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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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番外編inIS

◇ヤマト

「久しぶりだな、ここも……」

「う、うん」

「そうだね、五年ぶりだけどこっちでは二年ぶりになるのかな」

俺と簪、姉さんのシャルロットの三人超さんの魔法で五年前に出会い過ごしたIS学園の前にきていた。

「で、なんで、変装しているのヤマト?」

「みんなの驚く顔を見たいしどこまで強くなったか見たいんだよ」

「でも、なんでなのはさん達なの?」

俺達が変装………幻覚で周りに見える姿は俺が高町なのは、姉さんがフェイト・テスタロッサ・ハラオウン、簪が八神はやてになっているしかも全員17歳の姿でだ。

「特に意味は無いけど三人は幼馴染って事にすると三人が良かったんだよ。それと、人前でしばらくは口調や名前をしっかりね?」

「わかってるよ、なのは」

「そうやな、なのはちゃん」

あははは、完全に役にはいってるよ、俺が言ったけどな

「フェイトちゃん、はやてちゃん、そろそろ、入ろうか」

「そうだね、なのは」

「そうやな、なのはちゃん」

俺達はIS学園の門をくぐり抜け少し歩いていくと黒い服を着た女性が立っていた。

「部外者は立ち入り禁止だ、出でってもらおうか」

「私達、ここの生徒ですよ?織斑先生?」

学園の制服を着ているが部外者に当てはまるのは必然で織斑先生の記憶やデータを見ればすぐにわかるのは確かだ。

「お前たちなど、ここにでは見ない顔だ、何が目的だ?」

ですよね、まあ、目的は言ってもいいか

「三年の専用機持ちと布仏(のほとけ)本音(ほんね)さんに、会いに来ただけです」

「なぜだ?」

う~ん、どうしよう、まだ、誰にもバレたくないしな、軽く嘘を混ぜるか

「二年前に助けてもらったときに知り合ってからあっていないので会いたくなったの」

「なら、なぜ、外で会おうとしない?」

本当、めんどくさい、先生だこと

「電話番号やメールアドレスを聞きそびれたからです」

「もう良い、三年の専用機持ちと布仏をここに呼んでやる」

いや!ここに呼ばれても困ります!

「でしたら、第三アリーナに呼んでもらえませんか?」

「なぜだ?」

「私達も専用機持ちなので、模擬戦がしたいのでお願いします。」

やばいなそろそろ、この人なら気づきそうだ

「ち………仕方ない、呼んでやるから付いて来い」

やっぱり気づいてそうだな



「ここだ」

「ありがとうございます」

俺達は第三アリーナに案内された。
そこに一夏を含めた三年の専用機持ちと本音がいた

「織斑先生、そちらの方々が?」

「あぁ、そうだ」

俺達を見る一夏達の雰囲気と仙術のでの気の流れを確認し心の中で成長したと感じた

「久しぶり、みんな、元気にしてた?」

一夏達は誰だって顔をしている

「忘れたの?私だよ、高町なのはだよ」

「あなた達のことは知りませんわ」

まあ、そうだろうな、俺達三人のことは誰も知らないだろうな

「覚えてないなら模擬戦で思い出させてあげるの!」

「いいわよ、知らないけど相手になってやるわ」

鈴も火が入ったな、あとは、千冬さんが許可を出せばいいな

「本当は部外者にアリーナを使わしたくは無いが仕方ない、お前達全力で叩きつぶしてやれ!」

「「「「「はい!」」」」」

その、やる気を叩きつぶしてやるさ!



