しの近距離戦闘術……武術の事だな。なぜ、武術なんだ?

「まあ、良いがどうして教えてほしいんだ?教えてほしいって事はそれなりの理由があるよな?」

「もちろんあるわよ、あたしは執務官になることが夢だったでしょ?」

「そうだったな」

「私は執務官になれたけどそこで次の目標を考えたの」

夢を叶えたら次の夢を見つけるか、ティアナらしいな

「それで、目標と武術にどういう関係があるんだ?」

「関係があるのよ。あたしの次の目標はヤマト、あなたよ」

なるほど、読めたよ。俺を越えるために魔法無しでも戦える用になりたいとそういうことだな。

「そう言うことか、魔法無しでも戦えるようになって少しでも俺に追いつきたいと?」

「えぇ、そういう事よ。お願いヤマト」

まあ、いいか。独学だけど………少し違うか、スバル、ギンガさんのシューティングアーツ、ミッド式のストライクアーツ、アインハルトのベルカ式のガイザーアーツを組み合わせたミッド式、ベルカ式混合ハイブリッド格闘術『アルティメットアーツ』だけどな。

「いいぞ。でも、かなりきついぞ?」

「そのくらい覚悟の上よ」

さすが、ティアナと言える覚悟だな

「それと、お前の身体だとアルティメットアーツを覚えたとしても実戦では使うのは難しいからな」

「どうしてよ!」

「それはな、お前は女性で男の俺より力が無く物理攻撃の攻撃力が皆無に等しいからだ。まあ、それの対処法も教えるがな」

まあ、ヴィヴィオみたいに魔法での肉体強化だがな

「そう、方法があるならいいわ。明日から御願いねヤマト」

「あぁ、ティアナ」

ティアナは席を離れた。

続く 
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