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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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22意志の力なの!



「なのはちゃんッ!!ヤマトッ!!」

「大丈夫ですかッ!?」

玉座の間に辿り着いたはやてとリインは、扉をぶち抜いて中に突入する。

「はやてちゃん!リイン!」

「八神部隊長!リイン曹長!」

◇ヤマト

八神部隊長とリイン曹長が王座の間に来てくれた、これで脱出できると思ったが

「あかん!魔力結合できへん!」

そう、王座の間では、魔力結合が出来なくなってしまっているのだ

「歩いていくしかあらへんな……」

「でも、なのはさんが……」

リイン曹長がなのはさんの心配をする。ヴィヴィオとの戦いの後で歩くだけでもかなり厳しい状態だ

「とりあえず出ましょう」

王座の間から出ようと歩き出すと入り口が修復され完全に閉じ込められた。

「閉じ込められたか………」

「魔力結合は出来へんしどないしたら……」

ダブルオーライザーはモード反転を使ったためにしばらくは使えない、デバイスもAMF内ではゆりかごの装甲を破壊できる魔力結合が出来ない。
ボンゴレリングの力を使っても俺一人ではたかがしれてる……まてよ?…一人ではダメなら仲間とやればいい

「なのはさん、八神部隊長、ヴィヴィオ、ここから脱出するために力を貸して欲しい」

「脱出する方法があるんか?」

「はい、ボンゴレリングの力を使います!」

ボンゴレリングなら俺達の力になってくれるはず!

「他に方法はあらへんしな、ヤマトに任せる」  

「ありがとうございます。リングを付けている手を前に」

四人はボンゴレリングを前にだす

「願ってください、生きたいと……帰りたいと!」

四人は目をつぶり願う

「(俺達をゆりかごから脱出させてくれ!)」

全員が願うとリングが光り出し王座の間を光が包むとその場の全員が消えた。



「ふぇ!?」

「どうしてや!」

「落ちるです~」

王座の間から消えた者達は上空に転移され現在落下中

「……」

「ヤマト?」 

なのはさんが俺に声をかけられるがおうとうはない

「ヤマト!?」

俺の体は支える物が無くそのまま転落していく 

「「「ヤマト!?」」」

「ヤマトパパ!」

なのは、はやて、リイン、ヴィヴィオが叫ぶが届かず落ちていく

『世話が焼ける主だ』

その場にいない声が聞こえるがその場には誰もいない。

『主、ヤマトは助ける!』

ヤマトの体が光とそこにはもう一人、この場にいないはずの女性の姿があった

「リイン……?」

「リインさん……?」

その姿はなのは、はやての古き思いでの仲間に………初代祝福の風リインフォースの姿と同じだ

「お久しぶりです、はやて、なのは…」

「あなたはあの時に消えてしまった筈…」

初代祝福の風リインフォースははやてとその守護騎士達が関わった『闇の書事件』で闇の書と共に消えてしまったはずだった

「私もよくは分かりませんがあの後私は主、ヤマトの中でフェニックスとして再生されました」

「その話はまた、後でやな、みんなかなり疲れてるしな」

ゆりかごは本局により破壊されこの事件は終わりを迎えた

続く 
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