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詩集「棘」

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たった一人の休日




春先の冷たい雨
目の前には冷めた珈琲
人波の喧騒に
心 追いつかない…

考えないようにしているつもりで
いつも君を想い出す
それがとても…辛くて…

たった一人の休日を
僕は自由に過ごせない
どこへいても想ってしまう
君のいない休日を
ただ一人…噛みしめる


芽吹く春の草花
解けた雪の小さな流れ
人知れずうつろい逝く
君のいない時間

もう重ならないありふれた日常を
どうにか僕はやり過ごす
それがとても…苦しくて…

この一人の休日を
君と一緒に過ごせたら
きっと僕は幸せで…
ここに君のいない日々
ただ一人…噛みしめる…

たった一人の休日を
僕は自由に過ごせずに
君とのことを思い出す
黄昏逝くこの世界

ただ一人…眺めてる…



 
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