第三アリーナの一つのピットでは俺達三人が準備をしていた。

「フェイトちゃん、はやてちゃん、準備はいい?」

「いいよ、なのは」

「こっちもや!」

俺達三人はISを起動させる。
装着したISは俺のが黒いダブルオー、姉さんのはケルディムの後継機オレンジ色のガンダムサバーニャ・カスタム、簪はストライクフリーダムの後継機だ。

「ダブルオーガンダム・ダークネス 高町なのは行きます!」

「ガンダムサバーニャ フェイト・テスタロッサ・ハラオウン狙い撃つ!」

「リザルトフリーダム 八神はやて行きます!」

俺達三人は同時にピットから飛び立つ。
アリーナには既に一夏達がいたが、俺達は四人のISの変化に少し驚いた。それは向こうも同じで二年前の俺達の機体にどこか似ているのに驚いていた。

「フリーダム?」

「ダブルオー?」

「ケルディム?」

「なんで、あなた達がその機体達に乗っている!」

「勝ったら教えてあげる!」

乗ってる理由=俺達の正体だ、そう簡単に教えることはできないな

「勝たせてもらうぜ、『白式UC(ユニコーン)』!」

「行きますわ『Hi-ν(ハイニュー)ティアーズ』!」

「行くわよ『甲龍M(マスター)』」

「行くぞ!『シュヴァルツェア・レーゲンG(ガイア)』」

「勝たせてもらう『紅椿J(ジャスティス)』」

俺達の模擬戦が始まる



一夏の雪片と俺のGNソードⅢと鈴の双天牙月と簪のラケルタ・ビームサーベルが衝突し、それだけで凄まじい衝撃波がアリーナを覆った。

「二年前よりやるの」

「二年前よりやる………」

「まだまだ、これからだぜ!」

「私の本気を見せてあげる!」

すると、鈴の機体の肩の真上に浮いている巨大なユニットが少しずれた。俺と簪はそれが何かわかってるから鈴のそばから離れようとすると一夏からのビーム攻撃に邪魔をさせたがなんとか離れることができた。その直後


ドカーン!

見えない何かが俺がいた地点をクレーターに変えていた。

「凄いわ、龍咆を初見で避けるなんて……くっ…」

感心していた鈴を襲ったのは姉さんのサバーニャからの援護射撃だ。こちらにもセシリアからの援護射撃がくる

「くっ、ビットと機体での同時攻撃か!はやてちゃんはせっちゃんを!フェイトちゃんは箒を!私が他をやる!」

「「了解!」」

簪はセシリアの方に姉さんはその場から動かず箒をロックオンする。俺は一夏と鈴、ラウラを相手にする。

「くっ………」

一夏と鈴の特攻にラウラの支援砲撃、さすがのコンビネーションに俺は苦戦する

「オーライザーに換装……」

さすがにダブルオーガンダムではきついので、オーライザーに換装する。

「黒いダブルオーライザー………お前ヤマトか?」

「教えないの!」

俺のGNソードⅣと一夏の雪片がぶつかり合う

「くっ………ヤマト何だろ?答えろ!」

「答えなくてもわかってるよね?」

もう、ここまででいいだろう。

「ヤマトなんだな?」

「そうだぜ、一夏、ラウラ、鈴」

楽しめたしもう、いいよね。

「お前に女装趣味があったんだな」

「一つ誤解だが、女装ではなく幻覚だからな?」

俺には女装趣味は無い!

「ここからは全力全開だ!」

トランザム………

ダブルオーライザーの装甲が赤く光り出す

「なら、『デストロイモード』」

一夏の白式のみぞの部分が赤く光り出す

「ウオォォォォォ!」

「ハアァァァァァ!」

俺と一夏の攻防をハイパーセンサーや目視で見ようとしても映ることは無いだろう。それほど早いが、機体性能で押されているのは一夏だった。

「終わりだ一夏!」

「負けるかぁ!」

同時の攻撃だったが、元々燃費が悪い白式のエネルギーが0になり白式は解除される

「いまだ、姉さん!」

『OK!』

姉さんはサバーニャのシールドビットを展開する

『乱れうつ!』

姉さんのビームライフルからのビームをシールドビットではじく、相手をマルチロックシステムでロックオンしているから全て相手の方に向かっていくのだ。
最後に駄目押しのライザーソード、フルバースト、オールレンジアタックで、模擬戦が終わった。



続く 
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