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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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53.5バレンタイン

バレンタイン前日、グレモリー城では女性陣が、特にシャルロット、簪、小猫、アリサ、オレーシャ、リアスの6人がヤマトの為に動いていた。

◇シャルロット

「やっぱりうまくいかないな~」

僕の前には失敗したクッキーがおいてある

「やっぱり、誰かに教えてもらった方がいいのかな?」

「ふふ、手伝いましょうか?」

僕が振り向くとグレモリー眷属の女王の朱乃さんがいた

「朱乃さん!?」

僕は少し驚いた、リアスさんも同じことを考えているから朱乃さんもリアスさんを手伝っていると思ったから

「いいんですか?」

「はい、リアスは自分で作れますので」

朱乃さんがいいなら………

「お願いします……」

「わかりましたわ」

これで、なんとかなった…

◇オレーシャ

今、私はアリサと一緒にヤマトにあげるチョコを作っている。ご存知の通りアリサは料理はアレなので私が一緒に作っている

「これで、いいよ、アリサ。おつかれ」

「ようやく完成しました……」

不安な顔をしているアリサ、まあ、向こうで何度か第一部隊に料理を振る舞ってヤマト以外を気絶さていたもんね。

「大丈夫だよ、アリサ。ヤマトなら愛があれば喜んでくれるよ」

「は、はい」

さて、私も作らなきゃ

◇簪

私は今、困っていた。ヤマトにあげるものが決まらない、好みがわからない。ヤマトなら何でも喜んでくれそうだけど

「はぁ~」

「どうしたネ?」

「超 鈴音(チャオ リンシェン)さん……」

ドアの前にネギ君の眷属、兵士超 鈴音さんがいた

「ノックしてから入ってきてください…」 

「ちゃんとしたネ。バレンタインのあげる物をかんがえてるネ?」

顔に出ていたのかな?

「はい………」

「ヤマトはケーキが好きネ」

なんで、知ってるんだろう?

「なんで、しってるんですか?」

「ナイショネ」

そういって部屋を出て行く超さん。私も作ろう

◇小猫

「姉さま………離れてください………」

「嫌にゃ」

「………」

私は今、ヤマト先輩にあげるチョコを作っているのですが………姉さまが、離れてくれません。

「どうしてもですか?」

「チョコをくれたら離れるにゃ」

妹のチョコねらいですか………

「ヤマト先輩にあげるのでダメです」

「なら、離れないにゃ!」

どうしましょうか………邪魔ですし、力ずくにでも、離れてもらいます

「なら、力ずくに引き剥がします……」

私はボンゴレリングに炎を灯し、私用に作られた『晴れのボンゴレボックス』に炎を注ぐ

「お願い『白虎』………」

ボックスから出てきたのは四聖獣の白虎、ヤマト先輩が、ツナさんと、リボーンさんと相談して作ったボンゴレボックスの一つです。ボンゴレリングの所有者にはボンゴレボックス、マーレリングの所有者にはマーレボックスが渡されていて、私は二つのリングの所有者なので、どちらとも持っています

「姉さまはしばらく白虎と遊んでいてください」

「は、離れるからゆ、許してにゃ?」

遅すぎます。

「無理です。白虎………行って…」

姉さまは白虎に追われて居なくなりました。これで、静かにやれます。

◇リアス

「うん、上出来だわ」

私の前にはかなり豪華なチョコレートケーキがおいてある。バレンタインにヤマトと一緒にいられるはじめてなのだ。他のみんなもヤマトに作っているけど、負けないわ!

グレモリー城での静かで激しい女の戦いの中、別の次元でもそれは、あった。

◇八神家

ここはミッドチルダの八神家、今日八神家にはヤマトの妻の高町なのはとフェイト・テスタロッサ・ハラオウンとなのはの娘達のヴィヴィオとアリア、フェイトの娘、キャロが押し掛けていた

「ほんで、明日はバレンタインだから、ヤマトに何かあげたいわけやな?」

「「「「「はい(そうなの)(うん)」」」」」

五人の目的は同じで、ヤマトにバレンタインで贈り物を作ってあげたいらしい

「まあ、友達やし、うちの師匠でもあるヤマトや、うちも手伝うわ」

こちらはこちらで共同作業で作ることになった。

こうして、バレンタイン当日を迎えた

◇ヤマト

今日は朝から、リアス、簪、姉さん、アリサ、オーレがピリピリしていた。俺、何かしたかな?
そんなことを考えているとグレイフィアさんが俺にお客さんがきたと知らせてくれた。

「なのは、フェイト、ヴィヴィオ、アリア、キャロ、エリオ、スバル、ティアナ、はやてさん、シグナムさん、リインさん、リイン、ヴィータさん!?」

お客さんはシャマルさん、ザフィーラを除いた、向こうの仲間と妻と子達だった

「ヤマト、ひさしぶり」

「「パパ!」」

「「「「「「「「……………」」」」」」」」

キャロとヴィヴィオは抱きついてくる、なのはは微笑む、他のみんなは……フリーズしていた

「や、ヤマト、ほんとにこの城がヤマトの家なの?」

「そうですよ、フェイト。ここがこちらでのマイホームのグレモリー城です。そうですね、まだ、こちらでの自己紹介はしていませんでしたね」

なのはとヴィヴィオ、リイン以外は不思議な顔をしている。
俺は向こうで一度出したフェニックスの翼を広げる

「俺は、ヤマト、ヤマト・グレモリー、悪魔で聖獣フェニックスだ」

「「「「「「「「「……………え?」」」」」」」」」

こちら側にいたリインと一度こっちにきたことがあるなのはとヴィヴィオ以外再びフリーズしてしまう。

「ふ、フェニックスってあの不死鳥よね?」

「そうだよ、ティアナ」

「あ、悪魔ってあの絵本に出てくる悪魔だよね?」

「そうだよ、スバル」

あれ、悪魔とフェニックスの話、話したけどもしかして信じて無かった?てか忘れてた?

「あははは、マジかいな」

あれ、もしかして話してなかったかな?

「それで、今日はどうしだの?シャマルさん、ザフィーラがいないから、遊びに来たってよりも何か渡しにきたのかな?」

「実はそうなの……」

今日って何かあったかな?まあいいや

「わかったリビングに案内するよ」

俺はみんなをリビングに案内すると、リビングにはリアス、簪、姉さん、アリサ、オーレ、小猫がいた

「あら、ヤマト、ちょうどよかったわ。ヤマトに渡したい物があるの………全員同じ内容ね」

今日、何かあったかな?

「ヤマトはわかってないと思うけど今日はバレンタインよ」

バレンタインかそう言えば今日だった気がするな………この人数のチョコ食べれるかな?

「と、言うとこの場の全員同じ目的ってこと?」

「そうなるわね」

あははは、俺の胃持つかな
はっきりいって、この日の俺はチョコにトラウマを持ってしまった。

姉さんのクッキー、白音やアリサ、オーレ、スバル、ティアナのチョコまでは良かった、ここからが問題で簪や八神家(人数分)のチョコケーキ、なのは、ヴィヴィオ、アリア、フェイト、キャロ、エリオのチョコレートと生クリームのケーキ、リアスのやたら豪華なチョコレートケーキを一人で完食した。なのは、フェイト、姉さん、白音、キャロ、ヴィヴィオ、簪、リアスに『あ~ん』をされながら。さらに困ったのは……

「あ、あの、なんで、リアス、リボンつけてるの?」

「私自身をヤマトにプレゼントよ………」

顔を赤くしながらリアスがそう言ってきたのは周りの目が痛かった。

続く 
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